安全運転管理は企業の社会的責任。リウボウグループが取り組む安全運転教育

安全運転管理は企業の社会的責任。リウボウグループが取り組む安全運転教育

会社名(団体名)
株式会社リウボウホールディングス
業種
卸売業・小売業
管理車両台数
41台
社員数
-
事業内容
リウボウグループ(リウボウインダストリー、リウボウストアなど)事業会社の統括。管理、資金調達、不動産賃貸業等

2021年度における沖縄県の交通事故数は2,783件。県内の交通事故による死者数は、人口10万人あたりで全国41番ですが、横断中事故の構成率や若年層が原因の人身事故構成率がワースト1になるなど、危険な事故が後をたちません。

そうした社会問題を企業として解決するために、まずは自社ドライバーの安全運転意識向上を目指したリウボウグループさま。グループ全社で安全運転への取り組みを進めるために、SmartDrive Fleetのドライブレコーダータイプをご契約くださいました。導入から数ヵ月立った今、目に見えて少しずつ効果が出ているとのこと。本インタビューでは実際のご活用方法から具体的な効果までをお話いただきました。

株式会社リウボウホールディングス
http://ryubo-hd.co.jp/
インタビュイー:
株式会社リウボウホールディングス 取締役 総務・法務部 部長 山内 昌利様
株式会社リウボウインダストリー 取締役 管理本部長 八幡 辰弥様
株式会社リウボウストア 人事総務部 総務課 課長 大濱 健様

導入機器と台数:
SmartDrive Fleetドラレコタイプ41台
オプションレポート(運転指導・安全運転診断・動画イベント・訪問エリア・訪問効率・運転日報・速度帯・速度超過)
導入時期:
2022年2月

沖縄県民の生活に欠かせない「リウボウ」

はじめに御社の事業内容についてご紹介いただけますか?

我々リウボウグループはデパート、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、旅行サービス、など多様な事業を展開しており、リウボウホールディングスはその中のデパートとスーパーマーケット事業会社の統括・管理を行っております。クラウド車両管理システムSmartDrive Fleetは現在2社の事業会社で導入しています。1つがデパートリウボウを運営する株式会社リウボウインダストリー。もう1つが、スーパーマーケットのりうぼうや無印良品、とくし丸事業を運営する株式会社リウボウストアです。

リウボウインダストリーは、戦後、琉球貿易商事・商社としてアメリカ・イギリス・アジアを中心に貿易で得た物資で商売していました。それから後の1964年「琉球貿易商事株式貸会社」から「株式会社リウボウ」に商号変更。現在では沖縄県内唯一の百貨店として伝統をしっかりと継承しつつ、唯一無二の独自スタイルの構築に日々、努めております。

リウボウストアはリウボウグループのスーパーマーケット部門として昭和58年12月設立、昭和62年3月那覇市首里に1号店となる「首里りうぼう」をオープンさせて以来、地域の皆様に愛される店づくりを進めてきました。現在、スーパーマーケットとしては13店舗、その他、専門店である「無印良品」を3店舗と「ダイソー」を4店舗、ファミリーマートプラスりうぼう泉崎店など、計21店舗を展開しております。

車両は主にどのような用途で利用されているのですか?

リウボウインダストリーでは、百貨店外商として、お客様のもとへ出向き、商品のご紹介や販売、注文の品をお届けするのに車両を利用しています。荷物も多いですし、移動に柔軟性を持たせるため、1人1台を割り当て、現在は15台ほどが稼働しています。

リウボウストアでの主な用途は、本社に在籍するバイヤーやマーチャンダイザーの店舗臨店時ですが、その他にも仕入れ先への訪問や店舗間の商品移動、製造した商品の移動などに使うこともあります。

沖縄県内の交通事故の多さが社会問題に。事故ゼロで会社として貢献したい

車両管理システムの導入を検討したきっかけについてお聞かせください。

沖縄県は車両の保有率が高く、頻繁に交通事故が起きています。日頃より飲酒・寝不足・体調不良を原因とした業務車両による交通事故のニュースを耳にして、大切な命が失われていることを憂い、企業としても事故撲滅を目指したいとの思いで車両管理体制の強化を取り組むことになったのです。

また、今年度より改正道路交通法施行規則が順次施行され、アルコールチェックが義務化となりましたので、今までの運用を変え、管理のさらなる強化を図らなければならないという考えもありました。

少しでも交通事故被害者を減らし、会社として貢献するには何を実施すべきか。頭を捻らせ行き着いたのが、一人ひとりの安全運転意識を高めることでした。社用車による交通事故で犠牲者を出さないために、そして社会責任を果たすために重視していたのは次の3点です。

①社用車を運転する従業員の体調管理

②運転する従業員の安全管理

③安全運転への意識向上

ドライブレコーダーやテレマティクスを活用し、運転者の運転状況が把握できるシステムが良いだろうと調査を開始し、スマートドライブを含め7社のサービスについて特徴や機能の比較検討を進めていました。各種セミナーへ参加したり、活用についての説明を受けたりしていたのです。

それまではどのように車両管理、安全運転管理をされていたのですか?

