スコアをチームで見せあって、高めあっていきたい。上位ドライバーが与える周囲への効果
今春開催された全国安全運転イベントでは、1,500名以上のドライバー様が参加し、運転のスコアを競い合いました。初参加の三菱電機冷熱プラント株式会社様は、上位に3名のドライバーが入賞されるという好成績を納められました。本インタビューでは、そのうちの1名となる中四国支店の水野様より、上位入賞に関するコメントから日頃から心がけていること、安全運転のポイントを伺いました。
3分でわかるSmartDrive Fleet
SmartDrive Fleet導入実績
SmartDrive Fleet は、アルコールチェック記録をはじめ「安全運転管理・法令遵守・DX」3つの観点から業務で車両を利用する企業の様々な課題をワンストップで解決できるクラウド型車両管理サービスです。簡潔にサービス概要をご紹介しています。
インタビュイー:
三菱電機冷熱プラント株式会社 中四国支店 水野様
上位に入賞したことで、社内の安全運転意識が向上
はじめに、水野様の自己紹介をお願いします。
三菱電機冷熱プラント株式会社の中四国支店に所属する水野です。私は営業を主体に修繕対応を担当しています。中国・四国地方全般を回りますので、移動距離も長いことから、営業活動の中で車両は欠かせません。私自身はもともと車と運転そのものが好きで、プライベートでも車に乗りますし、人よりも運転する機会は多い方かと思います。
今回のドライバー賞入賞、誠におめでとうございます。今回の結果について、率直な感想をお聞かせください。
正直なところ、びっくりしました。もちろん、日頃から運転には気をつけていますが、結果を目の当たりにして「まさか、自分が上位に入るとは…!」という感じです。SmartDrive Fleetの導入当初は、自分の運転をスコア化できるということで毎日点数をチェックしていました。
ただ、あまり点数を意識しすぎても運転がストレスになってしまうため、最近は月初や月中にスコアのチェックをしつつ、いつも通りの運転をしようと心がけてきたんです。
普段通りの運転で上位を獲得することができた事は、嬉しいと同時に驚きでいっぱいです。
ちなみに、「いつも通りの運転」とは?
常日頃から、同乗者が隣にいることを想定して運転するようにしています。SmartDrive Fleetは急操作の回数や点数が詳細に表示されますので、交差点やカーブを走行する際は、今まで以上に注意するようになりました。
中四国支店のスタッフ間で、互いのスコアを話題にすることもあるのでしょうか。
以前はそこまで話題になっていなかったと思いますが、今回の私の受賞をきっかけに、話が弾むようになった気がします。頑張れば評価されることがわかり、みんなが自分の運転を気にかけるようになったと感じます。
良い効果が出ているようで、私たちも嬉しいです!
他のドライバーから、点数の表を見せて欲しいと言われる機会が増えました。最初は「車の車種が関係してるのではないか」みたいな話もあったのですが、私が他のドライバーの車を運転して高得点を出すと、「何がどう違うんだろう?」と思うようで。
デバイスや車が原因でスコアが低いのではないことが私自身も分かったので、自分自身の運転をまっすぐ受け止め、改善するきっかけにもなりましたし、全体を通して良い循環、良い雰囲気が生まれていると感じます。
言語化が難しい部分はシステムの力を活用
ご自身の運転の中で、普段気にかけているポイントなどがあればお教えください。
常に周りをよく見るようにしています。その時に活用する頻度が多いのがバックミラーです。こまめに見て、前方だけでなく後方の状況もしっかり把握するようにしています。
また、歩行者用信号は必ず確認し、点滅しだしたらタイミングを見計らいながらブレーキを早めに踏みます。私自身が急ブレーキを好まないため、以前から交差点やカーブでは滑らかに優しく踏み込むことを心がけてきました。
運転に苦手意識や不安を持っている方に、もっと安全運転に興味を持ってもらうためには、どのようなしくみがあると良いでしょうか?
ドライバーにとって、自分の運転のコツを言語化するのはとても難しいことです。ですので例えば、車両管理システムがその人の運転を分析してコツやポイントを提示できると、他のドライバーもスコアアップが狙えるようになるかもしれませんね。
安全運転イベントでは運転レポートで急操作回数や運転アドバイスのコメントもいただけるので、みんなで見せあったりして活用していくのも良いかもしれません。
先ほど、同乗者を乗せていることを想定しながら運転しているとお伝えしましたが、同乗者がいると思いながら、気を遣って運転することが一番のポイントかと思います。
その人の安心・安全を第一に考えるからこそ、より丁寧な運転になりますし、事故を絶対に起こしてはいけないという使命感が生まれると思います。