参加者の97%以上が安全運転意識の向上を実感!!安全運転に特化したSmartDrive Fleetの活用方法とは
- 業種
- 電気・ガス業
- 管理車両台数
- 約2,000台(中国電力㈱、中国電力ネットワーク㈱の合計台数)
- 事業内容
- 発電事業・小売電気事業
- 地域
- 広島
- 従業員数
- 4,564名(出向者などを含む)
- 活用目的
- 安全運転強化
- 利用デバイス
- シガーソケット型
企業規模が大きい場合、車両を運転する社員も多く、事故件数も多くなりがち。そのような中、「安全のために制度など仕組みを考えて提供するのが私たちの業務」と話されるのは、中国電力株式会社で社員の安全と健康を守るために活動する横山さまと荒井さま。安全運転のための施策を練り、社員の安全運転意識の向上と事故の削減を実現したお二人にSmartDrive Fleetの活用方法を伺いました。
導入サービス:SmartDrive Fleet シガーソケット型デバイス、安全運転診断レポート
生活インフラを支える企業の安全と健康の基盤を築く
事業内容とお二人の所属する部署についてお教えください。
荒井さま(以後敬称略):弊社は一般電気事業者で、中国地方を中心に電力の小売業を行っています。また、弊社のグループ企業である中国電力ネットワーク株式会社と連携して、発電から販売、送配電事業と幅広く事業を展開しています。事業を通じて地域への貢献や環境保全など、社会全体の持続可能な発展を支えることが会社の使命です。私たちの所属する人材活性化部門の安全健康推進グループは、社員の安全と健康を管理・推進する部署であり、私は安全関係業務の総括をしています。
同じ基準を持つことが指導の質を引き上げる
SmartDrive Fleetをご導入いただいたきっかけは何ですか?
荒井:安全運転を強化したいと考えたことです。弊社および中国電力ネットワークでは、営業や故障修理などで朝から晩まで車両を使用している社員が多く、月に1,500〜2,000km走行する社員もいるので、以前から安全運転を重視した取り組みを行っています。「業務で運転する際の交通事故の削減」を両社の共通目標としていますが、近年は事故件数の高止まりと、入社3年目以内の若年層の事故率が非常に高いという課題がありました。
これまでも、同乗指導や技術訓練などの安全運転指導をしてきましたが、どうしても拠点ごとに実施するプログラムや評価基準に差異が生じていました。そこで、SmartDrive Fleetのように運転をスコア化できるツールがあれば、一定の基準に基づき安全運転指導のカリキュラムを統一でき、どの拠点でも質の高い安全運転指導ができると考えました。
横山さま(以後敬称略):さまざまなツールを比較検討する中で、SmartDrive Fleetのシガーソケット型デバイスはドライブレコーダーとは違って容易に着脱可能で、社員に携帯させて使用できるといった点や、SmartDrive Fleetの視認性・操作性など、そのわかりやすく見やすい点にも惹かれました。
入社3年目以内の社員を対象に利用したいと考えていたので、デザイナーさんによって作成された綺麗なデザインは、若い社員にも受け入れやすいと感じたことも導入の決め手となりました。
ターゲットを絞り安全運転に特化した運用
どのように運用しているのかお聞かせください。
横山:弊社ではSmartDrive Fleetを60台契約していますが、安全運転に特化した運用をしています。全社員ではなく、事故率の高い入社3年目以内の社員を対象とし、事業所ごとに希望を募って年2回60名ずつ、合計120名に利用してもらう形です。
1クール3ヶ月で実施しており、最初の1ヶ月は特に意識しないで普段通り運転をする。その後1ヶ月目のレポート結果を受けて2・3ヶ月目は、スコアが良くなるように取り組むというフローで進めています。
具体的に活用されている機能についてお教えください。
荒井:最も活用しているのは、毎月発行される安全運転診断レポートです。社員には、運転のスコアとフィードバックを基に自身の運転を振り返るなど安全運転に取り組むよう促しています。
SmartDrive Fleetを導入してから何か変化はありましたか?
横山:以前は小さな物損などの事故も含めて、多くの事故が起こっていましたが、徐々に事故件数は減少しています。昨年の実績では、2割ほど事故件数が減っていました。もちろん定期的に安全運転の意識向上施策なども実施しているのですが、SmartDrive Fleetの効果もあると考えています。
荒井:昨年から本格的にSmartDrive Fleetを活用した施策を開始し、実施対象者や職場管理者にアンケートを取ったところ、対象者の97%と非常に多くの社員が安全運転の意識が向上したと回答しています。また、アンケートには「自分の運転を見直す良いきっかけとなった」や「部下の運転(急操作)の特性を知ることができた」などの声もありました。
また、安全運転教育とは少し異なりますが、職場管理者と運転者の間でコミュニケーションの機会が増えたという意見もありました。レポートなどを受け取ることで、安全運転をするためにはどうしたら良いかなど、会話のきっかけになっているようです。そのような副次的な効果も得られて、改めて導入して良かったと思います。
最後に、SmartDrive Fleetのおすすめポイントや今後の可能性などがありましたら教えていただけますでしょうか?
荒井:新機能のリリース頻度が高く、法令の改正に応じて迅速に対応しているところが一番のおすすめポイントです。システムがアップデートしていく中でより使いやすくなっているのも本当に素晴らしいと思っています。
横山:リアルタイム位置情報機能を利用した際、走行している車両をGoogleマップ上で正確に把握することができ、SmartDrive Fleetは非常に高機能だなと実感しています。そのため、事故や災害によって弊社のエリアを超えて社員を派遣する際の現在地の確認などにも活用できるのではないかと考えています。
ドライバー様・管理者様の双方に効果を実感いただけているようで、大変嬉しく思います。本日は、お忙しいところありがとうございました。
資料ダウンロードSmartDrive Fleet
導入事例をまとめてご紹介
SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。