アルコールチェックアプリとは、測定器に息を吹きかけて酒気帯びの有無を確認するアルコール検知器とスマホアプリを連動させ、アルコールチェックの結果を自動で記録することや、クラウド上で記録を保存することができるスマホアプリのことです。

3分でわかるSmartDrive Fleet Basic クラウド型アルコールチェック機能

SmartDrive Fleet Basic クラウド型アルコールチェック機能の概要についてご紹介します。
アルコールチェックアプリとは
アルコールチェックアプリとは、アルコール検知器とスマホを連動させ、アルコールチェックの結果を自動で記録することや、クラウド上で記録を保存することができるスマホアプリのことです。
アルコールチェックアプリには、測定値の記録だけでなく、規定値が超えた場合にアラートで知らせる機能や、なりすまし防止/本人確認用のカメラ機能などが搭載されたタイプもあります。

いまアルコールチェックアプリが必要とされるわけ
2022年4月の道路交通法改正により、一定台数以上の社用車を使用する事業所において、ドライバーへのアルコールチェックの実施とその記録の管理が義務付けられました。それに伴い、安全運転管理者の業務も拡充され、管理の手間暇や業務負担が一気に増えています。
アルコールチェックアプリは、アルコールチェックに関する業務の効率化が行えるほか、アルコールチェック未実施のを阻止や、データの改ざん防止、紙やExcelで管理する際の紛失や書き間違えのリスク回避など、法令遵守とリスクマネジメントの強化が実現できるとして、多く企業で導入が進んでいるのです。
アルコールチェックアプリの種類
アルコールチェックアプリは、おもに次の3種類に分類されます。
アルコールチェック特化型
機能がアルコールチェックの測定値を記録・保存するのみのタイプです。計測結果を入力するだけのタイプや、アルコールチェッカーと連動して自動で数値を記録・保存するタイプがありますが、シンプルな設計で使いやすく、比較的安価なのが特徴です。
IT点呼一体型
IT点呼とは、PCやスマホのカメラ、アルコールチェッカーなどのIT機器類を通して、ドライバーと遠隔で点呼を実施することです。このタイプは、点呼業務と同時にアルコールチェックをすることができます。ただし、IT点呼を実施するには、国土交通省が認定した機器を使用することや、安全性優良事業所としてGマークを取得している、または過去3年間に行政処分や重大事故がないことなどの条件を満たす必要があります。
車両管理一体型
車両管理システムとアルコールチェックが一元管理できるタイプです。運転日報や車両管理台帳、安全運転支援など、業務効率化と管理強化を実現する利便性の高い機能が多数、搭載されています。
アルコールチェックアプリを導入する3つのメリット
業務効率化
ドライバーは場所を問わず測定ができるうえ、アルコール検知器での測定結果が自動で入力されるので、専用用紙への記入や、Excelへの入力にかかる手間を省くことができます。結果の数値はクラウド上でデータが保存されるため、管理者側も確実かつ効率的に取りまとめることが可能です。
法令遵守
測定結果は基本的に改ざんができないため、不正を防止できるのも大きなメリットです。また、アルコールチェックの未実施や測定結果が規定値を上回っていた場合に、ドライバーと管理者へアラートで知らせる機能や、運転できないように設定できる機能を搭載したスマホアプリもあります※。
これらの機能は法令遵守の徹底だけでなく、リスクマネジメントの強化にも有効です。
※ オプションの申し込みや専用のツールが必要な場合もあります。
ペーパーレス化とコスト削減
アルコールチェックの記録は全て、クラウド上に保存されるため、ペーパーレス化を実現することが可能です。
紙で管理する場合、印刷用紙やインク、ファイルにコストがかかるだけでなく、保管場所の確保や紛失リスクへの対策など、さまざまなコストが発生します。アプリにすればどこからでも管理者が確認でき、なおかつ、場所の有効活用や無駄なコストの削減にもつながるため、DXを推進したい企業にもおすすめです。
おすすめアルコールチェックアプリ14選
SmartDrive Fleet