数年前に、沖縄県内で業務用トラックが親子を巻き込むという痛ましい重大事故が発生したことを受け、管理の徹底に努めようと規定を見直しました。ただ、具体的な手段にまでは落とし込めていなかったのです。

もちろん安全運転管理者は選任しており、年に何度か講習を受けるなどしてきましたが、業務としては動産管理が中心で、車両利用者も帳簿へ名前を記入する程度でした。車両を利用する際は、社内のポータルサイトから事前予約を行い、利用日時に車両のカギを受け取るという仕組みになっています。しかし、当日の訪問先や運用理由などの詳しい車両用途については、総務部では正確に把握していなかったのです。

比較検討をされる中で、SmartDrive Fleetを選ぶ決め手となったポイントを教えてください。

最終的な決め手は、スマートドライブさんの「社会全体の交通事故を減らしていきたい」という想いです。弊社と同じ考えを持っていると感じ、導入へ至りました。そのほかにもシステムとしての選定ポイントが5つほどございます。

1.安全運転管理者のサポートがシステムで行える
安全運転管理者の業務は多岐にわたりますから、二人だけではどうしても煩雑になってしまいます。その一部をシステムで補える点に魅力を感じました。

2.運転者一人ひとりの運転のスコア化
スコアという定量的な数値結果をもとに、適切な安全運転指導が行えることです。誰もが同じように、何をどのように見れば良いのかわかるというのは、情報を理解し、共有する際にも非常に重要なことだと考えています。

3.リアルタイムで車両運行状況を可視化できる
オンタイムで車両の場所を把握できるため、緊急時の迅速な対応ができると考えました。

4、社用車の予約・日報の作成がリアルタイムで自動的に実施できる
作成にかかる時間、予約の手間が短縮でき、現場と管理、両者の手間が省けます。

5.車両登録を行うことで、車両管理台帳を紙ベースで作成しなくて良い
車検・保険・リース更新時期についてのリマインダー機能があるので、抜け漏れなく管理できると思いました。

ドライバーの意識に変化が。事故数と危険操作も順調に減少

現在メインで活用いただいている機能はどちらでしょうか?

リアルタイムの走行データと走行履歴、危険挙動発生時の前後が記録された動画、そして速度超過と安全運転診断のレポートです。毎日、各社の車両が何台稼働しているのかを管理画面で確認し、よく巡回している店舗はどこかなど、リウボウストア・リウボウインダストリーと情報共有しています。それにより、同じ事務所内の外商部門とも情報共有が迅速かつ細やかにできるようになりました。

急操作の前後を動画で確認して、個別に指導をされているのでしょうか?

急操作が発生した前後の動画は必ず目を通すようにし、何かあっても即座に対応できるように体制を整えています。幸い導入してから事故は発生していませんし、動画やデータから事故の芽を摘むことで、より安全な運転が実現できるようになったと感じますね。

他には個人ごとの安全運転診断スコアもチェックしますし、月に1回、安全運転診断の結果を必ず確認して指導に活かしています。

導入後、リウボウさま全体で「急操作回数」「速度超過走行数」ともに順調に減少傾向です。安全運転の意識がしっかり根付いていることがわかります。

日頃から模範運転者を褒め、モチベーションをあげてもらえるように声掛けをしています。それが結果につながっているのかもしれませんね。

また、SmartDrive Fleetで巡回ルートが可視化されるようになったため、効率よく移動するようになった気がします。

急操作の数値以外に、どのような効果を実感されていますか?

リウボウストアでは車を自宅に持ち帰って朝早く出発することもあるのですが、走行データを確認すれば業務中か否かがわかりますし、タイムカードの押し忘れがあっても総務がデータを確認して修正できるなど、労務管理の徹底にも役立っています。

安全運転への取り組みについて、御社では具体的にどのような目標設定を行っていらっしゃるのでしょうか?

