最短1ヶ月、短期利用できるカーリースサービスまとめ
一般的なカーリースは、3年~9年と長期間で契約するサービスが多いですが、最短で1ヵ月~1年と短期契約できるものもあります。短期といえばレンタカーをイメージする方もいらっしゃると思いますが、1ヵ月間借りるとなると出費もけっこうなもの。
使い方やニースによっては「短期カーリース」を利用してみるのも良いかもしれません。今回は数ヵ月単位で車を借りることができる短期カーリースサービスを紹介します。
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法人の車両の持ち方が多様化する中、社有車をリースにするとはどういう事なのか。メリットを中心に冊子形式で解説します。
目次
短期カーリースとは?
短期カーリースとは、期限がある程度決まっている出張時や新規プロジェクトなどに応じて、1ヵ月という短期間から契約をしてクルマを利用できるサービスです。通常、数年単位での契約が多いカーリースですが、1ヶ月や半年など、短期間で必要になった際に手軽に利用できるところがポイントです。
短期カーリースを利用する5つのメリット
最短1ヶ月の超短期から利用できる!
短期カーリースのサービスは、一般のカーリースのように年単位ではなく、1ヶ月、3ヶ月など、都合に合わせて“月単位”で車を所有することができるサービスです。また、レンタカーが1日あたり2,000~10,000円以上と設定されているのに対し、短期カーリースは「1日あたり500円から」とかなり低額。月単位で見るとカーシェアやレンタカーよりおトクに利用できる点は一番のメリットだと言えるでしょう。
クルマの維持費込みの価格でコスト管理がしやすい
月々支払う貸出料金には車体の価格だけでなく、点検・整備などのメンテナンス費用、保険料が含まれているため、管理者としてはコスト管理がしやすいのも大きなメリットです。
また、短期カーリースは1日あたりの料金を割安にするため、ほとんどのサービスが中古車の貸し出しを基本としています。この点は一般のカーリースとは異なる点ですが、レンタカーのサービスも基本的に会社が所有する車の中から選択するシステムなので、価格の差で考えれば短期カーリースはメリットの大きいサービスだと言えるでしょう。
ナンバーがマイカーと同じ
個人や法人などで利用するカーリースでは、契約時に名義が変更されるため車の所有者はユーザーとなります。一方で、レンタカーの場合は名義がレンタカー会社となるため、ナンバープレートが「わ」ナンバーとなり(北海道は「れ」ナンバー)、ユーザーの所有物になる訳ではありません。「わ」ナンバーは明らかにレンタカーと分かってしまうため、特に法人など取引先との信用を大切にする企業は、カーリースのサービスを利用するケースが多いようです。
事務的な手続きが容易
短期カーリースは購入とは異なるため、契約満了とともに車両を返すシステムです。故障やトラブルが発生しなければ借りたクルマを返却するのみのため、廃車や買取などの手続きもなく手間もかかりません。
長期リースより納車が早い
通常の長期カーリースの場合、納車までにおよそ1〜2ヶ月かかります。しかし、短期カーリースで貸し出される車両はおもに中古車であるため、契約するサービスにもよりますが、最短3〜5営業日で納車されるものもあるようです。そのため、急ぎでクルマが必要な場合は短期カーリースの方が利便性が高いと言えるかもしれません。
短期カーリースのデメリット
レンタカーやカーシェアと比較すると手続きがやや煩雑
早く、簡単に利用を開始できる短期カーリースですが、申請時には車庫証明や与信審査が必要になるため、レンタカーやカーシェアのサービスと比べると、少し手間がかかると思われるかもしれません。
短期でも基本は1ヶ月から。中途解約は通常NG
また短期リースといっても、期間は短いもので1ヶ月からの契約になります。1日または1週間だけ使いたいという場合は、レンタカーやカーシェアの方が便利です。
※ただし、中途解約ができるサービスも中にはあるので、サービス契約時にご確認ください。
走行距離に制限がある
走行距離の制限は、長期カーリースだけでなく、短期カーリースサービスにも設けられていることがほとんどです。そのため、サービスを利用する前に走行距離および、超過した場合の費用について確認しましょう。長距離移動が多い場合は、短期カーリースを使用しない方がコストを抑えられる場合もありますので、別の手段と合わせて比較検討をするのも○。
納車されるのは新車ではなく中古車
短期カーリースでは、基本的にリース会社が保有する中古車を貸し出しています。その分コストが押さえられ、納車もスピーディというメリットがあるのです。車種は選べても、使用感の程度や細かな仕様までは選択することができません。
短期リースを利用する際はここに注意!