車両管理システムと連携して使用できるSmartDrive Fleetは、Bluetooth対応で、測定値を自動で記録します。据え置きタイプ、ハンディタイプ、どのような検知器にも対応しているので、買い替える必要がありません。
アルコール検知器の結果表示画面を取り込めるOCR機能や、遠隔での立ち合いを証明するワンタイムパスワードの発行で証跡を強固に残します。また、アルコールチェックをせずに運転を開始した際、そして閾値を超える呼気アルコール濃度が記録された際などに対応した通知機能で、飲酒運転と危険運転を確実に防止します。
【おすすめポイント】車両管理システムと連携し情報の一元管理が可能、運転日報の自動作成、アルコールチェック8項目を簡単に記録、アルコールチェック未実施の通知機能
| 運営会社 | スマートドライブ | 
| サービス名 | SmartDrive Fleet | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用・月額利用料: 要問い合わせ | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Android OSアプリ) PC(Webアプリ) iPhone ダウンロードサイト Android ダウンロードサイト | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | ○ | 
| 運転日報との記録連携機能 | ○ | 
| 無料トライアルあり | ○ | 
ALSmart

出典:ALSmart
ALSmartはエレコム株式会社が提供しているアルコールチェッカーと連携するアルコールチェック特化型のスマホアプリ。アルコール測定結果の記録、管理者への結果送信、機器本体の動作点検などを一つのアプリで行えます。シンプルな設計で、使いやすさと機能性を兼ね備えたアプリです。
【おすすめポイント】アルコールチェッカーの測定結果をBluetooth経由でアプリに自動送信、結果の履歴閲覧・検索が可能、管理者への結果送信が容易、機器本体の動作点検記録が可能、csv形式でのデータ書き出しに対応
| 運営会社 | エレコム株式会社 | 
| サービス名 | ALSmart | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用: アルコール検知器本体価格は24,980円(税抜) 月額費用: アルマネクラウド利用料は500円/アカウント(税抜)メンテナンス費用は2,500円/年 | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | 〇 | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | × | 
| 運転日報との記録連携機能 | × | 
| 無料トライアルあり | × | 
LINKEETH

出典:LINKEETH
NTTドコモビジネス株式会社が提供するLINKEETHは、道路交通法の改正に伴う、アルコールチェック義務化に対応したサービスです。Bluetooth対応のアルコール検知器※とスマホアプリを連携させることで、効率的かつ確実なアルコールチェックを実現します。
※Bluetooth非対応の検知器でも測定結果をアプリから入力することでドライバーの顔写真とともに記録を保存することができます。
【おすすめポイント】アルコール検知器とアプリがBluetoothで連動して測定結果をクラウド上に自動保存、場所を選ばず測定可能で直行直帰や出張にも対応、簡単3ステップで測定を完了することができる、データをクラウド上で一元管理可能
| 運営会社 | NTTドコモビジネス株式会社 | 
| サービス名 | LINKEETH | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | (要問い合わせ)月額利用料660円/ID(税込) | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | 〇 | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | × | 
| 運転日報との記録連携機能 | 〇 | 
| 無料トライアルあり | 〇 | 
アルレポ

ナビッピドットコム株式会社のアルレポは、さまざまなBluetooth対応アルコール検知器と連携でき、OCR機能の文字読み取りにも対応しているクラウド型のサービス。測定中はスマホのカメラで撮影できるため、なりすまし防止も可能です。測定結果を自動で記録し、管理者は管理画面からアルコールチェックの実施状況と結果の確認〜承認を簡単に行えます。
【おすすめポイント】アプリでも管理画面でも直感的に操作ができる、アルコールチェックの承認にかかる時間を短縮できる、報告データの保存期間が最大1年間、車両情報を整理し必要に応じて管理者にスマホで通知、導入前から使い方・運用方法まで丁寧なサポート
| 運営会社 | ナビッピドットコム株式会社 | 
| サービス名 | アルレポ | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用: 要問い合わせ 月額利用料 :500円/1ユーザー | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | - | 
| 運転日報との記録連携機能 | △ | 
| 無料トライアルあり | ○ | 
スリーゼロ for ビークルアシスト

