【2024】法人向けアルコールチェックアプリおすすめ9選
2023年12月より、白ナンバーにもアルコール検知機を使用したアルコールチェックが義務化とされました。安全運転管理者は従来の業務に加え、アルコールチェックの結果を確実に記録・保存する必要があります。そこで、業務効率化を図る手段のひとつとして活用したいのが、アルコールチェックの記録と保存が簡単にできるアプリです。
この記事では、アルコールチェックアプリの機能や種類、導入のメリットに加え、おすすめのアルコールチェックアプリをご紹介します。リスクマネジメントの強化や社内のDXを推進したいとお考えのご担当者様はぜひご一読ください。
【無料】3分でわかるSmartDrive Fleet Basic クラウド型アルコールチェック機能
SmartDrive Fleet Basic アルコールチェック機能の概要についてご紹介します。
目次
アルコールチェックアプリとは
アルコールチェックアプリとは、測定器に息を吹きかけて酒気帯びの有無を確認するアルコール検知器とスマホアプリを連動させ、アルコールチェックの結果を自動で記録することや、クラウド上で記録を保存することができるアプリのことです。
記録と保存以外にも、規定値が超えた場合にアラートで知らせる機能、なりすまし防止のためのカメラ機能などが搭載されているものもあります。
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アルコールチェックの義務化について
2022年4月1日に施行された改正道路交通法で、安全運転管理者によるアルコールチェックの業務が白ナンバー事業者にも義務づけられました。
改正以前は、タクシーやトラックなど、人やモノを有償で運ぶ“緑ナンバー”事業者にのみ、運転前後に1日2回のアルコールチェックが義務付けられていましたが、2021年6月に千葉県八街市で起きた飲酒運転トラックによる死傷事故をきっかけに、飲酒運転事故の厳罰化が進み、今まで対象外とされていた白ナンバー事業者もアルコールチェックが義務化されました
運転前後におけるアルコールチェックの実施と数値の記録・保存は、安全運転管理者の業務として道路交通法施行規則第9条の10にも定められており、業務を怠った場合、業務違反となります。
万が一の事故を防止するためにも、必ず実施しましょう。
関連記事:【2024年最新版】アルコールチェック義務化を徹底解説!対象者は?安全運転管理者の対応は?
関連記事:【2024年】安全運転管理者とは?わかりやすく罰則や講習について解説
アルコールチェックの頻度と記録保存
アルコールチェックの実施において重要なポイントは次の3点です。
- 運転前と運転後の2回、酒気帯びの有無についてアルコール検知器を用いて確認する。
- アルコールチェックの測定結果を記録し、その記録を1年間保存する。
- アルコール検知器は故障や電池切れなどを防ぎ、常時、有効に保持できるように管理する。
緑ナンバー事業者におけるアルコールチェックは運行管理者が行いますが、白ナンバー事業者におけるアルコールチェックの実施と記録、保存は、安全運転管理者が行います。
自動車を5台以上使用する企業・事業所では、安全運転管理者や副安全運転管理者を選任し、アルコールチェックを実施しましょう。
また、直行直帰や出張など、遠隔地で業務を行うドライバーには、携帯用のアルコール検知器を持参させ、運転前後にアルコールチェックを行うよう周知することも重要です。
関連記事:運転前に知っておくべし!あのお酒は何時間で抜けるのか
アルコールチェックアプリの選び方
アルコール検知器の種類
提供されている種類の多くが、ハンディタイプと据え置きタイプです。
ハンディタイプのメリットは持ち運びがしやすく、長距離移動や出張の際にドライバーに携帯させることで、アルコールチェックを実施することができる点です。
据え置きタイプは事務所や各営業所へ設置して、対面でアルコールチェックを実施できるため、なりすましなどの不正を防ぐことができます。
関連記事:目的によって使い分ける!アルコールチェッカーのタイプについてまとめてみた
関連記事:白ナンバーのアルコールチェックには携帯型の検知器をおススメする理由
アルコールチェックアプリのタイプ
アルコールチェックアプリは、おもに次のようなタイプに分かれます。
アルコールチェック専用タイプ
アルコールチェックの実施と記録、保存に特化したタイプ。
シンプルで使いやすいのがポイントです。
健康管理も可能なタイプ
アルコールチェックと同時に検温ができるなど、飲酒運転の有無だけでなく、日々の体調管理も併せて実施できます。
車両管理システム連携タイプ
運転日報作成機能や安全運転支援機能を搭載した車両管理システムと連携するタイプ。
車両とドライバーに関するすべての情報を一つに集約できるため、管理面でも非常に便利です。
アルコールチェックアプリのおもな機能
①アルコールチェック未実施アラート機能
アルコールチェックを実施せずに運転を開始した場合、ドライバーと管理者へ「未実施」であることをメールで通知する機能です。運転前後のアルコールチェックの抜け漏れを防止します。
②運転日報とアルコールチェック記録の連携機能
アルコールチェックだけでなく、車両予約や運行工程の作成、運転日報作成、動産管理など、車両管理機能を備えたアプリもあります。
③アルコールチェックの測定結果自動記録機能
Bluetoothでの連携により、検知器に息を吹きかけるだけで測定値がスマホアプリに自動で反映されます。数値の間違いや記入漏れを防ぎ、正しい数値を記録できるのがメリットです。
アプリプラットフォーム対応状況は?