どんなに短期であっても、車庫証明証は必要
長期リース契約の際にも必ず必要な車庫証明は、短期カーリース契約時にも必要となります。「たった1ヶ月」であっても、必ず準備をしましょう。また、有料ではありますが、手間隙のかかる事務手続き一式をまとめてリース会社が代行してくれるサービスもありますので、急いでいる・手続きを対応できる担当者がいないという場合は、こうした手段を利用するのも一つの手です。
納車が早いとはいえ、数日は見ておくべし
短期カーリース契約を利用する際は、必要書類を提出し、そのうえで審査が行われます。それと同時にリース車両の点検や整備も行われるため、即日の納車はできません。なるべく早めに利用したい場合は、サービスを提供している会社に問い合わせをして納車日時を確認しましょう。また、最低でも利用開始希望日時の一週間以上前に申し込みを。
短期カーリース契約には審査がある
短期カーリースを利用する際は、必ず審査が行われます。審査に合格しなければ利用ができないため、レンタカーやカーシェアと比べると、やや手間暇や時間がかかると思われるかもしれません。ただし、サービスによってはインターネット上で申請し、すぐに審査を受けることができるものもあるので、急ぎの場合はこうした仕組みを活用するのもいいでしょう。
レンタカーやカーシェアとの違いは?
短期カーリースは保証金が必要なケースも多い
短期カーリースでは、返却時に外装や内装に小さなキズや車内に汚れがあった場合、保証金が求められるケースも少なくありません。その費用はおもに清掃作業や点検作業を含め原状回復をするために使われます。
通常、5万円前後が相場だと言われていますが、返却時に目立った傷や痛み、汚れなどがなければ契約時に支払った保証金はそのまま返金されます。ただし、損傷が激しい場合はそれ以上の金額を請求される場合もありますので、普段から安全運転で走行しましょう。なお、保証金は契約時に支払うことになりますので、その点も踏まえて初期費用を準備する必要があります。
審査に通らなければ利用できない
先述したように、短期カーリースは利用開始前に審査があります。個人で利用する場合は年収や勤続年数、借入状況などをもとに審査が行われますが、審査に通らなければ利用はできません。携帯電話料金やローンの滞納、未払いがあると審査に通過せず、利用が困難となる場合も。また、未成年の方、パート、アルバイトの方などは、連帯保証人を立てなければ申し込みが難しいケースもあります。
審査を受けたくない、今日、明日、クルマを利用したいといった場合はレンタカーやカーシェアを選択しましょう。
擦ったりぶつけたりした場合、修理費用が必要になる
万が一、事故などでぶつけたり、擦ったりした場合、修理費用が必要になります。軽度なものであれば保証金で対応してもらえるケースもありますが、事故はいつ、どのようなタイミングで起きるのか予想できないため、心配な方は任意保険に加入したほうが安心かもしれません。
残価精算が発生するケースもある
長期・短期ともに、カーリースの契約は残価精算が発生する「オープンエンド型」と残価精算が発生しない「クローズエンド型」の2つのタイプがあります。予算が決まっている、契約時以外のコストの捻出が難しいといった場合は、クローズエンド型のサービスを選ぶと良いでしょう。
短期カーリースの金額構成はどうなっている?
