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【無料/有料】業務効率化に役立つ!運転日報アプリおすすめ11選

管理者が運行状況やドライバーの稼働状況などを把握するために重要な役割を担っている運転日報。従来はドライバーが日々、手書きで記録し、紙の書類を提出をしていましたが、ドライバーへの負担や手間を削減するために、最近ではアプリを活用する企業も増えています。
この記事ではアプリを導入する際に押さえておきたいポイントと、おすすめの運転日報アプリをご紹介します。

【無料/有料】業務効率化に役立つ!運転日報アプリおすすめ11選

運転日報とは

運転日報とは、ドライバーの氏名や運転日時、走行距離などを記録した書類のことです。トラック運送など、一般貨物自動車運送事業を営む企業では、「貨物自動車運送事業輸送安全規則」において、運転日報の記録と保管が義務付けられており、一般企業でも一定数の社有車を保有する場合は道路交通法規則に沿って、運転日報の記録と保管を行わなくてはなりません。

関連記事:運転日報とは?書き方やテンプレートを紹介!
関連記事:【2024年最新版】運転日報をアプリやシステムでペーパーレス化するメリット

運転日報アプリのおもな機能

運転日報のペーパーレス化

今まで紙に手書きで日報を書いていたドライバーも多くいますが、日報を書くのに時間と手間がかかりますし、紙での管理は保管する場所が必要だったり、紛失する可能性があったりします。アプリで簡単に入力し、データで日報を管理することで、抜け漏れを防ぎながら管理者とドライバーの負担を大幅に軽減できるのがメリットです。

機能紹介ページ:運転日報・月報

日常点検記録機能

日頃から車両を利用している場合、事故やトラブルを防止するためにも運転前の日常点検は欠かせません。車の健康状態を管理するために役立つのが日常点検記録機能です。誰がいつ、どの車にどのような点検・メンテナンスを行ったのか、情報を共有できる状態にしておくことで車の状態を正確に把握することができます。

アルコールチェック機能

2022年4月より施行された改正道路交通法において、緑ナンバーのみならず白ナンバーにもアルコール検知器を利用したアルコールチェックが義務付けられました。アルコールチェックは運転前後に必ず実施し、結果を記録して保存しなくてはなりませんが、アルコールチェックの機能があれば、計測結果を入力して簡単に保存ができます。中には、基準値を超えた場合、安全運転管理者へ通知がメールなどで届くものも。

機能紹介ページ:アルコールチェック

関連記事:【2024年最新版】アルコールチェック義務化を徹底解説!対象者は?安全運転管理者の対応は?

車両予約管理機能

複数台の社用車を保有し、各車両を共有して利用する場合、全車両の稼働状況と予約可能な車両が一目でわかり、予約ができる機能です。アプリのため、事務所や外出先に関係なくどこからでも状況が把握できます。

機能紹介ページ:車両予約

車両稼働状況集計機能

運転日報や車両の予約状況から全車両稼働状況が把握できるため、車両台数を最適化する際の参考資料にもなります。

安全運転スコア機能

急発進や急ブレーキ、急ハンドルなどの危険操作の回数をもとに、安全運転の度合いをスコア化する機能です。ドライバー一人ひとりが客観的に自分の運転を振り返ることができ、安全運転への意識を高めます。危険操作が発生した際にアラートでお知らせする製品もあります。

機能紹介ページ:走行履歴・ 運転診断

適正なアプリを選ぶ4つのポイント

ポイント1:利用しているOSに対応していること

スマホやタブレットなど、業務で使用する端末とOSにアプリが対応していなければ、そもそも使用することができません。メインで利用するのはドライバーのため、ドライバーが使いやすくすぐに操作が覚えられるものがベストです。

ポイント2:自社が求める機能が備わっていること

運転日報に加え、課題解決に必要な機能を整理して、その機能が搭載されたアプリをピックアップします。たとえば、業務効率化を目的に運転日報と予約機能が欲しい、事故を防ぎたいので安全運転診断機能は必須など。

ポイント3:サポート体制が万全なこと

アプリは簡単かつ便利に使用できる点がメリットですが、使い慣れていない場合や不具合などが発生した場合に、運用している企業がサポートをしてくれなければ、トラブルや業務に支障が出てしまうケースも。サポート時間やサポート内容などを確認しておきましょう。

