「管理体制の強化と安全運転意識の向上」中部相互警備保障さまの課題を改善へと導いた車両管理システム

「管理体制の強化と安全運転意識の向上」中部相互警備保障さまの課題を改善へと導いた車両管理システム

会社名(団体名)
中部相互警備保障株式会社
業種
警備業
管理車両台数
20台
社員数
400名
事業内容
施設常駐警備、私服保安、イベントの交通誘導、機械警備、身辺警護等

夜間の走行は周囲が暗く、速度感が鈍るため、日中より危険が伴うもの。実際に、交通事故件数と傾向を昼夜別に見ていくと、交通量の少ない夜間は交通事故の件数こそ少ないものの、死亡事故の割合は高くなっています。

愛知県に拠点を構える中部相互警備保障株式会社様は、24時間365日体制で警備を行われており、夜間時の巡回などでは日々、数台の機動車が稼働しています。同社で安全運転管理者を務めることになった平林様が気づいたのは「夜間は日中より行動を把握しづらい。だからこそ、高度な管理が必要だ」ということ。SmartDriveの車両管理システム導入後、実際にどのような改善が見られたのでしょうか?

インタビュイー:
中部相互警備保障株式会社
https://www.chu-so-keibi.co.jp/
業務本部 総務部 平林 弘隆様

導入サービス:SmartDrive シガーソケットタイプ7台
利用車両:普通車(警備車両)
導入時期:2020年11月

24時間365日お客様の安心・安全を守る中部相互警備保障さま

御社の事業内容について教えてください。

中部相互警備保障株式会社はその名の通り、施設常駐警備をメインに、私服保安、イベントの交通誘導、機械警備、身辺警護など、警備業を行っている企業です。車両はおよそ20台保有しており、おもに機械警備で利用しています。

一般的な機械警備は、不法者の侵入や火災、その他非常事態が発生した際に異常警報が鳴り、お客様の現場へ駆けつける、24時間365日お客様の安全を見守るシステムのことですが、私たちの会社は、官公庁や学校など、契約しているお客様のもとへ夜間の巡回を行いつつ、何か異常事態が発生した場合は警備員が駆けつけるようになっています。その際に車両を利用するという流れです。

私のメイン業務は総務と人事ですが、安全運転管理者の資格も有しておりますので、車両の運行管理業務も行っています。

警備会社こそ、安全運転と管理を強化すべき

車両管理システムの導入をお考えになったのは、何かきっかけがあったからでしょうか?

私が管理を担当する以前は、正直なところ、あまり管理ができていなかったんですね。

運転者は日々その都度変わりますし、空いている車両をそのまま利用して現場へ向かってしまうので、おおよその帰社時間以外、誰がいつ、どの車両を利用しているのか、ざっくりとしか把握していなかったのです。

20台ほどある保有車両のうち、営業車や役員車はきっちりと管理されていましたが、機動車は細かく管理されていませんでした。ただ本来であれば、どちらも同じように管理すべきですよね。

20台も車両を所有されていますと、どうしても管理に時間や手間がかかります。

そうですね。とはいえ、私たちは警備会社ですから、事故が発生した場合は急いで駆けつけなくてはなりませんし、その際に事故が起きては元も子もありません。交通事故が発生したなど、きっかけとなる大きな出来事こそありませんでしたが、今の体制を変えなくてはという危機感を抱くようになっていました。

SmartDriveを導入される前は、どのように管理されていましたか?

運転した隊員が報告書を手書きで記入し紙で提出する、また、車両自体はリース契約をしていますので、車両点検はリース会社にお任せという状態。

当時は、事故さえ起こさなければ良いという感じで運用していましたが、夜間の走行が多いもので、接触事故、物損事故などがパラパラと増えてしまって。ちょうどそのタイミングで、私が前任の担当者から運行管理業務を引き継ぐことになったんです。担当になったことで、改めて「今のままではいけない」と。リスクマネジメントの観点でも今の管理体制を早急に変えなくてはと、情報収集をはじめました。

どのような情報収集によって車両管理システムにたどり着いたのでしょうか?

名古屋の金城ふ頭で総務向けの展示会が開催されていたので、「何かあるかも」と足を運んでみたら、スマートドライブさんが出展されていました。興味を持ったのでお声がけして、直接お話したことが最初の接点です。

そもそも、私たちが抱えていた課題を解決するには何が適切なのか、どんなツールを導入してどのように活用すべきかがわからなかったのですが、話を聞いて、これは解決につながりそうだな、と。簡単に始められそうでしたので、「とにかく、まずは試してみよう!」と、トントン拍子に手続きを進めました。

最近では他にも様々な車両管理システムがリリースされていますが、SmartDriveを選んでいただいたポイントについて教えてください。

展示会でお話を伺った際に、「シガーソケットに挿すだけで利用が開始できるなんて、手軽だな」と思ったことですね。また、導入しやすい価格でしたので、他社と比較することもなく即決でSmartDriveに決めました。

走行履歴と安全運転診断で、一人ひとりに向けて適切な指導が実現

現在はどのような機能をおもに活用されていらっしゃいますか?