iPhoneとAndroidで対応アプリが異なる場合もありますので、導入前に必ず業務で使用する端末で利用可能なアプリを確認しましょう。
費用はいくらぐらいか
初期費用についてはアルコール検知器の費用と初期設定費用を含めると、おおよそ10万円前後になります。また、月額費用はオプションの追加や登録するドライバーの人数などにより、各サービスで異なりますが、1アカウント500円〜というプランも。
オプションや補償内容によってコストが追加になることもあるため、導入前に必ず問い合わせをして見積もりを出してもらい、運用開始後の料金体系についても確認をしておきましょう。
専門家のアドバイスがあるか
導入から使い方、運用まで、滞りなく安心して進めていきたい場合は、専門家のアドバイスを受けられる、しっかりとしたフォロー体制があるサービスを選択するのもおすすめです。
アルコールチェックだけではなく、車両管理や安全運転に関する総合的なアドバイスにより、「事故を減らしたい」「車両台数を見直したい」「業務を効率化したい」などの課題解決も期待できます。
アルコールチェックアプリの利用方法
①アルコールチェッカーとアプリを接続させる
利用するスマホにアプリをダウンロードし、アルコールチェッカーと接続します。
接続するには、おもにBluetoothによる無線接続、専用のケーブルでスマホと接続する有線接続、そして測定結果をアプリで読み取る方法があります。
アプリによって異なりますので、導入前に確認してください。
②アルコールチェッカーに息を吹きかける
Bluetooth接続の場合、吹きかけるだけで測定結果が自動的に記録され、データがクラウド上で保存されます(※)。管理者は管理画面を見て実施の有無と測定結果を確認しましょう。
※有線接続のものはケーブルなどを利用してデータをパソコンなどに移行する、読み取りの場合は、測定結果画面をスマホカメラで読み取る必要があります。
③結果を取りまとめて管理する
運転日報や車両情報と連携することで、管理が一元化でき、集計業務、報告書の作成などにかかる手間暇を大幅に削減します。
アルコールチェックアプリを導入すべき3つのメリット
業務の効率化が進む
ドライバーは場所を問わずどこでも測定ができる上、アルコール検知器での測定結果が自動で入力されるため、専用の用紙への記入や、Excelへの入力にかかる手間を省くことができます。
結果の数値はクラウド上でデータ保存と確認ができるため、管理者側も確実かつ効率的な管理が行えます。
法令遵守
測定結果は基本的に、一切の改ざんができないため、抜け漏れや不正の防止ができるのも大きなメリットです。
また、アルコールチェックの未実施や測定結果の数値が規定値を上回っていた場合に、ドライバーと管理者へアラートで知らせる機能や、運転できないように設定できる機能を搭載したアプリ(オプションの申込みや専用のツールが必要です)もあります。
これらの機能は法令遵守の徹底だけでなく、リスクマネジメントの強化にも有効です。
ペーパーレス化とコスト削減
アルコールチェックの記録は全て、クラウド上に保存されるため、ペーパーレス化を実現できます。
紙で管理する場合、記録用紙の紛失や保管場所の確保など、印刷や用紙、ファイルにコストがかかります。
どこからでも管理者が確認でき、尚且つ場所の有効活用や無駄なコストの削減にもつながるため、アルコールチェックアプリの導入はDXを進めたい企業にもおすすめです。
おすすめアルコールチェックアプリ9選
SmartDrive Fleet
車両管理システムと連携して使用できるSmartDrive Fleetは、Bluetooth対応で、測定値を自動で記録します。据え置きタイプ、ハンディタイプ、どんな検知器にも対応しているので、買い替えは不要です。アルコール検知器の結果表示画面を取り込めるOCR機能や、遠隔での立ち合いを証明するワンタイムパスワードの発行で証跡を強固に残します。また、アルコールチェックをせずに運転を開始した場合にドライバーと管理者へ注意を促す通知機能、そして閾値を超える呼気アルコール濃度が記録された際に管理者に報告する通知機能があり、飲酒運転と危険運転を確実に防止します。
【おすすめポイント】:車両管理システムと連携し情報の一元管理が可能、自動運転日報の作成、アルコールチェック8項目を簡単に記録、アルコールチェック未実施の通知機能
運営会社 | スマートドライブ |
サービス名 | SmartDrive Fleet |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用・月額利用料 要問い合わせ |
対応機種 | iOSアプリ, Android OSアプリ, Webアプリ iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | ○ |
運転日報との記録連携機能 | ○ |
SOCIAC PRO
中央自動車工業株式会社のSOCIAC PROは、運送事業者の運行管理に適応した、データ管理型の業務用アルコール検知器で、アルコール検知器協議会の認定マーク(認定番号:JB10001-21)を取得した信頼性の高い製品です。据え置きタイプ・ハンディタイプのどちらとしても利用できるため、状況に合わせて柔軟に活用できるのがポイント。PCで簡単に管理ができます。