リース期間中に含まれる金額と構成
- 車両本体価格(車両償却費用)
- 車検基本費用
- 登録諸費用
- オイル交換(半年ごと)
- 自動車税
- 重量税
- 自賠責保険
- 車両保証
登録諸費用とは、貸出車両の車検取得や整備に加え、クルマの登録をしてナンバーを取得したり、自賠責保険に加入したりする際にかかる必要不可欠な費用です。ただし、任意保険はサービスにより含まれるもの、含まれないものがありますので、加入を希望する場合は必ず確認をしてください。
そのほか、短期カーリースの場合、契約時の整備費用、保証金や納車費用が必要になるケースもあったり、契約店舗から遠方の陸運局で車両登録が必要な場合は、遠方加算金が発生し、場所によって高額になったりすることもあります。
レンタカーを利用する場合、場所や車種にもよりますが、1日レンタルすると最低でも5,000円ほどはかかりますので、手軽ではありますが、コスパの良さは短期カーリースの方が優勢だと言えるでしょう。
オプションを選択すると追加でコストがかかる
利用するサービスや車種によっても異なりますが、おもに次のようなオプションがあります。
オプションの参考例:
- スタッドレスタイヤ
- ドライブレコーダー
- カーナビ
- バックカメラ
- ETC
- フロアマット
- 希望ナンバー
- 走行距離無制限
冬季、積雪がある地域での走行が考えられる場合はスタッドレスタイヤに変更したり、日々、長距離で利用する場合は制限速度無制限、快適さを求める場合は高速をスムーズに走行できるETCやカーナビを取り付けたり、万が一の交通事故を想定してドラレコを追加するなど、用途と目的を整理したうえで必要な場合は取り付けましょう。
失敗しない短期リース契約のチェックポイント4点
約款には全て目を通すべし
後から「話が違う、聞いていなかった」など認識のずれが起きないように、契約時に渡される約款にはすべて目を通し、少しでも不明点や質問事項などがあれば必ずサービスを提供する企業へ問い合わせましょう。
月額料金の内訳を把握する
先述した月額料金の内訳を見た時に、割高になりすぎていないか、提示金額がサイトと大きく離れていないか確認しましょう。1ヶ月や2ヶ月程度の短期間であれば、点検や整備に関する費用はほとんどかかりませんので、メンテナンス費用が高額だと感じた場合はその用途について担当者に確認しましょう。そのほかにも不明な項目と金額が記載されている場合はその目的と用途を確認し、納得した上で契約を進めてください。
故障や事故が起きた場合の対応
故障や車のトラブル、事故が起きたときに発生するコストや対応すべき内容についても、万が一に備えて必ず確認を行いましょう。
使用制限とその内容
走行距離制限は、ほとんどの長期および短期のカーリース契約に設けられています。また、借りた時と同じ状態で返却する必要があるため、基本的に内装や外装へのカスタムはNGだったり、ペットやタバコの匂いは車内全体に染みつくこともあるため、車内での喫煙を不可としていることもあります。
※禁煙車と喫煙車がそれぞれ設けられているサービスもあります。
1日から利用できる!短期カーリースサービスまとめ
ワンコインリース
その名の通り、1日あたり500円から車を借りることができる「ワンコインリース」は、1ヶ月単位で自由に期間を設定できる短期カーリースサービスです。
車両のタイプは軽自動車、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、3列シート、バン・トラックなどがあり、目的に合わせた車を選ぶことが可能。契約時には「名義変更費用(38,000円)、リース料金(1ヵ月あたり15,000円~)」をそれぞれ支払う必要があり、車両のタイプによってリース料金も変動します。同社が販売している中古車をリースで貸し出すため、基本的に車検の残っている期間をリース貸出期間としており、車検満了時に使用している車のリース契約は一旦終了となります。