ポイント4:スムーズな操作性

ドライバーと管理者、どちらにとっても直感的に操作でき、管理がしやすいことも重要です。使い方がわかりづらい、難しいと感じると、便利で役立つ機能が搭載されていても使いこなせなくなってしまいます。

【無料/有料】運転日報アプリおすすめ11選

これらのポイントを踏まえ、おすすめの運転日報アプリを11点ご紹介します。

サービス名運営会社運転日報のペーパーレス化機能日常点検記録機能アルコールチェック機能車両予約管理機能車両稼働状況集計機能安全運転スコア機能
SmartDrive Fleet株式会社スマートドライブ
DriveReportNTPシステム株式会社×××
BUSINESS NAVETIME 動態管理ソリューション株式会社ナビタイムジャパン×××××
どらたん株式会社NX総合研究所×××××
モバレポ株式会社タイガー×××
LINKEETH DRIVENTTコミュニケーションズ株式会社××
Cariot株式会社フレクト
D-Drive株式会社ユビテック××
DRIVEBOSSパナソニック カーエレクトロニクス株式会社×××
ビークルアシストパイオニア株式会社
KIBACOキムラユニティー株式会社××

SmartDrive Fleet

スマートドライブが提供しているSmartDrive Fleetは、高精度のGPSが現在地や走行ルートを可視化する機能をはじめ、車両予約やアルコールチェック、1日の終わりに運転を振り返る安全運転スコアなど、便利な機能が多数搭載されています。シンプルで洗練されたデザインで、直感的な操作が可能です。導入実績と事例インタビューも豊富なため、検討する際の参考にしてください。

運営会社スマートドライブ
サービス名SmartDrive Fleet 
料金(初期費用)と月額費用いずれも要問い合わせ 
対応機種iOS, Android OS Webアプリ  iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能
車両稼働状況集計機能
安全運転スコア機能

DriveReport

NTPシステム株式会社のDriveReportは、スマホでメーターを撮影するとアプリが走行距離を読み込み、運行情報を管理します。PCでも運行状況の管理、車検事故の管理、運転記録の入力が可能です。

運営会社NTPシステム株式会社
サービス名DriveReport
料金(初期費用)と月額費用月額330円/初期費用なし
対応機種iOS, Android OS Webアプリ  iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能×
車両稼働状況集計機能×
安全運転スコア機能×

BUSINESS NAVITIME 動態管理ソリューション

BUSINESS NAVITIME 動態管理ソリューションは、地図ポータルサイトや乗換案内、ルート検索を展開するナビタイムジャパンが提供するアプリです。そのため、日報機能はもちろん高性能なカーナビとしても活用することができます。

運営会社株式会社ナビタイムジャパン
サービス名BUSINESS NAVITIME 動態管理ソリューション
料金(初期費用)と月額費用要確認
対応機種iOS, Android OS Webアプリ  iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能×
アルコールチェック機能×
車両予約管理機能×
車両稼働状況集計機能×
安全運転スコア機能×

どらたん

工事、運送、倉庫業界で多く使用されているどらたんは、LINEを利用した運行管理ツールです。スマホのLINEをそのまま利用して、労働時間をリアルタイムで把握することができます。ボタンのタップで作業内容や位置情報、配送する荷物の数量やメモも簡単に記録できます。

運営会社株式会社NX総合研究所
サービス名どらたん
料金(初期費用)と月額費用月額利用料11,000円(車両10台まで、以降5台ごとに3,300円が追加)初期費用110,000円、操作指導費用55,000円 料金プランサイト
対応機種LINEアプリ  
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能×
車両稼働状況集計機能×
安全運転スコア機能×

モバレポ

モバレポは、作業を選んで入力するだけで運転日報が作成できるアプリ。Webアプリなのでダウンロードの必要もないため、OSを選ばず利用できます。

運営会社株式会社タイガー
サービス名モバレポ
料金(初期費用)と月額費用基本料金:5,000円、契約は6ヶ月以上から 料金プランサイト
対応機種Webアプリ  
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能×
車両稼働状況集計機能×
安全運転スコア機能×

