業種別で一位を獲得!安全運転の啓蒙に全力を注ぐ日本ライフラインさまに聞く、車両管理システムを活用した安全運転教育のコツ

業種別で一位を獲得!安全運転の啓蒙に全力を注ぐ日本ライフラインさまに聞く、車両管理システムを活用した安全運転教育のコツ

会社名(団体名)
日本ライフライン株式会社
業種
製造
管理車両台数
14台
社員数
連結1,167名 単体995名(2021年3月末現在)
事業内容
医療用機器輸入・製造および販売

「大きな事故こそないけれど、小さな事故が年に数件発生している」そうした悩みを抱える企業の担当者様は少なくないはず。小さな事故はちょっとした不注意や慣れていない道路での走行、判断ミスなど、さまざまな要因が重なって起きるものですが、小さな事故でも積み重なると保険料や修理代など企業への負担は大きくなります。

なんとか事故を減らすために、実技をはじめとする安全運転講習と安全運転の啓蒙に全力を注いでいるのが日本ライフライン株式会社の辻 充様です。日々の努力が実を結び、2021年11月に開催した全国安全運転イベントでは企業ランキング8位、業種別で1位に入賞されました。「安全運転の啓蒙はまだまだこれから」と語る辻様に、安全運転に向けて大事なことについてお話しいただきました。

日本ライフライン株式会社 https://www.jll.co.jp/
インタビュー:総務部総務課 課長補佐 辻 充様
導入台数:シガーソケットタイプ 14台

安全運転実現のために全力を注ぐ!

まずは、御社の事業内容について簡単にご紹介いただけますでしょうか。

日本ライフライン株式会社は、心臓ペースメーカをはじめとする心臓循環器領域に関する医療機器を取り扱う企業として、国内の医療現場をサポートしています。商社として海外の先端機器を国内へ導入するだけでなく、メーカーとして自社製品の開発および製造を行っています。日本全国に事業所があり、医療機関等の取引先への訪問に車両を使用しています。

私は3年ほど前に日本ライフラインへ転職し、現在は総務課で事故対応や送迎、安全運転教育を担当しています。前職ではハイヤーのドライバーとして従事していましたので、安全運転に関する研修をみっちり受けてきましたし、安全運転についての知識と経験は豊富です。私たちが取り扱うのは患者様の治療に用いられる医療機器ですから、社会的責任を果たすためにも安全運転と事故ゼロを目指す取り組みは必須であると考えています。そのため、安全運転の啓蒙活動に注力しているのです。

具体的にどのような啓蒙活動を行ってらっしゃるのでしょう。

前職のハイヤーサービス会社に所属していた際に受けた3カ月間の研修内容をベースとした安全運転講習を新入社員に実施しています。具体的には、安全運転に関する座学講習と実技講習で、多角的に安全運転の重要性を訴えるものです。今の若い方は、普段の生活の中で車を運転する機会がないまま、仕事で運転するようになるケースがほとんど。そのため、まずは運転に慣れてもらうところからスタートしているのです。

実技では私が同乗して、運転時の心構えも含め、様々な角度から安全運転のポイントを指導しています。講習以外にも、2〜3ヵ月に1度のペースで車を利用する全社員に向けて安全運転に関する注意事項やコツをメールで配信し、安全運転について考えるきっかけ作りをしています。継続して発信することで安全運転は会社の総意であるという雰囲気が醸成できればと考えております。

取り付けが簡単、使い勝手も◎。SmartDriveの車両管理システム

車両管理システムを導入するきっかけとなった出来事はございますか?

もともと他社の車両管理システムを導入しているのですが、装置の取り付けに工事が必要であり、取り付け不可の車両がありました。そうした車両はドライバーの手入力による日報で運行管理をしていましたが、全社的に安全運転の強化に注力していますし、同じようにシステム管理すべきだという思いをずっと持っていました。そこで、デバイスが後付け可能なSmartDrive Fleetが目に留まったのです。安全運転状況を可視化すること、走行距離を客観的に把握すること、この2点を実現できるとのことが最終的に導入の決め手となりました。

現在、メインで利用しているのは安全運転診断機能とガソリン代の精算に利用する月報機能。自動で記録される走行データが非常に役立っています。

自動で生成される運転日報によって、ドライバーの負担は軽減されましたか?