パイオニア株式会社が提供するスリーゼロ for ビークルアシストは、運転日報と車両データ、アルコールチェックの記録を一元管理できるサービスで、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」のオプションサービスとして提供されています。さまざまなアルコール検知器に対応し、複数の機種を併用することが可能です。
【おすすめポイント】機種・メーカー違いの検知器でも一元管理が可能、酒気帯び確認結果と顔写真をビークルアシストに自動連携、運転日報や運転スコアのデータを一元管理
| 運営会社 | パイオニア株式会社 | 
| サービス名 | スリーゼロ for ビークルアシスト | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用・月額利用料:要問い合わせ | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | × | 
| 運転日報との記録連携機能 | ○ | 
| 無料トライアルあり | × | 
アルキラーNEX

株式会社パイ・アールのアルキラーNEXは、スマホやタブレットを利用したアルコールチェックシステム。LINE WorksやMicrosoft Teamsなどのチャットツール、KING OF TIMEやTime Tappsなどの勤怠管理サービス、SmartDrive FleetやOffseg、TOYOTA MOBILITY PORTALなどの運行管理システム、クラウド鍵管理システムのSPLATS KEYなど、外部システムとの連携ができ、業務効率化を加速できます。
【おすすめポイント】日本製のセンサーで呼気を正確にチェック、チャットや勤怠サービスとの柔軟な連携が可能、交換用カートリッジが毎回無料、ハンディタイプと据え置きタイプが選べる、サポート窓口の完備とISO/IEC 27001認証を取得した安心セキュリティ
| 運営会社 | 株式会社パイ・アール | 
| サービス名 | アルキラーNEX | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用・月額利用料:要問い合わせ | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | ○ | 
| 運転日報との記録連携機能 | ○ ※以下のサービスと連携することで連携可能車両クラウド管理「TOYOTA MOBILITY PORTAL」 クラウド型車両管理システム「SmartDrive Fleet」 通信型ドライブレコーダー「Offseg」 | 
| 無料トライアルあり | × | 
D-Drive

株式会社ユビテックのD-Driveは、白ナンバー事業者の安全運転管理を包括的にサポートするサービスです。一定濃度以上のアルコールが呼気から検出されると、エンジン始動ができないようにする「アルコール・インターロック」の機能(オプション)も追加され、より安全に特化したサービスへと進化しました。今後も、車載器と連携した危険運転確認機能や、ドライバーの体調の変化を分析し、危険運転を未然に防止する健康管理サービスをオプションで追加していく予定です。
【おすすめポイント】酒気帯び確認の結果と顔写真を記録、GPSをもとにした運転日誌の自動作成、運行管理や車両管理などの一元管理機能
| 運営会社 | 株式会社ユビテック | 
| サービス名 | D-Drive | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用: 要問い合わせ 月額利用料: 660円(税込) | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | - | 
| 運転日報との記録連携機能 | ○ | 
| 無料トライアルあり | × | 
ALPiT(アルピット)

出典:アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマ株式会社のALPiTでは、Bluetooth連携が可能な携帯型または顔認証据置型のアルコールチェッカーを使用するプランと、保有しているアルコール検知器で管理ができるプランが展開されています。アルコールチェックを強化できる閾値設定機能も備え、厳しい基準で測定可能です。
【おすすめポイント】アルコールチェック未測定者にプッシュ通知が送れる測定忘れ防止機能、アルコールチェックの記録と運転状況を一元管理できる運転日誌機能、より厳しい基準で酒気帯び確認ができる(0.01〜0.15mg/l)アルコールチェック閾値設定、専用サポートコールでいつでも相談が可能、無料の2週間トライアル有
| 運営会社 | アイリスオーヤマ株式会社 | 
| サービス名 | ALPiT | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | アルコール検知器付き2年プラン月額:1,380円(税抜)〜 アカウント登録のみ2年プラン月額:490円(税抜)〜 | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | ○ | 
| 運転日報との記録連携機能 | ○ | 
| 無料トライアルあり | ○ | 
あさレポ

