業界全体で安心安全な社会を作り、高齢者をサポートしたい | 介護事業における車両管理システムの活用方法とは?

業界全体で安心安全な社会を作り、高齢者をサポートしたい | 介護事業における車両管理システムの活用方法とは?
ライフテラス株式会社
ライフテラス株式会社
業種
医療・福祉
管理車両台数
20台
事業内容
ケアマネジメント、訪問介護、デイサービス、ショートステイ、有料老人ホーム、高齢者向け住宅紹介、福祉用具レンタル・販売、ECサイト運営、リフォーム工事、不動産売買仲介
地域
群馬
従業員数
110名
活用目的
安全運転強化
利用デバイス
シガーソケット型

群馬県と埼玉県北部にて主にシニア世代向けの生活支援事業を展開しているライフテラス株式会社様は、介護施設利用者の送迎や福祉用具の納品・回収時等に発生する交通事故を少しでも減らしたいという想いのもと、安全運転を推進するためにクラウド車両管理システム SmartDrive Fleetを導入しました。

代表取締役社長の古賀卓哉様へインタビューを行い、車両管理システムを導入した理由や、運用方法を紹介します。

シニア世代の暮らしをトータルサポート

まず始めに、ライフテラス様の事業内容について教えていただけますでしょうか。

ライフテラス株式会社は、シニア世代の方々の豊かで自分らしい暮らしをサポートしたいという想いから事業をスタートしました。少しでも長く住み慣れたご自宅で過ごして頂けるように、当初はケアマネジメント、訪問介護、福祉用具レンタル・販売といった在宅での介護保険サービスを中心に事業を進めていましたが、その後も様々な生活環境の方に対応するためにデイサービスやショートステイ、有料老人ホームの運営など業容を広げていきました。また、老後の生活の準備を元気なうちから少しずつ進めていけるように、暮らしやすい住宅のためのリフォームや自宅の買い替え、老後資金の確保のための不動産活用や売却、ご要望に合った高齢者向け住宅のご紹介など、住まいと暮らしにかかわる事業も積極的に展開しています。今後もより多様化していくシニア世代の暮らしを支える企業として、歩みを進めてまいりたいと思います。

車両についてはどのようなシーンで使用されているのでしょうか。

弊社には業務中社外で活動するスタッフが40名ほど在籍しています。そのうち半数程度のスタッフが、デイサービスやショートステイの利用者様の送迎、福祉用具の納品・回収・移動、施設見学の同行などに社用車を利用しています。この社用車管理のためにクラウド車両管理システム SmartDrive Fleetを導入しました。

事故を減らすため、効果的な施策へ投資したい

導入前には、どういった課題をお持ちだったのでしょうか。

「事故を減らしたい」という課題をずっと持っていました。

これまで年間で、単独・軽微なものも含めて5~10件程の事故が発生していたのですが、この冬にもらい事故も含めて何件か重なりまして「これは良くない、何とかしなければ」と。

交通事故というのはモノだけではなく、ともすれば命に関わる被害者が出る可能性があるわけです。当然ですが、できれば事故をゼロにしたいと考えています。

交通事故が起きれば人身の被害はもちろん、他にも修理費など原状回復への費用負担や保険料の増加といった経済的損失も発生するでしょう。また、社用車には「ケアセンターあかね」や「咲楽パークス」といった事業所名称を入れてありますので、交通ルールを守らなかったり事故を起こしたりすれば当然、「あそこの会社の車が・・」とマイナスイメージを与えることにもなります。

”事故が起きる”ということは、このように誰にとっても良いことが一つもないのです。仮に安全運転への対策によって同じくらいのコストがかかったとしても、事故が無いほうが遥かに良いですよね。

もちろんコストも下がればそれに越したことはありませんが、同じようなコストがかかるのなら、事故を防ぐ仕組みや、システムに投資したほうがいい。こういった判断から、安全運転対策のできる方法を検討し始めました。

安全運転対策としては例えば「安全運転講習」等もあると思うのですが、そこから「システムを導入する」となったいきさつというのは?

以前から「事故は減らしていかなければいけない、できれば無くしたい」という想いはずっと持っていたので、安全運転に関する講習ビデオを見るというような活動は、過去にも行っていました。

ただ運転免許講習のときを思い浮かべてもそうなのですが、映像視聴や座学講習を受けて「ごもっとも、確かに危険ですね」とその時は思うものの、長い時間をかけて染みついている実際の運転にどこまで影響するのかという点には疑問がありました。もう少し「他の人と比べて自身の運転はどうなのか」などをリアルに、かつタイムリーに感じられるような環境がないと、通常の安全運転講習だけでは効果が薄いのではないか。そう感じてシステムを検討しようと動き始めました。

クラウド車両管理システムの存在は以前からご存知だったのでしょうか?