今までは、会社のシステムに行き先や走行距離を手入力していましたが、今はそれが自動でできるので、時間短縮のメリットをしっかり享受しているようです。抜け漏れもありませんし、客観的なデータなので、管理者としても安心感が違いますね。

地道な努力が結果につながり、安全運転イベントで上位に入賞!

日本ライフラインさまは、昨年11月に開催した全国安全運転イベントにもご参加いただき、業種別で見事1位を獲得されました。おめでとうございます!

ありがとうございます。こんな好成績を収めると思っていませんでしたので、少し驚いております。そもそものイベント参加台数が14台と決して多くはありませんが、この評価は純粋に嬉しく思っております。とはいえ、ベテランドライバーも含む全てのドライバーに安全運転を浸透させるには、まだまだ努力が必要だなと。

「今回はこんな結果でした。次はもっと良くなるように頑張りましょう!安全運転意識を継続していきましょう!」なんて、毎日言いすぎてしまうとドライバーも負担に感じてしまうので、「頑張ろう」「安全運転だったよ、いいね」と、さりげない感じで安全運転の意識を高めるように心がけています。

他企業も参加するイベントは、安全運転教育を推進するうえで有効でしょうか?

そうですね。他社と比較できる方が、自分の立ち位置がはっきりわかるので良いと思います。スコアは毎日確認できるけど、果たして、全体の平均はどのくらいなのか、自分はどのあたりなのか、自分のスコアだけ眺めていても、理解ができないと思うのです。イベントで何社中何位か、個人成績は何人中何位なのかがわかれば、「上位に入っているから、自分の運転は安全だった。頑張って維持しよう」「思っていたより順位が低い。もっと気をつけないと」と客観的に立ち位置を理解し、どのような運転を心がけていくべきかがわかるようになります。

また、上位に入賞した企業やドライバーの取り組みがわかれば、それを参考にして安全運転に関する有効な手立てが打てるようになるので、このイベントは非常に有効であると思います。

ありがとうございます。全国安全運転イベントは、今後も継続していくつもりです。

参加者が楽しみつつ、安全運転の意識を高めることができれば、事故も減るし、環境への負荷も押さえられるし、社会的にも良い効果が生まれるでしょうね。

辻様はチャンピオンとしての防衛戦になりますので、ぜひ次回もご参加ください。

数ある企業の中で1位というのは、今までの取り組みによる総合的な結果だと思うのです。弊社の社員は、一定の安全運転教育を受け、各々にコツを習得していると思っておりますし、社長も折りに触れて安全運転の重要性を社員へ向けて発信しています。安全運転は、社員にもお客様にも優しいこと。だからこそ、安全運転教育と安全運転の啓蒙活動に力を注いでいるのです。

その教えや考えは、社員の皆さまにもしっかり伝わっていると思います。今回の結果はそれを物語っているといっても過言ではないでしょう。

運転のコツはゲーム感覚?一つひとつを丁寧にこなすことの重要性

運転のコツや普段から心がけていることがございましたら、是非ともお教えいただけますでしょうか。

これはあまり大きな声で言えることではありませんが、私自身は、つねにゲーム感覚で運転しています。

ゲームって、一つひとつ、課題を確実にクリアしていかなければ、どこかで前に進むことが難しくなるでしょう。それと同じで、法規やルール、一つひとつの確認事項をしっかりこなしながら「安全運転というゲーム」に取り組んでいるイメージです。それが最終的に事故を起こさない、正しい安全運転につながっていくと言いますか。直接、講義で言う事はありませんが、1対1で実技の講習をする際は、そういう例え方で教えています。

とはいえ、どうしても運転に慣れていない若い社員、入社から3年未満の社員の事故が多いので、それをいかに減らしていくかは課題ですね。大きな事故こそありませんが、内輪差を考えずにハンドルを切って壁に擦ってしまう、車幅の感覚がわからず、幅の狭い駐車場で隣の車に接触するなど、駐車場内の事故が非常に多いので。

そうした小さな事故は減らしていきたいですね。

経験次第で運転のコツが身についていくものだと思っていますので、駐車の実技講習では、私が同乗して、壁際で何度も切り返しをさせながら感覚を身につけてもらうようにしています。車体は1m、2m先の見えない部分に四つ角がありますし、感覚を掴むには多少時間がかかるもの。気になったときは、すぐに外へ出て、壁との距離感を自分の目で確かめてもらうなど、実践で学ぶことが近道になるのです。

SmartDrive Fleetは、安全運転の啓蒙活動にもお役立ていただけそうでしょうか?

