「Shachihata Cloud」×「SmartDrive Fleet」連携で実現する、営業コストの見える化

「Shachihata Cloud」×「SmartDrive Fleet」連携で実現する、営業コストの見える化
シヤチハタ株式会社
業種
文具・事務機器の製造販売
管理車両台数
99台
社員数
単体 356名(2022年6月末現在)
事業内容
文具印章事業 [印章・筆記具 等]、IT事業 [電子印鑑・EC 等]、新規事業 [環境対応素材・個別認証システム 等]

創業当初から、多くの製品・ソリューションを通じて社会の持続的成長・業務の効率化を支援し続けているシヤチハタ株式会社。2020年リリースの「Shachihata Cloud」は、リモートワーク時代における押印業務のデジタル化にも貢献しています。そんな中、シヤチハタが実現した「Shachihata Cloud」と「SmartDrive Fleet」との連携による業務効率化とはどのようなものなのか。導入背景から詳しい連携方法までお伺いしました。

インタビュイー:シヤチハタ株式会社
デジタル認証事業部 サービス企画開発課 島戸 啓輔さま
https://dstmp.shachihata.co.jp/colummn/dx_smartdrive

導入サービス:SmartDrive Fleet (ユピテルドラレコ)

「便利」「楽しさ」「安心・安全」という価値を社会に提供

はじめに、御社の事業内容について教えてください

シヤチハタ株式会社ではこれまで、「Xスタンパー」「ネーム」など、捺印の分野で数々のソリューションを提供して参りました。いつの時代も「便利」「楽しさ」「安心・安全」という価値を提供し続けてきました。最近では、2020年にリモートワーク時代における押印業務のデジタル化を推進すべく、クラウド型の電子印鑑・決裁サービス「Shachihata Cloud」をリリースしています。

今回SmartDrive Fleetを導入した背景の一つは、このShachihata Cloudとの連携によって、より営業活動のブラッシュアップ・業務効率化を図りたいと考えたことです。

社用車管理と業務負担軽減のため「SmartDrive Fleet」を導入

SmartDrive Fleetの検討に至ったきっかけは何でしょうか?

弊社では、会社全体の業績向上・利益最大化のための打ち手を常に模索しています。その中の一つに、「営業活動費の削減」という課題がありました。

売上については、営業担当者・得意先様ごとに管理を行っていたのですが、売上獲得に至るまでの「得意先様へ何回訪問したのか・どの程度時間をかけているのか」などのコストの部分は見える化されていませんでした。

こうした課題を解決するために、まずは営業車両の動きを把握する必要があると考え、「SmartDrive Fleet」の導入を決めました。

導入後の効果について教えてください

社用車を誰がいつ使い、どこへ訪問し、どんなルートで運転をしているかという情報が自動で蓄積されるようになったことで、各得意先様への訪問回数や滞在時間といったコストとなる情報が見える化されるようになりました。

この情報をShachihata Cloud上の売上情報と突合させることで、「利益」の部分を以前よりも明確に算出することが出来ています。

営業活動のブラッシュアップを図ることで、大きなコスト削減に繋がる手応えを感じています。

活用を進める中で、当初は想定していなかった付随効果などはありましたか?

SmartDrive Fleetでは、スピード超過や急ブレーキ・急加速などの危険な運転を加味した運転スコアが表示されますよね。この運転スコアをランキング形式で表示し、上位数名を社内で公表することで、社内全体の安全運転意識向上を図ることができました。

その他にも、SmartDrive FleetではPCやスマホを利用してアルコールチェックの結果を記録できます。これにより、従業員が総務まで用紙を提出しに行かなくても検査結果を残せるため、提出漏れが減少しました。

アルコールチェックがきちんと実施されているかどうか、走行情報と照らし合わせてチェックする作業も自動化でき、総務担当者の業務負担軽減にもつながっています。

メール連携機能を活用してデータを取り込む

「Shachihata Cloudとの連携」について、具体的な連携方法を教えてください。

SmartDrive Fleetには、走行情報などのレポートをPDF形式で作成し、メールで出力・定期配信する機能があります。このレポートをShachihata Cloudのメール連携機能で取り込み、Shachihata Cloudの掲示板に表示させています。掲示板上でもデータのプレビューとダウンロードができる仕組みにしました。

また、走行情報を活用した営業活動の分析にも「Shachihata Cloud」の活用を開始しています。ここにSmartDrive Fleetからのデータを取り込むことで、走行情報と売上情報を掛け合わせた分析ができるようになります。

社用車の情報を分析することで、「Aさんは効率よく営業活動できており、売り上げにつながっている」「Bさんは営業活動頻度の割には売り上げに繋がっていないため、やり方を変えた方がいいのでは」といったことが分かるようになり、営業活動のブラッシュアップにつながっています。

連携を強化し、さらなる活用に期待

Shachihata CloudとSmartDrive Fleetとの連携は、導入時点から想定されていたのでしょうか?

はい。車両管理システム導入を検討する段階から、Shachihata Cloudとの連携を前提として考えていました。SmartDrive Fleetは走行情報などが細かく取得でき、メールでレポートを出力できる点が、Shachihata Cloudとの連携において魅力的でした。

とは言え、SmartDrive Fleetは運用開始から日が浅いこともあり、すべての機能を使いこなせているわけではありません。

Shachihata Cloudとの連携についても、今後やっていきたいことはまだまだあります。

SmartDrive Fleetのレポート機能では、走行情報や運転スコア、アルコールチェックの実施状況等だけでなく、各会社で所有する社用車の稼働状況など様々な情報が出力できます。今後はこうした情報もShachihata Cloudと連携することで、運転指導や車両の見直しなどに役立てていきたいですね。

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。

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