LINKEETH DRIVE

高度な車両管理を実現するLINKEETH DRIVEは、日報作成や車両点検の自動化、アルコールチェックの記録など、ドライバーの負担を軽減しつつ、法令遵守と記録のデジタル化を推し進めてくれるサービスです。

運営会社NTTコミュニケーションズ株式会社
サービス名LINKEETH DRIVE(リンキースドライブ)
料金(初期費用)と月額費用要問い合わせ
対応機種iOS, Android OS Webアプリ  iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト 
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能×
車両稼働状況集計機能×
安全運転スコア機能

Cariot

位置情報や加速度など、車両に関するデータがリアルタイムで取得できるモバイルアプリ。ドライバーは運転をするだけで走行記録、走行時間、走行距離、訪問記録と滞在時間、危険運転を自動で記録します。

運営会社株式会社フレクト
サービス名Cariot
料金(初期費用)と月額費用要問い合わせ、初期費用は不要
対応機種iOS, Android OS Webアプリ  iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト 
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能×
車両稼働状況集計機能×
安全運転スコア機能

D-Drive

白ナンバー自動車の管理を徹底サポート!アルコールチェックの記録から運転日報の自動作成、点検や給油情報も記録できます。オプション機能を使うことで、健康管理や危険運転検知など、包括的な安全運転管理も実現します。

運営会社株式会社ユビテック
サービス名D-drive
料金(初期費用)と月額費用月々600円(税抜、1IDあたり)初期費用は要確認
対応機種iOS, Android OS Webアプリ  iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト 
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能
車両稼働状況集計機能
安全運転スコア機能

DRIVEBOSS

DRIVEBOSSは、送迎・訪問・配送業務を効率化する自動配車とテレマティクスのサービス。アプリとの連携で、ルート案内や走行記録、安全運転情報を記録します。

運営会社パナソニック カーエレクトロニクス株式会社
サービス名DRIVEBOSS
料金(初期費用)と月額費用送迎計画自動作成システム 月額7,500円~+780円〜(※)/配車計画自動作成システム 月額35,000円~+7,800円〜(※)/ テレマティクスは月額1,500円〜※スマホ連携機能をご利用の場合  
対応機種iOS, Android OS Webアプリ  iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト 
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能×
車両稼働状況集計機能
安全運転スコア機能×

ビークルアシスト

専用の車載器と連携することで、運転日報と月報が簡単に作成できるビークルアシスト。有効な操作方法が学べる動画やオンラインセミナーなど、サポート体制もばっちりです。

運営会社パイオニア株式会社
サービス名ビークルアシスト
料金(初期費用)と月額費用980円(税別)/月 初期費用は要確認
対応機種iOS, Android OS Webアプリ  iOS ダウンロードサイト/Android ダウンロードサイト 
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能
車両稼働状況集計機能
安全運転スコア機能

KIBACO

車両管理と安全運転支援が両方実現できるキムラユニティーのKIBACO。日報作成から車両予約、免許証情報の登録に加え、1分間で学習できる交通安全動画も自動配信。有料の導入支援オプションもあります。

運営会社キムラユニティー株式会社
サービス名KIBACO
料金(初期費用)と月額費用10アカウント:5,500円〜 初期費用は無料
対応機種Webアプリ 
運転日報のペーパーレス化機能
日常点検記録機能
アルコールチェック機能
車両予約管理機能
車両稼働状況集計機能×
安全運転スコア機能×

運転日報アプリ導入事例

ここからは、実際にアプリを活用して課題を解決した「SmartDrive Fleet」の導入事例を紹介します。ぜひ参考にしてください。

株式会社マルイケ様の運転日報アプリの導入事例

株式会社マルイケは岐阜県で自動車販売や車検、ロードサービスなど多岐にわたる事業を行っています。同社はロードサービス業務において、車両管理を効率化するためにSmartDrive Fleetを導入しました。

アプリ導入前に抱えていた課題

ロードサービスの現場に向かう隊員の位置や状況が把握できず、依頼に対する即答が難しかった。また、対応可能な隊員を確認するために手間がかかり、時間が浪費されていました。

SmartDrive Fleetを選んだ理由

SmartDrive Fleetはシガーソケットに挿すだけで簡単に設置でき、全車両に設置する必要がないためコストが抑えられる。また、スマートフォンやパソコンで位置情報をリアルタイムに確認できることが魅力でした。