デバイスとしては使い勝手や性能面で非常に有用ですが、安全運転の啓蒙はもっと大きな枠組みで考えていく必要があります。

SmartDrive Fleetで運転状況が目に見えるようになったことで、自己診断をしながら、コーナーやカーブでGがかからないようにするにはどうすればいいのか、急ブレーキを減らすにはどんな運転が良いのか、細かい視点で考えたり、検証したりできるようになりました。これは、今までの安全運転教育からするとすごい進歩です。ただ、このデータを安全運転の啓蒙とリンクさせるのは、少し視点の持ち方にコツが必要だと思っています。

例えば、「急ブレーキが多い」というデータがあるとします。急ブレーキが多いということは、車間距離を詰め過ぎている可能性がありますよね。つまり、何か起きた際に、追突する可能性が高くなる。だからもう少し車間距離に余裕を持つべきだ、という啓蒙になります。

具体的に何をどう改善すれば安全運転につながるのか、その糸口を見出してくれるのがSmartDrive Fleet。走行データはあくまで教育における有用な“材料”として捉え、活用していきたいと考えています。

SmartDriveで安全運転への意識を変えていく

SmartDrive Fleetの導入を検討されている際に、「工事が不要である」ことがポイントになったとおっしゃっていましたが、機能面や使い勝手の良さなど、そのほかにお気に召していただけたポイントはございますか?

14台以外は他社のサービスを利用しているとお伝えしましたが、これはSmartDrive Fleetと同じように、GPSと通信システムを利用したクラウド型の車両管理システムで、危険挙動のアラートなど、安全運転支援機能が搭載されています。「これからの時代は、こういったものが必要なのだろう」と思いながら、いざ使ってみると、たしかに危険挙動の抑制には効果があるものの、その先にある安全運転の啓蒙へどのようにつなげればいいのかという別の課題が浮き彫りになりました。

SmartDrive Fleetの良い点は、シガーソケットに挿すだけであること、スマートフォンから自分の運転を確認できること、自分自身の運転を毎日振り返られること。そして、何かトラブルが発生して安全運転管理者と対話するときに、走行記録をもとに話が進められることです。すぐに活用できるし、操作も簡単。本当に便利なシステムだなと感心していますが、取り付けているだけで安全運転になるものではないので、その先は、やはりマンパワーが必要です。

安全運転診断機能では、個々のドライバーのスキル、癖が数値で把握できますが、辻様の安全運転の感覚とスコアの出方に違和感はございますか?

減速と加速のときにアラートが届く頻度が高い気がしました。もう一方の車両管理システムではあまりアラートが鳴らないので、あれ?こんなに違うものだろうかって。

私たちの会社では、年に1度、安全運転で優秀なスコアをおさめたドライバーを表彰する制度を設けています。21年度の表彰で、SmartDriveを装着しているドライバー、他社のシステムを装着しているドライバー、両者とも同じ土俵で審査しなければならなかったのですが、SmartDriveの方がアラートの回数が多いので、少し不利かもしれないなと思っていたのですね。でも、実際に調べてみるとほとんど差がないため、同じレベルで優劣をつけることができました。逆を言えば、それだけ安全運転に対して精度が高いということなのかなと思います。

ちなみに、導入前後でドライバーさんの意識に変化はございましたか?

安全運転の啓蒙に関してどのような取り組みをすべきかについては、つねに検討を繰り返していますし、まだまだこれからというところです。ただ、すれ違いざまに「点数を良くするにはどうしたらいいのだろうね」と会話することが増え、各々のドライバーが運転を気にかけていることを実感しています。確実に意識が変わっていることがわかる。そういう点では、SmartDrive Fleetが変化を与えるきっかけになったのではないでしょうか。共通の指標と言いますか、客観的な指標があるので、安全運転について会話するきっかけ作りができるのかもしれませんね。

車両関連の領域を包括したサービスに期待

最後の質問です。弊社スマートドライブに、今後どのようなサービスの提供を期待されますか?

10年、20年先を考えると、もっと効率的な方法や異なるサービスが誕生するかもしれませんが、スタートアップという柔軟性、スピード感を持ち合わせた会社だからこそできる提案、サービスの形があると思うのです。今まで車を作っていなかった会社がモビリティサービスで世界のトップを占めるような時代になっていますから、考え方次第でスマートドライブさんも先導者になれるのではないかと。御社独自の新たなアイデアと技術でこれからも頑張ってください!

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。

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