1~2年前、社用車のリース会社から「通信型ドライブレコーダーで、安全運転の取り組みを強化できるサービスがある」ということを教えてもらったことがあるんですね。その当時はコストも掛かり特別なものという感覚があって検討には至らなかったのですが、なんとなく頭には残っていました。しかし具体的に事故防止に取り組もうとした時、「このようなシステムを導入し安全運転のための管理していくことは、もう特別な話ではない。むしろそれが日常になるような状況を企業として率先して作っていくべきなのではないか。」と感じたのです。

SmartDrive Fleetを導入した理由

車両管理システムは弊社サービス以外も検討されたのでしょうか。

はい。何社かインターネット上で拝見させていただき、資料請求も行いました。その中で説明もわかりやすく対応がしっかりしていたスマートドライブさんと早い段階で出会えたのは、結果的にとても良かったと思っています。

ありがとうございます。どのあたりに魅力を感じて頂けたのでしょうか?

色々と検討軸はありましたが、あえて挙げると「現実的なコスト感であったこと」「導入が非常に容易であること」「運転がスコアとして可視化されること」ということですね。

事故防止のために会社が負担しなければいけないコストやデメリットと比較した際に、十分検討できる費用と作業負担であるということが、初期の段階で理解できました。

また、SmartDriveデバイスを挿せば運用を開始できるという手軽さもそうですし、対応してくださった営業担当の中西さんが、非常に親切であらゆる疑問に対して適切に答えてくれたことも好印象でした。おかげで初めてのシステムの導入ではありましたが、特に不安に感じることなく進められました。

今回、全台導入いただく前に数台でのトライアル利用期間を設けさせていただきましたが、そのあたりも進めやすい要因でしたか?

そこは非常に大きいポイントでしたね。車両管理システムは利用したことがなかったので、実際にどうなるか判らないことが多かったのです。最も判らないと思っていたのが、現場スタッフの感覚です。運転にスコアが出ることに対して、現場ではどのように受け入れられるのか。実際に運用できるのか。コストパフォーマンスがちゃんと見合っているのか。

こうしたいくつかの不安要素があったのですが、しっかりとトライアルの仕組みを用意してくださり、丁寧に導入までナビゲーションしていただけたので、安心感をもって取り組むことができました。トライアルからの流れも非常にスムーズでして、不明点はカスタマーサクセスチームの方で引き取って設定をしてもらい、不安なく現在に至っています。

また商談の中で、私たちが当初想定していなかったような機能や使い方を、弊社の業務や組織形態にあわせて丁寧に紹介いただいたことにも好感が持てました。まだ全体導入してから日が浅いので使いこなすところまではまだまだですが、ある程度の時間をかけて出来るようになりたいですね。

導入後の運用方法について

本導入をされてからの運用方法を教えていただけますか?

まずSmartDrive Fleetの『車両予約機能』を使い、車両の運用状況の記録を紙からシステムに変更しました。ドライバーの中には年配の方もいるので、当初は車両予約自体に戸惑ったり、上手く登録されていなかったりといったことも発生していたのですが、当たり前の作業として毎日利用してもらうことで、徐々に問題も解消され始めています。特別な作業ではなく、日々のやるべき作業を当たり前にしていくだけですので、システムに慣れさえすれば定着まで時間はかからないと思います。

そして運転のスコアを日々チェックし、点数に基づくフィードバックを日々の業務に組み込んで実施しています。

現在はスコアに応じて、70点以下であれば現場スタッフ間で注意を促すようにし、65点以下の場合は所属長と確認の場を設定する、60点を下回るようになるとさらに上のメンバーも含めて確認…という形で、今は暫定的にこのように運用しています。

ドライバーの方からの反応はありましたか?

今までなかった車両予約の作業が少し面倒という感想は多少ありましたが、そもそも社用車は会社の資産ですので、他の設備を使うのと同じように適切な管理がされるべきものだということと、運行記録の手間が省けるのでトータルでは業務の削減につながるということで、徐々に理解が進み今では日常の作業となっています。

ちなみに心理的なハードルや反発などはありませんでしたか?

内心まではわかりませんが、我々にはSmartDrive Fleetを導入する大義があります。「できる限り事故を無くし、被害者を無くし、事故に伴うコストも減らしていく」というものです。事故が無くなれば被害者もいなくなり、運転手も加害者にならずに済み、会社にとってももちろんその方が良い。つまり三方にとって良いものであることをしっかりと伝えています。そこに異を唱えるスタッフはいませんでした。

導入する大義をしっかりと伝えていくことが大事だと。

はい、そこは大事だと思います。「車両利用時の管理を強化したい」だけでは大義とは言えないので、共感レベルでは伝わりませんし浸透しないかもしれないですね。やはり安全確保や事故削減が私達にとっての大義ですし、そうした点をしっかりと伝えていかないといけないと思います。

明確な基準により、導入1ヶ月で効果を実感

本導入してから約1か月ではありますが、効果の部分についてはいかがでしょうか?