ワンコインリースは、最長3ヶ月間試乗して気に入った場合はそのまま購入できるシステムになっているため、低年式の中古車を安心して手に入れることができます。1~3ヵ月間の試乗期間中に故障や不具合があった場合でも、そのまま車を返却することができるので、安心して利用できるのも魅力です。
<参考価格>
タイプ | 車両名 | リース料金 | 車両販売価格 |
軽自動車 | ダイハツムーヴ カスタムL | 1日あたり500円 | 28万円 |
セダン | トヨタウインダム 2.5 G | 1日あたり600円 | 28万円 |
ステーションワゴン | ホンダオデッセイ アブソルート | 1日あたり660円 | 30万円 |
バン/トラック | マツダボンゴ CD | 1日あたり500円 | 15万円 |
ニコリース
2010年に誕生、関東全域において最短1ヶ月から利用ができる、クルマのサブスクリプションサービス「ニコリース」。国土交通省に認証された自社整備工場でしっかりと整備された安全なクルマを月額26,000円から借りることができます。中古車リースのため、車両コンディションは「可・良・優・クラッシュフリー」と分かれており、それぞれのグレードに合わせて料金が設定されています。
スモールカークラスの他には、コンパクトカークラス、ミドルカークラス、中型ファミリーカークラス、大型ファミリーカークラス、軽バン・軽トラッククラス、バン・トラッククラスなど豊富な種類を取り揃えているのも特徴的。乗車店員が増えたり、車両が大きくなったりするにつれて貸出料金も上がります。
契約時には「貸出料金、車両準備費用(35,000円)、保証金(車両敷金と記載されています。金額は非課税50,000円 ※契約終了時に返却)、登録費用・納車費用(必要に応じて発生)」をそれぞれ支払います。貸出期間を延長する場合は更新手数料として10,000円を支払い、契約終了時に車両を変更する場合は、車両準備費用の35,000円が必要です。また、ニコリースの賃貸料金には「自賠責保険」が含まれていますが、「任意保険」は含まれていないため、ユーザーが自ら加入手続きを行わなければなりません。
<参考価格>
タイプ | 車両名 | リース料金 | グレード月額 |
ミドルカークラス | 三菱ランサー W | 1日あたり1,300円 | 良39,000円 |
中型ファミリーカークラス | ホンダモビリオ | 1日あたり1,200円 | 良36,500円 |
大型ファミリーカークラス | マツダMPV | 1日あたり1,300円 | 可39,000円 |
軽バン・軽トラッククラス | スズキキャリー T | 1日あたり1,430円 | 良42,900円 |
バン・トラッククラス | トヨタライトエース V | 1日あたり1,760円 | 良52,800円 |
イチゴカーリース
月単位でカーリースのサービスが利用できる「ニチゴカーリース」。こちらも1日500円から利用できる格安サービスで、中途解約金はペナルティなしと、必要な時に必要なだけ利用できる手軽さがポイント。さらに、一般のカーリースは故障などがあった場合は個人負担となるところ、通常の使用状況なら会社側が全額負担してくれるのも人気の秘密です。自社工場で整備をしているため納車は最短3営業日!早く安く利用したい場合は非常に助かるサービスです。
名義変更における手数料や初期費用も安く、他社の平均は35,000円ほどになる中、こちらのサービスは25,000円からと良心的な価格。月に支払う手数料や保証金などもないため、とにかく安く中古車を手に入れたい方にはピッタリかもしれません。現在はサービスの利用が関東全県に対応していますので、関東地方にお住まいの方はサイトをのぞいてみてはいかがでしょうか?