あさレポは、鈴与シンワート株式会社が提供するアルコールチェックと検温が行えるクラウドサービス。ISMSクラウドセキュリティ認証を取得し、「JISA Awards 2024 」Winnerも受賞しているため、信頼性が高いのが特徴です。専用アプリではAI顔認証によるなりすまし防止ができ、アルコールチェッカーは検温機能付きで健康管理も行えます。白ナンバー、貸切バス、ライドシェアなど業種別に使用できるのもポイント。
【おすすめポイント】ユーザー数に上限がなく管理画面の利用が無料、運転日報に走行記録のデータを登録できる(オプション)、月額基本料が0円の従量課金プランあり
| 運営会社 | 鈴与シンワート株式会社 | 
| サービス名 | あさレポ | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用: 要問い合わせ 月額利用料 : 定額プラン・使い放題(月間)月額/ユーザー:1,100円(税込) 従量課金プラン(使用日数で課金)1日/ユーザー:110円(税込) | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | ○ | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | △(運転日報オプションで追加可能) | 
| 運転日報との記録連携機能 | △(運転日報オプションで追加可能) | 
| 無料トライアルあり | ○ | 
Kintone

出典:Cybozu
「サイボウズOffice」をはじめ、さまざまなオフィス向けツールを展開するサイボウズ株式会社。ノーコードで業務アプリが作成できるKintoneのサンプルアプリとして、アルコールチェック記録アプリが提供されています。シンプルで使いやすいところがポイントです。
【おすすめポイント】アルコールチェックの結果をスマホやタブレットから簡単入力できる、入力したデータはリアルタイムでkintoneに保存、登録したデータを一覧で管理可能、登録したデータをもとにグラフ化と集計ができる
| 運営会社 | サイボウズ株式会社 | 
| サービス名 | Kintone | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用・月額利用料:要問い合わせ | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | - | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | × | 
| 運転日報との記録連携機能 | × | 
| 無料トライアルあり | ○ | 
アルコー楽

アルコー楽は、スマートフォンに装着して使用するアルコール検知器で、息を吹きかけるだけで簡単にアルコールチェックが可能です。専用のスマホアプリやPCソフトを通じて測定データを管理できます。
【おすすめポイント】スマートフォンから直接電源供給を受けるため電池交換や充電が不要、測定結果がイラスト付きで分かりやすい、測定結果をLINEやメールで管理者にエクセル形式で送信可能、顔写真記録機能によるなりすまし防止
| 運営会社 | 株式会社慶洋エンジニアリング | 
| サービス名 | アルコー楽 | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用:無料 月額利用料:無料 専用の検知器:3,980円〜 | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ) PCソフト | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | 〇 | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | × | 
| 運転日報との記録連携機能 | × | 
| 無料トライアルあり | × | 
アルろく for LINE WORKS

アルろく for LINE WORKSは、LINE WORKSプラットフォーム上で動作するクラウドベースのアルコールチェックサービスです。AI顔認証機能を搭載し、運転日誌の記録も行えます。
【おすすめポイント】AIによる顔認証機能でなりすましを防止、LINE WORKS内でシームレスに情報入力ができるため迅速な指示対応が可能、検査結果は管理画面に自動アップロード、対応履歴から振り返りが可能。
| 運営会社 | 株式会社トリプルアイズ | 
| サービス名 | アルろく for LINE WORKS | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | 初期費用:無料 月額利用料:要問い合わせ | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | × | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | - | 
| 運転日報との記録連携機能 | 〇 | 
| 無料トライアルあり | △(要問い合わせ) | 
アルコールマネージャー