走行毎に算出される安全運転スコアの数値目標を設定し、一人ひとりに声掛けをしています。まずは導入初期の弊社の安全運転スコアから数ポイント高い、無理のない範囲でのスコアを目標として設定し、それをクリアしたら少しずつ目標スコアを上げるようにしています。

そうすることで、無理なく目標達成ができるので、全体のモチベーションが上がり、良い循環が生まれるんです。

また、1週間おきにSmartDriveのカスタマーサクセスの方から管理者へスコア推移を送っていただいているので、データを見ながら状況を各々に確認しています。内容は月曜のミーティングで共有し、次はどの段階へ進むべきかを議論することで、少しずつ安全運転教育のレベルを上げていければと思っています。

導入当初は、社内で見かけた時に「危険な運転が多かったよ」と言う感じでやんわりと伝えていたのですが、徐々に「少し速度をおさえてゆっくり発進すれば、ガソリン代も節約できるし、素早く判断して危険回避をすることができるよ」と具体的にフィードバック出来るようになってきました。

今後は安全運転意識をさらに高めるために、結果を一緒に見ながら、一人ひとりへさらに丁寧な指導を心がけていきたいです。

少しずつ変わったドライバーの安全運転意識

運用にのせるまでに苦労された点があれば教えてください。

はじめは「監視されているんじゃないか」という意識が強かったようで、少なからずネガティブな反応がありました。しかし、実際に動画を見ると顔ではなく手元しか映っていませんし、四六時中同じドライバーを見ているわけではないこと、客観的に自分の運転を確認できたことで、少しずつですが着実に意識が変わってきました。

もちろん、浸透して意識が変わるまではある程度の時間を要しました。はじめはなかなかスコアも上がりませんでしたし…。その点については個別にコミュニケーションを取っていく中で、ゆとりを持った運転を心がけるよう伝えています。

また、リウボウインダストリーでは現在は外商部を中心に説明していますが、全社への説明会はこれからのため、少しずつ浸透させていく予定です。

車両を利用するドライバーに意識の変化はございましたか?

責任者は見本になるべく、80点以上を維持しています。その影響もあってか、現場にも「安全運転診断でいい点数を取ろう!」という意識が生まれ、自ら安全運転を心がけるようになったと感じます。

また、ドライブレコーダーで映像が記録されるため、「自分ではそんなに速度を出していない」と思っていても、あとで振り返ると「結構危険な運転をしていたのかもしれない」と気づくことができるようになりました。

アルコールチェック運用にも、SmartDrive Fleetの活用を期待

法改正により、今年度からアルコールチェックが必須となりました。現在リウボウさまではどのように運用されていますか?

リウボウインダストリーでは、事務所にある二つのアルコール検知器を使用し、結果を第三者に見せるという運用です。リウボウストアの方では、車の鍵を受け取る場所にアルコール検知器が設置されており、結果に問題がなければ鍵を受け取って出発する流れになっています。

今後は各人にアルコール検知器を持たせたいと考えているので、結果がSmartDrive Fleet管理画面に反映され、記録を残す運用ができればベストですね。チェック体制も管理体制もどちらも確実に整いますので、私たちとしてはありがたいことです。さらに、基準値を超えていた場合はアラートが鳴る仕組みがあれば、管理者から該当社員に留まるよう注意ができるようになりますし、なお良いですね。

アルコールチェックはどの企業様も運用を模索されています。今後弊社のサービスでどのように対応できるのか、改めてご提案をさせていただきます。

法令遵守の観点でも、安全運転管理者がアルコールチェックの結果を目視またはそれに準ずる方法で確認することが義務付けられています。一目で結果が確認できるように一覧で表示されると便利ですよね。より高度な管理と運用が実現できるよう、アップデートに期待しています!

※2022年6月 非通信型を含むあらゆるアルコール検知器に対応し、ドライバーの直行直帰時や出張時などでも対面に準じたリアルタイム確認が可能となるサービスの拡充について、プレスリリースを発表しました。詳細はこちら

安全運転指導から業務効率化まで、活用の幅を広げていきたい

今後、SmartDrive Fleetをどのように活用していきたいですか?

ドライバー自身が安全運転への意識を持って良いスコアを目指せるよう、表彰制度もうまく活用していきたいです。あとは、業務効率化という観点から、地点・営業先管理といった使い方も出来ればと思っております。

安全運転管理はもちろんですが、リアルタイムの位置情報がわかることで、スムーズな社内連携が出来るようになり、業務効率化に直結する。これはSmartDrive Fleetの強みであり、アピールポイントではないでしょうか。

今後は各人がどれくらいの頻度でどこにアクセスできているのかについても、指標を出して、営業活動に反映させていきたいです。

カスタマーサクセスの方は皆さん当社の話を最後までしっかり聞いてくださるし、私たちをしっかりフォローしてくれますので、今後も安心して様々な活用方法を検討していきたいと思っています。よろしくお願いします。

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。

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