メインで活用しているのは走行履歴・安全運転診断の機能です。「ちゃんと安全運転しているかな」と気に掛ける機会が増えました。運転者ごとに安全運転診断ができるので、どんな運転をしていたのか、危険な操作はなかったのかという点に注力し、安全運転ができていたらちゃんと評価をする、荒い運転が続いていたら「急操作を減らしましょう」と注意をしています。

夜間の走行が多いのですが、夜は視界が悪くなり、日中より何倍もの危険が伴います。会社の看板を背負って走行していますし、万が一の事故を防ぐためにも安全運転をもっと徹底したい。

そう思って、オプションのレポートも追加で申し込ませていただきました。このレポートによって、安全運転に特化したより深い分析ができるようになりましたし、各運転者の運転状況を詳細に把握することで、適切な安全運転指導が実現しています。

遠隔地を走行するケースもあるのですが、現場が遠方だと、状況がより見えづらくなりますので、その際は正確な稼働状況を確認するために走行履歴を活用しています。

安全運転診断集計レポートについて伺います。現在の定量的な数値に関して、ご感想やご意見をいただけますでしょうか?

オプションレポートによって、1ヵ月単位で全体の運転状況、走行データが可視化されるようになり、点数が上がった人、下がった人についてもはっきりと理解できるようになりました。11月末までは集計をしっかりとって、そこからどのように変わっていくのかを追っていきたいと思っています。

SmartDriveを導入された昨年の10月、11月あたりと比較すると、安全運転と評価される方の人数が4倍に増えていることがわかります。ここへ至るまで、安全運転指導や教育、仕組みづくりなど、平林様が独自に取り組まれてきたことはございますか?

はじめは設定がうまくできなかったのですが、今は個人の設定ができるようになったので、誰がどのような運転をしたのか、詳細まで見えるようになりました。安全運転をしっかり守れる人、安全運転ができない人が二極化していることが可視化されましたので、業務を踏まえてどのように対応すべきか、どのような指導を行っていくべきかが明確になったと言いますか。個人個人に合わせた指導が本人にも届きそれが成果として現れているのかもしれません。

参考までにどのようなご指導をされているのか、お伺いできますか?

SmartDriveは、急発進の回数や地図上から危険操作が発生した場所がわかります。データを見せながら、「この場所は急発進が起きやすいようだから、通る際はいつもより気をつけましょう」と何をどのように改善すべきかを明示できるので、とにかく相手の理解が早いのです。

私たちは狭い道路を走行することも多いですし、夜間は視界が悪く、突然、人が飛び出してきた場合も、日中よりも判断が遅くなってしまう。ですから、どんなに急いでいたとしても、夜間の走行はより、細心の注意が必要になるんです。そういった意味でも、明確かつ具体性のある指導が非常に重要となりますが、それが実現できるようになったのもSmartDriveのおかげです。

安全運転意識の向上が点数にも表れている

導入に際して運転者からネガティブな反応はございませんでしたか?

反対の声も一部で上がっていましたが、状況を良い方向へ変えるためにも、その声を振り払って導入しました。夜間に稼働している隊員は、自分の運転がはっきりと点数で表示されるようになりましたので、気をつけて運転するようになりましたね。

職種にもよりますが、弊社のデータですと、2〜3割ほど事故が減っていくと言う結果が出ています。安全運転という観点で、多少の寄与はできているのではないかと思っております。

導入時に点数が低かった人が、今はコンスタントに80点以上を獲得できる人が増えるなど数値でも表れていますから、成果がしっかり反映されているように思います。

常々、安全運転への意識を高めるために、点数で順位づけしたものを社内にも貼り出しているんです。目に入る場所へ貼り出されていることで、点数を競ったり、急操作をなくそうと心がけたり、何かしらの動機付けにつながっているのではないでしょうか。

これを一時的ではなく、安全運転への意識を持続させるために、点数が良い運転者に対しては報奨金を出すとか、表彰制度を作ろうとかという話も出ています。「安全運転をしていればいいことがある」。それをモチベーションに頑張ってもらえれば、良い循環が生まれると思います。管理者としても、注意するより褒める方が互いに気持ちが良いですしね。

導入前後を含め、私たちはお客様へSmartDriveをしっかりご活用いただくため、サポート体制に注力しています。今までのサポート内容について、また、もっとこうしてほしいと言った要望など、ざっくばらんにお聞かせ願えますか?

