新型コロナで増えるマイカー利用!ペーパードライバーが安全運転を徹底するには
密閉・密集・密接を避けるために、公共交通機関ではなくマイカーの利用を考える人が増えています。
マイカーがあれば、数日分から1週間分の食品をまとめ買いしやすく、毎日の送り迎えもスムーズ、通勤時の満員電車を利用する必要も無くなります。しかし、日頃から運転をしない人であれば便利と考える反面で運転への不安が募るかもしれません。そうした懸念から、ペーパードライバー講習への申し込みが増えているといいます。
3分でわかるSmartDrive Fleet
SmartDrive Fleet導入実績
SmartDrive Fleet は、アルコールチェック記録をはじめ「安全運転管理・法令遵守・DX」3つの観点から業務で車両を利用する企業の様々な課題をワンストップで解決できるクラウド型車両管理サービスです。簡潔にサービス概要をご紹介しています。
コロナ渦でマイカー移動へ移行する人が増えている
新型コロナの対策として外出自粛が要請されたことで、公共交通を利用する人やそもそも移動する人が減り、利用者が激減したことでタクシーなどの商業車は走行台数を減らしています。全体的に街を走る車は減っていますが、「電車は乗降者数が多く、感染リスクが高いからと、会社でマイカー通勤を推奨された」「多くの人々が利用する公共交通機関を利用するよりも安全だから」などを理由に、マイカーで通勤や移動を希望する人は増えているようです。
個人向けカーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を提供しているナイル株式会社では、新型コロナが蔓延し始めた2月より契約数が伸び、4月は繁忙期と言われる3月よりも20〜25%増えたとのこと。医療従事者など通勤を余儀なくされている人々にとって、人との接触を極力減らして移動ができるマイカー通勤が今後も増えると予想しており、実際に緊急事態宣言以降、車の利用状況にどのような影響が表れているのかを調査しています(調査対象は4月7日に緊急事態宣言が出された東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡に住む、車の所有者で普段から利用している人1,183名)。
同調査内で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出てから車利用の頻度に変化はありましたか?という質問では、「増えた」が232人で全体の19.6%、「減った」が350人で29.6%、「変わらない」が594人で半数近くを占めました。その用途としては(増えたと答えた方のみ回答)、「買い物」が182人、「通勤・通学」と「送り迎え」が122人。感染リスクを考慮して利用しているという意見が多く見受けられています。
最近では使いたい時に使ったぶんだけ料金を支払うカーシェアリングサービスが人気ですが、コロナ渦中でこまめにスーパーへの買出しが必要だったり、毎日の通勤で利用したりすることを考えると、マイカーの方が便利だという人も少なくはありません。ただし、中には免許は取ったものの、運転する機会がなかったため何年もハンドルを握っていないという、いわゆるペーパードライバーが多く、実際に、コロナをきっかけにペーパードライバー講習に申し込む人が増えています。外出の自粛で交通量が全体的に少ない今、ペーパードライバーにとっては運転しやすい環境と言えるのでしょうか…?
事実:事故件数は減少しているのに、死亡事故は増えている
警視庁の発表では、外出自粛が要請された3月25日から4月16日までの期間において、都内で発生した交通事故は1,335件と、昨年の同時期と比較すると932件も減っていましたが、死者数は8人と昨年より5人も増えていることがわかりました。全国では、3月の1カ月間で起きた人身事故件数が2万7763件と、昨年と比べ18%近く減少しています。
また、2020年1月1日から5月7日までの期間で、死亡者数がもっとも多かったのは愛知県でした。同県では、3月と4月の交通事故件数は昨年と比較して30%も減少しているのに、死者数は28人と昨年と比べ4人増えたと言います。このように、都市部では交通量が減少しているにも関わらず、死亡事故は増加しているのです。
そのおもな原因として考えられているのが、スピードの出し過ぎや歩行者の急な飛び出しです。ドライバーには、いつもより道路が空いているため、注意力が散漫になったり、ついついスピードを出しすぎたりする傾向が見られ、歩行者側には、休校によってふだんは見かけない時間に子どもたちが出歩いていたり、車が来ないと思って飛び出したりする傾向が高いといいます。
そのため、警視庁はドライバーだけでなく、歩行者に対しても注意を呼びかけています。久々に運転する人であれば、より注意深く安全運転を心がける必要があるでしょう。
安全運転を周知徹底するために〜今すぐできる安全運転対策とは
ペーパードライバー講習を受けたけど一人で車に乗るのは不安、一人で買い出しに行く家族の運転が心配…。また、企業からすると、マイカー通勤を言い渡したものの、社員が通勤途中に事故にあわないかと事故のリスクが浮かぶのではないでしょうか。しかし、車は常に移動し続けるものであり、離れているとその様子を把握することが困難なものです。
悲痛な死亡事故を防ぐには、急加速・急ブレーキ・急ハンドルなどの危険運転をしていないか、一人ひとりの運転を可視化して運転のクセを把握することが大事です。そこで役立つのが簡単に利用できる「運転を可視化できる」ツール。
SmartDrive Fleet (法人向け)
リアルタイムGPS管理機能や高精度な運転診断機能を搭載。今、どこにいるのかといった位置情報が明確にわかるうえ、事故を未然に防ぐための適切な安全運転指導を可能にします。
SmartDrive Fleetは、車の走行履歴だけでなく、一人ひとりの運転をスコア化して安全運転の度合いを診断することができますので、ぜひ、ご検討されてみてはいかがでしょうか。