<参考価格>
タイプ | 車両名 | リース料金 | 月額 |
軽乗用車 | AZワゴン | 1日あたり566円 | 17,000円 |
普通車コンパクト | ノート | 1日あたり866円 | 26,000円 |
軽バン | ダイハツハイゼット | 1日あたり833円 | 25,000円 |
軽福祉車両 | タント | 1日あたり866円 | 26,000円 |
チューレン汰
長野を中心にサービスを展開している「チューレン汰」の中古車リース。1ヵ月から最長2年間までリースできるため、気軽に利用できるのもメリット。
特にメンテナンスにおける各種サービスに力を入れており、車検や自動車税などはリース料に含まれていることはもちろんのこと、オイル交換代や夏・冬タイヤ代、バッテリー交換、さらにはJAFロードサービスまでがフルプランの料金として含まれているため、安心・安全に利用することができます。
<参考価格>
- 軽自動車プラン 1ヵ月のリース料金38,000円より
- 普通自動車プラン 1ヵ月のリース料金43,000円より
- 普通自動車プラン(ワゴン・商用車) 1ヵ月のリース料金61,000円より
アイネットレンタカー
東海エリアを中心にサービスを展開している「アイネットレンタカー」。車種は限られますが、月額10,926円(1日あたり365円)から中古車をリースできるサービスを提供しています。契約期間は最短で6ヶ月間から最長60ヶ月です。住所証明書を提出すれば即日リースも。
リース料金には「車両本体価格、諸経費、自動車税(全期間)、重量税(登録時のみ)、自賠責保険(登録時のみ)」などが含まれており、事故による故障時にもリース会社のロードサービスを利用することが可能です。
契約時にはリース料金の他に、保証金(50,000円)と初期登録費用(30,000円)を支払う必要があり、任意保険と車両保険は別途加入となります。また、6ヵ月以内に解約した場合は、中途解約金として50,000円を支払う必要があるため、計画的なサービスの利用を心掛けましょう。
<参考価格>
- ダイハツ「ミライース」
リース料金6ヵ月目:月額11,636円 - 三菱「ekワゴン」
リース料金6ヵ月目:月額10,727円 - スズキ「ワゴンR」
リース料金6ヵ月目:月額13,455円
リースdeスグのり
新車のトラックリースを個人と法人向けに展開している「リースdeスグのり」。最短1年〜の更新型なので、新規開業時に銀行与信が間に合わないなどの理由により車両が必要な場合や、繁忙期に合わせて短期で必要な場合も、気軽に利用できます。最短2週間で納車できる手軽さ、そして営業ナンバーで利用可能なため、有償輸送にも対応できます。
車種はアルミバン、アルミウィングといった一般的な大型トラックから、クレーン付、ダンプ、冷凍バン、車載車といった特殊車両からも選ぶことができるため、運ぶ荷物の目的に合わせてセレクトできますし、更新の度に新車に乗り換えできるシステムのため、整備費用や故障リスクを削減し、安心して車を利用することができます。
東京ビジネスカーズ
法人を中心として車を貸し出している「東京ビジネスカーズ」の短期カーリースでは、最短12ヶ月〜(1年)から契約が可能なサービスです。
軽自動車や普通乗用車はもちろんのこと、バンやトラックなどの大型車両も取り扱っているので、幅広い車種の中から希望に沿ったクルマを選ぶことができます。「地方へ長期出張が決まったが車がない」「3年のカーリースでは長過ぎる」「トラブルを避けるため社員のマイカー使用は避けたい」などの理由で、短期カーリースを利用する方も多いようです。
<参考価格>
- 軽乗用車(アルト・ekワゴンほか):月額30,800円〜
- 軽ワゴン(ムーヴ・ワゴンRほか):月額33,000円〜
- 乗用車(マーチ・ラティオほか):月額44,000円〜
- ハイブリッドカー(プリウス):月額63,250円
- ワンボックスワゴン(ハイエースワゴン):月額77,500円
- 軽トラック(ミニキャブトラックほか):月額32,450円
リボーン・カーリース
リボーン・カーリースは、北は北海道、南は沖縄まで。「車を賢く使う」をキーワードに誕生した新しいカーライフを提案するサービスです。軽自動車であれば16,500円〜1日あたり550円〜利用可能。