効果は既に出てきています。

まず定量面では、導入してから事故が起きてないということです。4~6月の三ヶ月間での事故は0件でした。この結果は社内でもアナウンスをしています。そうすることでシステムの導入効果を共有できますし、「自分たちもその数字をつくった一員である」という当事者意識が、関わっているスタッフ全員に出てきています。そして、これからも事故を起こさないよう注意して運転しようといった動機付けにもなっているのではないでしょうか。

また数値化されない部分での効果としては、ドライバーの意識向上という点にかなり手ごたえがあります。運転結果のスコア化というのは現場の担当者にとっても斬新だと思います。よくよく考えると「運転が上手い、上手くない」の基準はとても曖昧な話ですよね。

ドライバーによっては「スピードを出して狭い道を走れるから上手い」などと考えている人がいるかもしれません。今回の運転結果のスコア化を機に、安全運転という指標に切り替えていくことに成功したと思います。

導入当初はスコアについて「車種によってスコアも変わるのでは」などの意見も出ていましたが、多くのデータが集まってくると、どうもそうではないことが分かってきました。客観的に自分の運転の度合いがわかるようになるというのは、非常に良かった点です。最近ではモチベーションも高くなり、「コンスタントに安全運転ができているので、スコア見てくださいね」などと言うスタッフも出てきたことには安全運転への意識向上を実感します。

すばらしいですね!確かに御社のデータを拝見すると、元々スコアが低めだった方が今週は上がっていたり、全体の急操作の回数が減っていたりという傾向が見えます。

効果がでているというのは本当に嬉しいです。率直に導入して良かったと思います。

現在は設定した下限を下回ったときのアラートメールにどうしても着目してしまうのですが、今後は「コンスタントに安全運転ができている」「以前よりスコアが改善された」などの指標にも着目をして、良い部分でのフィードバックを伝えられるようにしていきたいです。

業界全体で、安全に過ごせる環境を作りたい

古賀様は同業の方とのお付き合いもあると思いますが、皆様こういった事故に対する課題感は持たれているのでしょうか?

この業種に限ったことではないでしょうが、特に車両を運行する企業の経営者には必ずあると思います。同業についていえば、介護施設送迎中に歩行者や乗車中の利用者が事故によって怪我をしたということは耳にします。また、過去に死亡事故というのも近隣で聞いたことがあります。交通事故対策は社会全体で取り組まなければならない課題ですが、その中でも高齢者の送迎やご自宅への訪問を日々行っている介護事業者は非常に多く、同業者としても運行に大変神経を使われていることが想像できます。「事故を減らし安全に過ごせる環境をつくること」この目的に対しては会社の垣根を超えて取り組めるのではないでしょうか。小さな一歩かもしれませんが、私たちが実際に利用して効果をあげられたのであれば、同じ想いを持つ方たちにもお伝えしたい。そうすることで多少でも地域の安全に繋がればいいと思います。

なるほど。そうした想いもあり今回のインタビューをお受けいただいた訳ですね。

はい。あわせて一般の方に対して「私たちは日々安全運転を意識し、継続的にセルフチェックをしています」とお伝えすることは、企業としても非常に重要だと感じています。

施設のパンフレットに載せるような事ではありませんが、「施設がこんなにキレイです」「こんなサービスを提供しています」ということと同じくらい、本当は大事なことではないかと思うのです。会社全体で、細かいところまで神経を行き届かせてサービスを提供する。そうしたカルチャー、企業姿勢を一般の方にも伝えて行きたいです。

最後に、古賀さまから見たSmartDrive Fleetの推しポイントを教えてください。

まず何より手軽に始められるということです。ハード的な部分の手軽さもそうですし、御社が提供してくれる導入時のサポートもスムーズです。トライアルなど様々なプロセスを通して実感しながら利用を進めていけることはどのユーザーにとっても良いことだと思います。

中にはこうしたシステムの導入は「新たなコストがかかるもの」と思う方もいるかもしれませんが、そう単純ではありません。費用以上に得られるメリット。弊社で言えばSmartDrive Fleet導入による事故削減がそうです。費用についても、事故発生に伴う対応の労力やコスト削減分をリプレイスするという感覚で導入し、結果として多少なりともコストダウンにつながれば、それで良いのではと考えています。

古賀様、貴重なお話をありがとうございました!

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介護/医療業界の車両管理にまつわる課題解決方法をご紹介いたします。

筆者紹介

株式会社スマートドライブ
編集部

株式会社スマートドライブ編集部です。安全運転・車両管理・法令遵守についてわかりやすく解説します。株式会社スマートドライブは、2013年の創業以来、「移動の進化を後押しする」をコーポレートビジョンに掲げ、移動にまつわるモビリティサービスを提供しています。SmartDrive Fleetは、1,300社以上への導入実績があり、車両に関わる業務の改善や安全運転の推進などに役立てられています。また、東京証券取引所グロース市場に上場しています。 SmartDrive Fleetは情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度「ISMS認証(ISO/IEC 27001:2013)」を取得しています。

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。

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