10月末まで実施されていた全国安全運転イベントや、新しい機能の追加時も随時、お知らせしてくださいますし、導入前から現在に至るまで、しっかりコミュニケーションをとってくださっていますよ。欲を言うと、安全運転イベントは年に4回くらい実施していただけると嬉しいですね(笑)。イベントは全国の運転者と自社との比較ができますし、社内でも何か目標があることでより、安全運転を頑張ろう!という気持ちが強まると思うからです。

そのほかについて一点要望を申し上げますと…シガーソケットに挿すだけなので簡単に設置できる反面、簡単に取り外しができてしまうので、なんらかの形で改善いただけるとありがたいですね。とはいえ、ドラレコのように設置に手間がかかるのは避けたいですが…。

平林さまからいただいた貴重な意見は、各部署と共有し、できるところから、今後のサービスや開発に反映させていただきます!

蓄積したデータを活用し、有効な安全運転教育を行いたい

蓄積された走行データは、今後どのように活用されたいですか?

今は6台に装着していますが、徐々に導入数を増やしていきたいと考えています。会社の資産である車両を効率よく運用をしていくために、機動車だけでなく、共用車へも徐々に取り付けるなど、少しずつ運用の幅を広げているところです。ただ、警備の仕事は24時間365日体制ですから、休みまで記録することになると、隊員に精神的な負担を敷いてしまうことになります。その点を考慮しつつ、今後、うまく運用していく方法を考えていく必要があるなと。それはこれから取り組みたいと思っています。

また、中部相互警備保障には現在400人弱の警備員が在籍していますので、蓄積した走行データを使って安全運転を実施していきたいですね。身近な事例をもとに学ぶことで、より自分ごととして捉え、一辺倒ではない、学びや気づきのある教育ができる。そう考え、今は日々データを蓄積しています。

先ほど、報告書を紙ベースで管理されているとおっしゃっていましたが、SmartDriveの運転日報機能を活用することで運用方法は変わりましたか?

警備業としては報告書の扱いになりますので、最終的には紙に出力して決められた年月にわたり、保管しなければなりません。紙での管理は今まで通りですが、自動化によって正確な情報を残すことができ流ようになり、抜け漏れもなくなりました。それは運用上の大きな変化ですね。

中には運転日報やレポートをもとに配送ルートの最適化や効率化を図っている企業様もいらっしゃいますが、中部相互警備保障さまでは効率化・最低化という観点でどのようにご活用されていますか?

そうですね、警備の場合、現場の状況によって各巡回場所の滞在時間が異なりますので、時間通りに動くことはほぼありません。ただし、駆けつける際は到着までの時間が決まっていますし、少しでも早い方が良い。そういう点では、最短ルートを導く際に「スマートドライブを使う」という流れが生まれています。

毎夜、稼働しているのは基本的に3台。日中は私が事務所で管理していますので、どの車両がどのように動いているのか、どこを走行しているのかがおおよそ把握できますが、夜間時の稼働は別のスタッフに任せることになるので、いかに動きが見えるかが重要になります。そうした観点で、リアルタイム機能はかなり重宝しているんです。

お客様にも、自社にも有効。それがSmartDrive

移動データの活用について、他業種や他の警備会社様でもご活用いただけるシーンがあるかと思われますか?

そうですね、同じような警備業で、機動で車両を利用されている企業であれば、このようなリアルタイム機能や走行履歴のデータがわかるシステムを活用した方が連携は取りやすくなりますし、業務がより正確かつスムーズになるんじゃないでしょうか。

施設警備だけであれば業務で車両を使うことがないので不要かもしれませんが、交通誘導を行われている会社さんであれば、現場によっては移動しながら警備も行うこともあるでしょうし、夜間の機動巡回時に何かが発生したら即座に駆け付けなければなりません。そういった場面で、待機中や移動中など、リアルタイムの状況が把握できれば、迅速かつ適切な指示出しができます。警備会社ですから、そうした迅速な機動力は、信頼を勝ち取るにも非常に重要なポイントです。

また、接触事故が起きた際も、後から走行履歴を振り返ることで、前後の状況や相関関係が見えてくるんです。判断材料が何もなければ、「次は気をつけてください」としか言えませんが、記録されたデータがあれば具体的な改善策につなげることができるので、お客様に対しても自社に対しても有効なツールだと言えるのではないでしょうか。

最後になりますが、スマートドライブに対して率直なご感想をいただけますでしょうか。

スマートドライブを導入したことで、みんなが安全運転を意識するようになりましたし、それだけでも非常に大きな効果があったと実感しています。これからもしっかり活用して、安全運転を啓蒙していきたいですね。

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。

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