【おすすめポイント】:センサー交換時にお知らせを表示、測定タイミングで電子音が鳴る、測定エラー時に表示でお知らせ、電子音採用もあるため電話点呼も可能、市販のストロー吹き込みでの測定も可能、使用回数をカウンターで表示など
運営会社 | 中央自動車工業株式会社 |
サービス名 | SOCIAC PRO |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用、月額利用料ともに要問い合わせ |
対応機種 | |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | × |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | × |
運転日報との記録連携機能 | × |
アルレポ
ナビッピドットコム株式会社のアルレポは、さまざまなBLE対応アルコール検知器と連携でき、OCR機能の文字読み取りも対応しているクラウド型のサービス。測定中はスマホのカメラで撮影できるため、なりすまし防止も可能です。測定結果を自動で記録し、管理者は管理画面からアルコールチェックの実施状況と結果の確認〜承認を簡単に行えます。導入前から使い方や運用方法について、一つひとつ丁寧にサポートしてもらえる点もポイント。
【おすすめポイント】:アプリでも管理画面でも直感的に操作ができる、アルコールチェックの承認にかかる時間を短縮できる、報告データの保存期間が最大1年間、車両情報を整理し必要に応じて管理者もスマホで通知
運営会社 | ナビッピドットコム株式会社 |
サービス名 | アルレポ |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用 要問い合わせ 、月額利用料 500円/1ユーザー |
対応機種 | iOSアプリ, Androidアプリ , Webアプリ |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | △ |
運転日報との記録連携機能 | △ |
スリーゼロ for ビークルアシスト
パイオニア株式会社が提供するスリーゼロ for ビークルアシストは、運転日報と車両データ、アルコールチェックの記録を一元管理できるサービスで、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」のオプションサービスとして提供されています。さまざまなアルコール検知器に対応し、複数の機種を組み合わせることも可能です。
【おすすめポイント】:機種・メーカー違いの検知器でも一元管理が可能、酒気帯び確認結果と顔写真をビークルアシストに自動連携、運転日報や運転スコアのデータを一元管理
運営会社 | パイオニア株式会社 |
サービス名 | スリーゼロ for ビークルアシスト |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用、月額利用料ともに要問い合わせ |
対応機種 | iOSアプリ, Androidアプリ , Webアプリ |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | △ |
運転日報との記録連携機能 | ○ |
アルキラーNEX
株式会社パイ・アールのアルキラーNEXは、スマホとネットワークを利用したアルコールチェックシステム。LINE WorksやMicrosoft Teamsなどのチャットツール、KING OF TIME、Time Tappsなどの勤怠管理、SmartDrive Fleet、Offseg、TOYOTA MOBILITY PORTALなどの運行管理システム、クラウド鍵管理システムのSPLATS KEYなど、外部システムとの連携ができ、業務効率化を加速できます。
【おすすめポイント】:日本製の圧力センサー・ガスセンサーの二重センサー使用で呼気を正確にチェック、チャットや勤怠サービスとの柔軟な連携が可能、交換用カートリッジが毎回無料、ハンディタイプと据え置きタイプが選べる、サポート窓口の完備とISO/IEC 27001認証を取得した安心セキュリティ
運営会社 | 株式会社パイ・アール |
サービス名 | アルキラーNEX |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用、月額利用料ともに要問い合わせ |
対応機種 | iOSアプリ, Androidアプリ , Webアプリ |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | ○ |
運転日報との記録連携機能 | ○以下のサービスと連携することで可能車両クラウド管理「TOYOTA MOBILITY PORTAL」 クラウド型車両管理システム「SmartDrive Fleet」 通信型ドライブレコーダー「Offseg」 |
D-Drive