プランはとにかく安く気軽に利用したい!という方向けの「安心ライフ」、ワンランクアップしたコンパクトカー中心の「快適ライフ」、レジャーや旅行に役立つファミリーカー、こだわりの詰まったカスタムカーが利用できる「満足ライフ」と3プランがラインナップ。中には、車検切れをきっかけにセカンドカーとして利用する人も。
- 安心ライフ:16,500円〜
- 快適ライフ:23,100円〜
- 満足ライフ:29,700円〜
NOREL(ノレル)
新車150種以上から、またはガリバーの中古車10,000台以上から短期でなんと月額8,800円〜から利用ができる「NOREL」。そのラインナップはコンパクトカーからクラシックカーまで、さすが!と言ってしまいそうなほど多種多様です。利用期間は最短30日から、自動更新で利用できるため、継続したい場合はそのまま使い続けることができます(中古車・新車プランのみ)。プランは、期限を決めずに乗れる「マンスリープラン」、短期で安価に利用できる「中古車プラン」、新車にも気軽に乗れる「新車プラン」の3つ。
LINEに登録すれば、専門のコンシェルジュがニーズに合わせてフルサポートをしてくれるため、初めて利用する方でも安心して申し込みができます。
- マンスリープラン:月額32,780円〜
- 中古車プラン:月額16.280円〜
- 新車プラン:月額17,270円〜
サービス別一覧表(2022年8月30日現在)
サービス名 | 対応地域 | 初期費用 | 保証金(返却時に返金) |
ワンコインリース | 全国の一部地域 | 名義変更費用38,000円 | なし |
ニコリース | 関東中心 | 車両準備費用35,000円 | あり50,000円 |
イチゴカーリース | 関東中心 | 初期費用25,000円から | なし |
チューレン汰 | 北陸・信越中心関東の一部地域 | リース料金のみ | なし |
アイネットレンタカー | 東海エリア中心 | 初期費用32,400円 | あり50,000円 |
リースdeスグのり | 全国 | リース料金のみ | なし |
東京ビジネスカーズ | 関東中心 | リース料金のみ | なし |
リボーン・カーリース | 一部地域をのぞき全国 | 初回登録など手続き費用として軽自動車16.500円、普通自動車24,200円 | なし |
NOREL(ノレル) | 全国 | 納車陸送費が初期費用としてかかる | なし |
短期カーリースとマンスリーレンタカー、1ヶ月利用する場合はどちらが得か
たとえば、短期で1ヶ月のみ使用したい場合、短期カーリースとマンスリーレンタカー、どちらの方が便利かつオトクに利用できるのでしょうか。4つのポイントを上げて比較してみました。
1.月々の料金
一番の比較ポイントは月額利用料です。また、全く同じ車種を利用する際の1日あたりの利用料金を調べて比較してみましょう。
短期カーリースはもっとも安い軽自動車で月額16,500円(税込)〜、1日あたり500円で契約できる車種がありますが、同じ軽自動車でもマンスリーレンタカーの場合は3万前後がほとんど。マンスリーレンタカー契約の相場は、3〜10万円前後が多いようなので、利用したい車種にもよりますが、1ヶ月で換算するとカーリースの方がコストは押さえられると言えるでしょう。
2.月額使用料以外にかかる費用
短期カーリースを契約する際は多くのサービスで保証金がかかる場合があります。もちろん、返却時に問題がなければそのまま戻ってきますが、利用前する前に保証金分のコストを用意しなければなりません。また、任意保険が含まれていないプランを選び、個人で任意保険を契約したい場合、その分のコストはもちろん利用者負担となります。
マンスリーレンタカーの場合は任意保険料が含まれていますが、そのほかオプションを利用する場合は別途、料金がかかります。
3.ナンバープレートの違い
短期カーリースの場合は、マイカーと同じナンバーになります。中には希望ナンバーを選べる場合もあるので、側から見ても「借りているクルマ」と印象を与えません。マンスリーレンタカーは貸渡用として「わ」「れ」ナンバーになりますので、どうしてもレンタカーという印象が拭えません。
4.手続きの煩雑さ