SmartDrive Fleetを導入して感じたメリット

隊員の現在位置や作業状況をリアルタイムで把握できるようになり、依頼に対する手配が迅速かつ効率的に行えるようになった。さらに、PTOスイッチと連動したカスタマイズにより、詳細な走行データや作業時間の記録が可能になり、業務効率が向上しました。

株式会社マルイケ様の導入事例はこちら

株式会社セガエンタテイメント様の運転日報アプリの導入事例

株式会社セガエンタテイメントは、ゲームセンターや飲食施設の運営を行っている企業で、管理車両の安全運転強化とコスト削減のためにSmartDrive Fleetを導入しました。

アプリ導入前に抱えていた課題

事故削減が重要な課題であり、手書きの日報作成に手間がかかっていました。また、運転状況の把握が難しく、安全運転への意識向上が求められていました。

SmartDrive Fleetを選んだ理由

SmartDrive Fleetは、シガーソケットに簡単に装着でき、走行距離や運転診断、走行ルートの可視化が可能であったため、事故削減とコスト削減に役立つと判断されました。

SmartDrive Fleetを導入して感じたメリット

ドライバーの運転状況が明確になり、運転日報が自動化され手間が削減されました。ドライバー自身の安全運転意識が高まり、事故件数も減少しました。また、ドライバーの労働環境の改善や車両の適正台数の見直しにも役立っています。

株式会社セガエンタテイメント様の導入事例はこちら

有限会社One up様の運転日報アプリの導入事例

有限会社One upは、保険業と民間救急・介護タクシー事業を運営しています。従来の方法では車両管理に手間がかかる問題がありましたが、シガーソケットに挿すだけで簡単に利用できる車両管理システム「SmartDrive Fleet」を導入しました。これにより、営業活動の効率化と安全運転の促進を実現しています。

アプリ導入前に抱えていた課題

有限会社One upでは、iPadを用いて車両位置情報を管理していましたが、設定の手間がかかり、簡単に利用できる方法を探していました。また、介護タクシー事業では労働基準法の改正により、ドライバーの労働時間管理が必要になり、そのための管理ツールが求められていました。

SmartDrive Fleetを選んだ理由

SmartDrive Fleet」はシガーソケットに挿すだけで利用開始できる手軽さが決め手となりました。また、通信機能内蔵型であり、個人の携帯電話と連携させる必要がない点や、直感的に使いやすい操作画面も評価されました。さらに、Google Mapをベースにリアルタイムでの車両管理ができる点も大きなポイントでした。

SmartDrive Fleetを導入して感じたメリット

導入により、ドライバーの走行履歴や運転診断を活用した指導が可能になり、ドライバーの意識改革が進みました。運転診断アラートメールを活用して安全運転の指導を徹底し、急操作が減少しました。

また、ドライバーが他のドライバーの現在位置をリアルタイムで確認できるようになり、業務効率が向上しました。具体的には、ドライバーが他のドライバーの現在地をスマートフォンアプリで確認できるようになったため、管理者を経由する手間が省け、効率的な配車が可能になりました。

さらに、各ドライバーが自身の位置を把握し、どこにいれば仕事がアサインされやすいかを意識するようになり、業務の効率化が進みました。結果として、顧客からの信頼が向上し、リピート率の増加にもつながっています。

有限会社One up様の導入事例はこちら

まとめ

運転日報はただ記録をして保管するだけでなく、有効活用することで業務の効率化や事故防止に役立てることができます。情報を正しく記録・管理できるアプリを通して、自社の課題解決に向けた取り組みを実施していきましょう。

筆者紹介

株式会社スマートドライブ
編集部

株式会社スマートドライブ編集部です。安全運転・車両管理・法令遵守についてわかりやすく解説します。株式会社スマートドライブは、2013年の創業以来、「移動の進化を後押しする」をコーポレートビジョンに掲げ、移動にまつわるモビリティサービスを提供しています。SmartDrive Fleetは、1,300社以上への導入実績があり、車両に関わる業務の改善や安全運転の推進などに役立てられています。また、東京証券取引所グロース市場に上場しています。 SmartDrive Fleetは情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度「ISMS認証(ISO/IEC 27001:2013)」を取得しています。

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