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最新の統計で見る!交通関連ニュース

コロナ禍前と比較すると、2023年は人や車の流れが大幅に増加しました。日常が戻りつつありますが、交通量が増えるとともに注意したいのが自動車による危険な事故です。この記事では、近年の統計データとともに、事故の傾向や要因を探ります。

最新の統計で見る!交通関連ニュース

「令和5年上半期における交通死亡事故の発生状況」

2023年上半時における交通事故死者数は1,182人で、前年同期比+24人と、昨年に比べて増加傾向にあり、上半期においては10年ぶりに増加しました。2023年の上半期は、新型コロナウイルス対策の外出自粛や行動制限が緩和されたことで、外出や移動をする人が増えたことも要因の一つだと考えられています。状態別においては、歩行中が417人(前年同期比+4人)、自動車乗車中402人(前年同期比+12人)、二輪車乗車中212人(前年同期比+17人)、自転車乗車中143人(前年同期比-11人)でした。

「令和4年 労働安全衛生調査(実態調査)」

労働安全衛生調査とは、事業所が行う安全衛生管理や労働災害防止活動、そこで働く労働者の仕事や職業生活における不安やストレス、受動喫煙などの実態について把握するための調査です。今後の労働安全衛生行政を推進するための基礎資料を得ることを目的に実施しています。日々、会社を支えてくれる従業員のために、心身ともに健やかに業務ができる環境を提供することは非常に重要です。自社の業務形態などを考慮し、今後どのようなアンケートを実施すべきか、どのような改善ができるかを考えるきっかけになれば幸いです。

  • 過去1年間において(令和3年11月1日〜令和4年10月31日)メンタルヘルス不調により連続1ヶ月以上、休業した労働者または退職した労働者がいた事業所の割合は13.3%でした。うち連続1ヶ月以上、休業した労働者がいた事業所の割合は10.6%、退職した労働者がいた事業所の割合は5.9%です。
  • ストレスチェックを実施した事業所のうち、結果ごとの分析を実施した事業所の割合は72.2%で、その中で分析結果を活用した事業所は80.2%でした。
  • トラックへの商品や資材の積み込み、積み卸し作業を行っている事業所のうち、それらの作業における労働災害防止対策を行っている事業所の割合は90.5%でした。労働災害防止対策の内容としては、「荷の積み込み、積み卸し場所の整理整頓」が89.2%、次いで「荷の積み込み、積み卸し場所の十分な広さの確保」が74.0%を占めています。

信号交差点内の事故は、歩行者と右折自動車が最多…?「信号交差点での右折四輪車と横断歩行者の事故」

2011年から2020年の統計によると、交通事故の発生割合の中でも、歩行者が死傷した原因として多くを占めるのが信号交差点内での事故です。行動類型別に見ると、右折する自動車が60%以上を占めています。

出典:イタルダインフォメーション「No.140 信号交差点での右折四輪車と横断歩行者の事故

直進車との接触は、漫然運転や脇見運転をはじめとする前方不注意が38%ほど、安全不確認が46%を占めますが、右折車による事故は、前方不注意が14%弱で安全不確認が80%以上を占めています。交差点を右折する際は、対向車や横断歩道、右折先など確認すべき事項が数多くあります。そのため、前方に注意を払ってはいたものの、安全確認が不十分となり、危険な事故を誘発しやすくなるようです。発見の遅れは事故につながります。信号交差点内では、通常より安全確認をしっかり行って走行しましょう。

出典:イタルダインフォメーション「No.140 信号交差点での右折四輪車と横断歩行者の事故

事例から学ぶ「ペダル踏み間違いによる事故」

「ついうっかり」が重大な事故につながりかねない、アクセルとブレーキの踏み間違え事故。最近では高齢者による踏み間違え事故が社会問題と化していますが、高齢者のみならず、若年層にも多い傾向が見られます。

2010年の6,328件から、2019年では3,845件と4割ほど減少していますが、それでも決して少ない件数とは言えません。また、2018〜2020年における踏み間違い事故の死傷事故は9,738件でした。死亡重症事故は高齢運転者によるものが多いですが、車両相互事故においては、若年層の運転者でも多く発生しているようです。

2005〜2017年の四輪自動車による死傷事故2,717件のうち、踏み間違い事故は30件でしたが、以下のような場面で事故が起きていたことがわかりました。

  • 駐車場や車庫で方向転換していた、または駐停車しようとしていた(8件)
  • 信号交差点手前の停止車両後方に進行していた(5件)
  • 路外施設から道路に進出しようといていた(4件)
  • 信号なしの交差点に侵入しようとしていた(4件)
  • カーブ進行していた(2件)

ちょっとしたきっかけや間違いで起きる大事故。周囲に気を配りつつ、ブレーキは足を乗せたままクリープ現象を利用する、運転しやすい履物を着用する、思い込みをせず危険を予測しながら運転するなど、普段から基本を念頭に置きながら運転することを心がけましょう。

「訪日外国人によるレンタカー事故」

新型コロナウイルス感染拡大により一時は大幅に減少していましたが、2023年7月、日本を訪れた外国人旅行者の推計は232万600人とコロナ禍前に戻りつつあります。観光や娯楽目的の場合、移動手段のひとつとしてシェアカー、レンタカーが利用されますが、そこでも事故が発生しているようです。

(運転資格が国際免許等、観光や娯楽目的で車両を運転している)訪日外国人のレンタカーによる人身事故件数は、2014年に25件だったところ、2018年は92件とおよそ4倍に増えています。訪日外国人のレンタカーによる人身事故の形態は、「出会い頭」が25%、「右直事故」が22%、「追突駐停車中(※)」が24%と、上位を占めていました。通行方法や交通文化が異なることに加え、地域の交通事情や道路の特性などを理解していないことも要因に考えられます。

※信号待ちや客待ちなどで駐停車している前の車両に、進行してきた後車が前車の後部に衝突する事故の形態。

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