短期カーリースは審査が必須であり、その際に必ず車庫証明書の提出が求められます。マンスリーレンタカーは車庫証明書がなくても手続きが行える分、短期カーリースと比べると手続きの負担が軽いと言えるでしょう。
短期カーリースとマンスリーレンタカー、 “決めポイント”を目的と用途別に考察してみた
「とにかく、早く、手軽にクルマを利用したい」
「今日、明日中にクルマが必要」「面倒な手続きはしたくない」
明後日から1ヶ月、地方で仕事をすることになった場合など、急を要する場合は書類の準備や審査が不要なマンスリーレンタカーの方が良いと言えるでしょう。早ければ当日、クルマを利用することも可能です。
「とにかくコストを抑えたい」
利用開始のタイミングが把握できている場合、トータルコストを考慮すると短期カーリースの方がおトク。レンタカーはETCやカーナビ、ドラレコなど、必要な装備が含まれないことも少なくありません。その点を加味した上で、どちらの方が最終的に安く利用できるかを判断しましょう。
「短期利用を繰り返す、1ヶ月契約から延長する場合がある」
1ヶ月以上利用する可能性があったり、一年のうちに何度も短期利用を繰り返すケースがあったりする場合は、契約期間が長くなるほど安くなる短期カーリースの方がコスト面・利便性を含めてベストです。長期的に利用する場合は長期カーリースの方が結果的に安くなる場合もあるため、利用シーンを考えてセレクトしてください。
1年以上なら長期カーリースの方がオトク?
1年以上クルマを利用する機会がある場合、短期カーリースやマンスリーレンタカーより長期カーリースの方が得する場合も。長期カーリースを利用する場合のメリットを理解し、必要に応じて検討してみましょう。
初期費用不要!月額使用料だけで利用できる
短期カーリースは保証金がかかるケースも多くありますが、長期カーリースの場合は保証金などの初期費用はなく、月額料金のみで利用を開始することができます。月額使用料には各種税金や保険、点検やメンテナンス費用も含まれているので、想定外のコストが必要になることもありません。
新車でなおかつ車種も選べる
短期カーリースで貸出しされるのは基本的に中古車であり、限られた車種から選択しなければなりませんが、長期カーリースの場合は新車の中から好きな車種を選ぶことができます。目的や用途以外に、好みの車種、カラーを選べるのも大きなポイント。ETCやカーナビなどの装備も付属されたプランも多く揃っています。
最短1年から利用できるものもあるので使いやすい
長期カーリースと聞くと、「3年」「5年」「7年」など比較的長い期間の契約が多いと思われがちですが、最近では最短1年からリース契約ができるプランもラインナップされています。1年間利用する場合は短期リースよりも優れたコストパフォーマンスで利用できる場合も。
維持費が定額なのでコスト管理がしやすい
事故などを起こさない限り、基本的に月額使用料金以外にかかるコストはないため、企業で利用する場合は1年ごとの資産計画が立てやすくなります。
残価清算がない
先述したオープンエンド型ではなく、クロースエンド型のプランで契約すれば、月額使用料以外のコスト負担なく、契約期間満了時まで定額で利用することができます。
結論:短期カーリースに向いている人とは
短期カーリースについてメリットやデメリット、長期リースとの違いを解説してきましたが、短期カーリースを利用するのに向いているのは、次のような方です。
- 1ヶ月〜数ヶ月の短期間だけクルマを使いたい。
- なるべく低コストで利用したい。
- マイカーと同じ扱いで利用したい。
- コスト管理を明確にしたい。
ライフスタイルに合わせて、賢く活用してください。
「手軽で安く利用できる」のが短期カーリース!
短期間で車を借りることができるサービスと言えば「レンタカー」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、料金の安さと利便性を考えれば短期カーリースを検討してみるのもひとつの手です。特に単身赴任した方や繁忙期に車が必要な方など、月単位で安く車を用意したい方にはピッタリのサービスだと思われます。
短期カーリースは中古車の利用が中心となりますが、リース会社が点検や整備をキチンと行っていますので安心です。気軽に車を手に入れたい方は、一度サービスの内容をお店に聞いてみてはいかがでしょうか。