安全に気を遣う電気工事の仕事だからこそ、日々の運転環境も大切にしたい

安全に気を遣う電気工事の仕事だからこそ、日々の運転環境も大切にしたい
株式会社 岡田電気工事
株式会社 岡田電気工事
業種
電気工事施工
管理車両台数
17台
事業内容
分譲住宅・工場倉庫・介護施設・SC・店舗・オフィスなどの電気工事施工
地域
千葉
従業員数
24名
活用目的
安全運転強化
利用デバイス
シガーソケット型

「いってらっしゃい」「おかえりなさい」こうした何気ない日常のやりとりは、事故がなく無事に平穏な日々を過ごしているから得られるもの。工事現場だけでなく移動中も危険は潜んでいるからこそ、車両管理システムを導入して社員の命と健康を大事にしている岡田電気工事さまは、車両管理システムをどのように活用しているのでしょうか?

「事故が半分に減り、かなり効果が出ている」と語る、代表取締役社長の勝谷様にSmartDrive Fleetの活用方法について伺いました。

工事現場内の安全だけでなく、移動中の安全も確保したい

御社の事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか?

前社長が50年ほど前に創立し、電気工事関係を全般的にやらせていただいております。例えば、皆様のオフィスにあるような、照明・ネットワーク・音響などの工事もしていますし、設計・積算も行います。

立体駐車場・特養老人ホーム・家電量販店・賃貸アパート・葬祭場・工場・オフィス・物流倉庫など、さまざまな建物で施工して、アフターメンテナンスまで一貫して対応しております。

工事が始まってから完了するまでの期間はだいたいどの程度なのでしょうか?

小工事だと1~2日で終わるものもありますが、工期の長いものになると1年近くかかることもあります。

車両管理を始めようと思ったきっかけについて教えて頂けますか?

交通事故が多かった年度がありまして、工事現場の安全だけでなく、移動中の安全もしっかりと確保しないといけないと感じました。現場内では、「安全第一」と請負先や現場の方々の注意喚起があるのですが、移動中の運転に関しては安全への注意喚起の機会が少ないので、会社から言わないといけません。

まずは、みんながどのような運転をしているのか分からないので、客観的に知りたいなと。その上で安全運転に取り組んでもらうために適したシステムはないかと探していました。

ただ、テレマティクスを導入して後悔している話を取引先の方から聞いていました。「休憩で数十分間コンビニに寄っただけでもアラートがいっちゃうし、鼻歌も聞かれてしまう」こうした話を聞いて、それは可哀想だなと。しかもシステムも高額で「こんな高いシステムを導入しちゃったんだよね・・・」という嘆きも聞いていました。

なるほど、そういった話を聞いた上で車両管理システムを探していたのですね。SmartDrive Fleetを知った時にはどういった感想を持たれたのでしょうか?

SmartDrive Fleetは、ガチガチに社員を監視して管理をするシステムではないので自社に合っていると感じました。また、導入しやすい価格帯だったので、他社との比較検討もせずに決めました。事故件数は半分くらいに減りましたし、すごい効果も出ていますので、導入してよかったと思っています。

走行データを可視化して、事故件数が半分に!

それはよかったです!

事故件数を半分に減らすために、どのような取り組みをされているのでしょうか?

SmartDrive Fleetを導入した初期の頃は、危険運転などが発生すると届くアラート通知をチェックして、「こんな通知がきているけど大丈夫?」というようなコミュニケーションをしていました。ただ、アラートの件数が多かったので、各個人に送るのはやめました。

その次に実施した取り組みは、月次の運転ランキングを事務所に入ってすぐのところに掲示するようにして、みんなが順位を把握できるようにした事です。

点数順に並べていますので、点数が低いと自分の順位が低いなと改めて認識してもらえます。また、アラートの件数が多い人は黄色く色を付けたり、走行距離が多い人には「頑張ったね!」マークをつけたり、細かいことですがこうした工夫が意外と重要だと思っています。

今年はコロナウイルス影響でできなかったのですが、新年会で年間の順位を掲示して、催し物として発表しています。

こうした掲示によって、安全運転のレベルは上がったのでしょうか?

人によっては、開き直ってしまうかもしれませんが、多くの方はSmartDrive Fleetの利用開始時よりも点数がよくなっていますので、効果はでていると思います。

最初の頃は60点台の人も結構いましたが、最近では70点を超える人がどんどん増えてきましたね。

順位が低い方には厳しく指導されているのでしょうか?

いえ、あまり厳しくはしていないです。工事現場にいくと、お客様や請負先からも安全についてはいろいろと言われていますので、運転についても厳しく言い過ぎて嫌気を感じてしまうと逆効果になると思います。

「情報を開示することで社員自ら気づいて改善してほしい」というのが私のスタンスです。

SmartDrive Fleetの「集計」以外にも使っている機能はありますか?

リアルタイムのレポートはよく使います。移動ルートのチェックとかではなく、帰りが遅い時などの安否確認で利用しています。

何気ない日常の1コマが、1番の幸せ

御社が安全運転に取り組む理由について教えてください。

やはり、社員の命と健康を守りたいからです。朝、会社で「今日も1日安全に行ってらっしゃい!」と送り出してから、「今日も安全に帰ってきた」という日常の1コマに私は幸せを感じるのです。社長が会社に遅くまでいると、うっとおしいと感じるかもしれませんが、なるべく顔を見て「今日も1日お疲れ様」と言って、家路についてもらうだけでも嬉しいのです。

こういう日常が続けばいいなと思いますので、社員の命を守るために今後も安全第一でいきたいと思います。

会社から工事現場までの運転中も事故の危険がありますし、工事現場においても危険は伴いますので、「元気に出発して、元気に帰ってくる」というのは当たり前のように感じますが、すごく大切なことですね。

最後に、御社が今後目指していきたい姿についてお聞かせください。

安全第一はもちろんですが、みんなが快適に働ける職場を提供できればいいなと考えています。技術的にも、人間的にも、成長できるような会社でいたいと思います。

そして、一人一人の抱えている課題や不安などをしっかりと改善していくことで、今いる従業員のみんなにとってより働きやすい会社でいられれば素晴らしいと思っています。

筆者紹介

株式会社スマートドライブ
編集部

株式会社スマートドライブ編集部です。安全運転・車両管理・法令遵守についてわかりやすく解説します。株式会社スマートドライブは、2013年の創業以来、「移動の進化を後押しする」をコーポレートビジョンに掲げ、移動にまつわるモビリティサービスを提供しています。SmartDrive Fleetは、1,700社以上への導入実績があり、車両に関わる業務の改善や安全運転の推進などに役立てられています。また、東京証券取引所グロース市場に上場しています。 SmartDrive Fleetは情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度「ISMS認証(ISO/IEC 27001:2013)」を取得しています。

資料ダウンロードSmartDrive Fleet
導入事例をまとめてご紹介

資料イメージ1資料イメージ1

SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。

Page
Top