アルコールマネージャーは、シンプルなシステムと柔軟な料金プランが人気のアルコールチェックアプリです。このアプリは、従業員の安全を守るために迅速かつ簡単なアルコールチェックを実現し、業務の効率化に寄与します。
【おすすめポイント】高精度の燃料電池式のアルコール検知器、5年間のトータルコストが業界最安値、センサーのキャリブレーションを行うことで高い測定精度を維持しつつ低コストで運用可能
| 運営会社 | 有限会社ドリームチーム | 
| サービス名 | アルコールマネージャー | 
| 料金(初期費用)と月額費用 | アルコール検知器本体価格(初期費用):14,980円〜 アプリ利用料月額: 500円/アカウント サブスクプラン月額:1,180円 メンテナンス費用:2,500円/年1回 | 
| 対応機種 | スマホ(iPhoneアプリ, Androidアプリ) PC(Webアプリ) | 
| アルコールチェッカー自動連携(Bluetooth) | 〇 | 
| アルコールチェック未実施時の通知機能 | 〇 リマインダー機能あり | 
| 運転日報との記録連携機能 | 〇 | 
| 無料トライアルあり | 〇 | 
アルコールチェックアプリを選ぶ際のポイント
ご紹介したように、アルコールチェックアプリにはさまざまなタイプや特徴があり、備わっている機能も異なります。アルコールチェックの記録・保管をはじめ、自社の課題を解決するために必要な機能が搭載されているかをポイントに比較検討しましょう。
次に重視したいのは初期費用や月々の運用コスト、操作の簡易性です。シンプルなインターフェイスの場合、ドライバーも管理者も直感的に操作ができるため、すぐに慣れてスムーズな運用が可能になります。自社の目的や予算に合わせて適切なアプリを導入しましょう。
アルコールチェックアプリのおもな機能
未実施時のアラート機能
アルコールチェックを実施せずに運転を開始した場合、ドライバーと管理者へ「未実施」であることをメールで通知する機能です。運転前後のアルコールチェックの抜け漏れを防止します。
運転日報との連携機能
チェック結果を運転日報へ自動反映する機能です。手間削減とともに、不正防止にも役立ちます。それ以外にも、車両予約や運行工程の作成、動産管理など、車両管理機能を備えたスマホアプリもあります。
測定結果の自動記録機能
Bluetoothでの連携により、検知器に息を吹きかけるだけで測定値がスマホアプリに自動で反映されます。数値の間違いや記入漏れを防ぎ、正しい数値を記録できるのがメリットです。
なりすまし防止機能
顔写真や音声認識、位置情報からドライバー本人が実施したことを証明する機能です。なりすましや改ざんなどの不正行為を防ぎ、本人によるアルコールチェックを徹底します。
アルコールチェックアプリの利用ステップ
アルコールチェックの自動記録が備わったアプリを使用する際には、基本的に以下のステップで進めます。
※アプリによって仕様が異なる場合があります。導入前に各アプリの使用方法をご確認ください。
ステップ① アルコールチェッカーとスマホアプリを接続させる

利用するスマホにアプリをダウンロードし、アルコールチェッカーと接続します。
接続するには、おもにBluetoothによる無線接続と専用のケーブルでスマホと接続する有線接続の方法があります。
ステップ② アルコールチェッカーに息を吹きかける

接続が完了したら、息を吹きかけるだけで測定結果が自動的に記録され、データがクラウド上で保存されます。管理者は管理画面を見て実施の有無と測定結果を確認しましょう。
※接続しない場合は、OCRまたは手入力にて測定結果を記録することが必要です。
ステップ③ 結果を取りまとめて管理する

運転日報や車両情報と連携すれば、管理が一元化でき、集計業務、報告書の作成などにかかる手間暇が大幅に削減します。
アルコールチェックアプリの想定費用
初期費用
初期費用には、アルコール検知器(アルコールチェッカー)と使用するアプリやシステムの初期設定費用がかかります。アルコールチェッカーの金額は機種によって異なりますが、30,000〜50,000円程度が相場です。
月額費用
月額費用はオプションの追加や登録するドライバーの人数などによって変動しますが、1アカウント500円〜というプランもあります。オプションや補償内容によってコストが追加になることもあるため、導入前に必ず見積もりを出してもらい、運用開始後の料金体系について確認をしておきましょう。
またSmartDrive Fleetやアルレポ、ALPiT、LINKEETHなど、無料トライアルで試せるアルコールチェックアプリもありますので、導入前にトライアルで使用感などを試してみるのもおすすめです。
アルコールチェックアプリ導入事例3選
アルコールチェックアプリ導入事例①株式会社湘南ベルマーレさま