株式会社ユビテックのD-Driveは、白ナンバー事業者の安全運転管理を包括的にサポートするサービスです。一定濃度以上のアルコールが呼気から検出された際にエンジンを始動できないようにする「アルコール・インターロック」の機能(オプション)をアップデートし、より安全に特化したサービスへと進化しました。今後も、車載器と連携した危険運転確認機能や、ドライバーの体調の変化を分析し、危険運転を未然に防止する健康管理サービスをオプションで追加していく予定です。
【おすすめポイント】:酒気帯び確認の結果と顔写真を記録、GPSをもとにした運転日誌の自動作成、運行管理と車両管理など一元管理機能
運営会社 | 株式会社ユビテック |
サービス名 | D-Drive |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用 要問い合わせ 月額利用料 660円(税込) |
対応機種 | iOSアプリ, Androidアプリ , Webアプリ |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | △ |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | △(ダッシュボード機能でアルコールチェック実施状況を確認) |
運転日報との記録連携機能 | ○ |
ALPiT(アルピット)
アイリスオーヤマのALPiTでは、IRIS OHYAMA 携帯型のBluetoothタイプ、OCRタイプ、顔認証据置型のアルコールチェッカーを使用するプランと保有しているアルコール検知器で管理ができるプランが展開されています。アルコールチェックを強化できる閾値設定機能も備え、厳しい基準での確認が可能です。2週間無料のトライアルがあるので、導入前に試すことができるのもポイント。
【おすすめポイント】:アルコールチェック未測定者にプッシュ通知が送れる測定忘れ防止機能、アルコールチェックの記録と運転状況を一元管理できる運転日誌機能、より厳しい基準で酒気帯び確認ができる(0.01〜0.15mg/l)アルコールチェック閾値設定、専用サポートコールでいつでも相談が可能
運営会社 | アイリスオーヤマ株式会社 |
サービス名 | ALPiT |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用不要 要問い合わせ 月額利用料 1,078円(税込)/1名 |
対応機種 | iOSアプリ, Androidアプリ , Webアプリ |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | ○ |
運転日報との記録連携機能 | ○ |
あさレポ
あさレポは、鈴与シンワートが提供するアルコールチェックと検温が行えるクラウドサービス。ISMSクラウドセキュリティ認証を取得し、「JISA Awards 2024 」Winnerも受賞しているため、信頼性が高いです。専用アプリではAI顔認証によるなりすまし防止ができ、アルコールチェッカーは検温機能付きで健康管理も行えます。2つの料金プランがあり、ニーズに合わせて選ぶことが可能です。
【おすすめポイント】:ユーザー数に上限がなく管理画面の利用が無料、運転日報に走行記録のデータを登録できる(オプション)、月額基本料が0円の従量課金プランあり
運営会社 | 鈴与シンワート株式会社 |
サービス名 | あさレポ |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用 要問い合わせ 月額利用料 定額プラン・使い放題(月間)・月額/ユーザー:1,100円(税込)従量課金プラン(使用日数で課金)・1日/ユーザー:110円(税込) |
対応機種 | iOSアプリ, Androidアプリ , Webアプリ |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | ×(異常値検知時に管理者にメール通知可能) |
運転日報との記録連携機能 | ○運転日報はオプションで追加可能。別途費用が必要 |
Kintone
「サイボウズOffice」をはじめ、さまざまなオフィス向けツールを展開するサイボウズ株式会社。ノーコードで業務アプリが作成できるKintoneのサンプルアプリとして、アルコールチェック記録アプリが提供されています。シンプルで使いやすいところがポイントです。
【おすすめポイント】:アルコールチェックの結果をスマホやタブレットから簡単入力でき、入力したデータはリアルタイムでkintoneに保存、登録したデータを一覧で管理可能、登録したデータをもとにグラフ化し、集計できる
運営会社 | サイボウズ株式会社 |
サービス名 | Kintone |
料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用. 月額利用料ともに要問い合わせ |
対応機種 | iOSアプリ, Androidアプリ , Webアプリ |
アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | △ |
アルコールチェック未実施時の通知機能 | × |
運転日報との記録連携機能 | △ |
アルコールチェックアプリ導入事例3選
アルコールチェックアプリ導入事例①株式会社湘南ベルマーレ様
アルコールチェックアプリ導入前の課題
- 紙での管理をしていたため、100%アルコールチェックを実施できているか検証が難しかった。
- 早い段階からアルコール検知機を導入していたが、直行直帰も多く、検知器の台数が足りていなかった。
サッカークラブを中心とした総合型スポーツクラブを運営している湘南ベルマーレ様では、上記を理由に、運用が難しいと感じられていたそうです。昨年度のアルコール検知機を用いたアルコールチェック義務化に備え、SmartDrive Fleetとアルコール検知器のプランを導入いただきました。
導入後は管理画面からの名前検索により特定のドライバーの情報だけが抽出できるようになったことで管理者の確認作業が大きく改善。忘れがちだった運転後のチェック漏れもなくなったといいます。導入開始からすぐにスマートドライブのカスタマーサクセスが勉強会と運用キックオフを実施し、全ドライバー様が利用可能な状態までフォローさせていただきました。スムーズに運用を開始でき、スタッフ様からも便利になったと嬉しいお声を頂戴しております。
【アルコールチェックアプリ導入事例記事】
サッカーJ1・湘南ベルマーレが、アルコールチェック運用にSmartDriveを選んだ理由
アルコールチェックアプリ導入事例②株式会社エイワット
当初の課題
- 義務化以前は口頭で酒気帯びの有無を確認し、紙で記録していたが、毎日運転する従業員と月に数回しか運転しない従業員とでアルコールチェックの頻度やルール理解にばらつきがあった。
- 早朝勤務や出張に出る従業員も多いため、遠隔でアルコールチェックの記録と保存ができるクラウド型サービスを探していた。
太陽光や風力、水力発電システムなど、新エネルギー事業を展開するエイワット様。管理体制に限界を感じ、効率的かつ管理を徹底できるサービスの導入を検討し、SmartDrive Fleetとアルコール検知器のプランを選んでくださいました。
講習会で検知のコツやアプリ操作の疑問点を解消したため、紙での運用からスムーズに移行ができたそう。また、タイヤの点検やオドメーターの記録など、漏れてしまいがちだった業務もアルコールチェックと同様の流れで実施できるようになり、より安全な運行が可能に。アルコールチェックの実施について履歴で確認ができるため、チェック漏れの不安も解消されたといいます。
【アルコールチェックアプリ導入事例記事】
コスト・手軽さ・拡張性。すべてが揃ったクラウド型アルコール検知器プランは、会社の“不”を解消する
アルコールチェックアプリ導入事例③アニコム損害保険株式会社
当初の課題
- サステナビリティの観点から、コピー用紙の枚数を減らすなど、ペーパーレス化に取り組んできたため、車両管理やアルコールチェックもシステム上で管理したかった。
- 手書きで記載した紙を管理していたため、チェックに時間がかかり、不備があった際は確認作業に何時間もかかっていた。
ペット保険事業を展開するアニコム損害保険様では、SmartDrive Fleetとアルコール検知器のプランの導入によって、アルコールチェックをはじめとする車両管理業務において、確認作業時間が80%削減、事故率は10%以上改善しました。アルコールチェックのほか、速度超過や点検漏れのフィードバックもタイムリーに実施できるようになり、管理の質も大幅に向上。安心・安全な運用を実現されています。
【アルコールチェックアプリ導入事例記事】
総務と営業サポート、双方の課題を一挙に解決!保険会社における車両管理DXの効果とは。
アルコールチェックアプリを自作する方法もある
既存のサービス以外にも、ビジネスに必要なアプリケーションを作成できるMicrosoft Power Appsというツールを用いて、自作のアルコールチェックアプリを開発することも可能です。業務フローを整理し、システムを設計、自社に合わせたオリジナルアプリを作ることができますが、開発から運用まで多少の時間を要します。
参考記事:Power Appsでアルコールチェック義務化対応システムを作る
「アルコールチェックのアプリを検討したいけど、まずはExcelでアルコールチェック・日報を管理したい」「比較検討中にエクセルで簡易的な管理をしたい」という場合、スマートドライブが独自に制作した運転日報・月報テンプレートをご活用ください。ダウンロードはこちらから。
まとめ
罰則が強化された現在においても、飲酒運転による交通事故は後を絶ちません。アルコールチェックの実施と記録はリスク管理の観点でも非常に重要な業務です。万が一の交通事故は、会社にとって非常に大きな損失となります。特に、飲酒運転の状態で業務を行わせてしまった場合、会社は社会的な信頼を失うことになります。事故のリスクを0にするためにも、運転前後のアルコールチェックは必須業務です。
未実施を防止し、飲酒運転の有無を確実に把握するためには、紙での管理ではなく、アプリの活用がおすすめです。目的や用途、コストを踏まえ、自社に最適なアルコールチェックアプリを取り入れてみてはいかがでしょうか。