アルコールチェックアプリ導入前の課題
・紙での管理をしていたため、抜け漏れなくアルコールチェックを実施できているのか検証が困難だった
・早い段階からアルコール検知器を導入していたが、直行直帰も多く、検知器の台数が足りていなかった。
サッカークラブを中心とした総合型スポーツクラブを運営している湘南ベルマーレさまでは、上記を理由に、運用が難しいと感じられていたそうです。2023年のアルコール検知機を用いたアルコールチェック義務化に備え、SmartDrive Fleetとアルコール検知器のプランを導入いただきました。
導入後は管理画面からの名前検索により特定のドライバーの情報だけが抽出できるようになったことで管理者の確認作業が大きく改善。苦労していたアルコールチェック実施の有無を確認する作業が非常に楽になったと言います。導入開始からすぐにスマートドライブのカスタマーサクセスが勉強会と運用キックオフを実施し、全ドライバー様が利用可能な状態までフォローさせていただきました。スムーズに運用を開始でき、スタッフ様からも便利になったと嬉しいお声を頂戴しております。
【アルコールチェックアプリ導入事例記事】
サッカーJ1・湘南ベルマーレが、アルコールチェック運用にSmartDriveを選んだ理由
アルコールチェックアプリ導入事例②株式会社エイワットさま

アルコールチェックアプリ導入前の課題
・義務化以前は口頭で酒気帯びの有無を確認し、紙で記録していたが、毎日運転する従業員と月に数回しか運転しない従業員とでアルコールチェックの頻度やルールの理解にばらつきがあった。
・早朝勤務や出張の従業員も多く、遠隔で確実にアルコールチェックの記録と保存ができるクラウド型サービスを探していた。
太陽光や風力、水力発電システムなど、新エネルギー事業を展開するエイワットさま。管理体制に限界を感じ、効率的かつ管理を徹底できるサービスの導入を検討し、SmartDrive Fleetとアルコール検知器のプランを選んでくださいました。
講習会で検知のコツやアプリ操作の疑問点を解消したため、紙での運用からスムーズに移行ができたそう。また、タイヤの点検やオドメーターの記録など、漏れてしまいがちだった業務もアルコールチェックと同様の流れで実施できるようになり、より安全な運行が可能に。アルコールチェックの実施について履歴で確認ができるため、チェック漏れの不安も解消されたと言います。
【アルコールチェックアプリ導入事例記事】
コスト・手軽さ・拡張性。すべてが揃ったクラウド型アルコールチェック機能は、会社の“不”を解消する
アルコールチェックアプリ導入事例③アニコム損害保険株式会社さま

アルコールチェックアプリ導入前の課題
・サステナビリティの観点から、コピー用紙の枚数を減らすなどペーパーレス化に取り組んできたため、車両管理やアルコールチェックもシステム上で管理したかった。
・手書きで記載した紙での管理だったため、チェックに時間がかかり、不備があった際も確認作業に多くの時間を要していた。
ペット保険事業を展開するアニコム損害保険さまでは、SmartDrive Fleetとアルコール検知器のプランの導入によって、アルコールチェックをはじめとする車両管理業務において、確認作業時間が80%削減、事故率は10%以上改善しました。アルコールチェックのほか、速度超過や点検漏れのフィードバックもタイムリーに実施できるようになり、管理の質も大幅に向上。安心・安全な運用を実現されています。
【アルコールチェックアプリ導入事例記事】
総務と営業サポート、双方の課題を一挙に解決!保険会社における車両管理DXの効果とは。
まとめ
罰則が強化された現在においても、飲酒運転による交通事故は後を絶ちません。アルコールチェックの実施と記録はリスク管理の観点でも非常に重要な業務です。交通事故は、会社にとって非常に大きな損失となります。特に、飲酒運転の状態で業務を行わせてしまった場合、会社は社会的な信頼を失うことになります。事故のリスクを0にするためにも、運転前後のアルコールチェックは必須業務です。
未実施を防止し、酒気帯びの有無を確実に把握するためには、紙での管理ではなく、アプリの活用がおすすめです。目的や用途、コストを踏まえ、自社に最適なアルコールチェックアプリを取り入れてみてはいかがでしょうか。


