シロアリも交通事故も予防が肝心!- 他社の車両管理システムから乗り換えた理由とは?
- 業種
- シロアリ防除事業、断熱事業、住宅診断事業
- 管理車両台数
- 70台
- 事業内容
- シロアリ防除事業、断熱事業、住宅診断事業
- 地域
- 東京
- 従業員数
- 50名
- 活用目的
- コスト削減 / 安全運転強化
- 利用デバイス
- シガーソケット型
シロアリは発生してから対応するよりも、事前に予防しておくことが重要と語るテオリアハウスクリニック様。品質にこだわりながら縁の下の力持ちとして、シロアリから建物を守っています。
交通事故も同様に、発生する前にしっかりと予防が肝心と考える同社は、SDカード型のドライブレコーダーを利用した後に、他社の車両管理システムを導入しましたが、1年後に車両管理システムをSmartDrive Fleetへ入れ替えました。
「自分の子供を入社させたい会社」を目指している同社が、どのように安全運転への意識を高めようとしているのか伺ってきました。
株式会社 テオリアハウスクリニック
取締役 営業部長 吉田 崇 様(以下:吉田)
営業部 管理課 専任課長 橋本 実樹 様(以下:橋本)
町田営業所 所長代理 岡田 真人 様(以下:岡田)
縁の下の力持ちとして、大切な自宅をシロアリから守る
事業内容について伺えますでしょうか?
岡田:弊社はシロアリの予防をメインとしたハウスメンテナンス事業を行っています。建物の縁の下の力持ちとして、お客様の目に見えない部分をしっかりと点検し、大切なお宅をシロアリから守る予防をしております。また、シロアリが発生してしまっている場合は駆除も行っております。ご依頼はハウスメーカー様からいただくこともありますし、お客様から直接いただくこともあります。
シロアリ予防の依頼は個人の方からもいただくのですね。
岡田:はい。ホームページ等からご依頼をいただくことが多いです。実際に被害が出てからご依頼をいただくこともありますし、工務店さんで建築したけど、シロアリに関してどこに相談したら良いかわからない、というお客様も多いですね。
駆除の際はどういった対応になるのでしょうか?
岡田:被害度合いよって異なるのですが、簡易的なケースであれば薬剤を散布するだけで済むこともありますし、大掛かりなケースになると大工さんと連携して、柱を取り替えたりする必要が出てきます。シロアリは基本的に日本全国どこにでもいますので、予防をしてないと、どの建物でも発生してしまう可能性があります。被害が出ると高額な費用もかかってしまいますので、定期的に予防しておくことが重要なのです。
皆様の業務内容について伺えますか?
橋本:私は情報システムを担当しております。
吉田:私は営業部の責任者と、東京第一営業所の所長を兼任しております。
岡田:町田営業所の所長をしております。現場にいくこともありますので、プレイングマネージャーとしてやらせていただいております。
ドラレコのSDカード確認に限界を感じ、クラウド車両管理システムの導入を検討
そもそも車両管理システムを導入しようと思った理由についてお聞かせください。
橋本:1番の理由は事故を減らすことです。保険会社様からも事故が多いと指摘されていて、気になっていました。
最初に取り組んだのはSDカード型のドライブレコーダーだったのですが、メンテナンスの手間だったり、気づいたらSDカードが劣化して使えなくなっていたりして、その管理も大変でした。個人で利用するのであれば良いと思いますが、何十人ものドライバーを管理するのは難しかったのです。一元管理が可能な、クラウドサービスの導入を検討し始めました。
吉田:どういう運転をしているのかを把握するためにドライブレコーダーのSDカードを取って、動画を全てチェックするのは現実的ではないですし。
岡田:何かあった時に、SDカードの映像をチェックする感じでしたね。
吉田:あとはランダムにチェックして、営業所の会議で危険運転をしている人や、事故が起きてしまった人の映像を名前は伏せた状態で、映像を確認しながら運転指導を営業所の会議で行ったりしていました。
最初にドラレコをつけて安全運転の取り組みをされた後、クラウド車両管理システムを導入すべく比較検討され、他社の車両管理システムを導入したと聞いております。なぜ、当時はそのシステムを導入すると判断されたのでしょうか?
吉田:地図上で誰がどこにいるかというのは、他社の車両管理システムが見やすいと感じました。また、導入後にやりたいことが増えれば、後からでも機能を作ることができる、という説明も魅力的でした。
一方のSmartDrive Fleetは、カスタマイズができず、ある程度の決まったことしかできない、というイメージを当時は持ちました。また、SmartDrive Fleetのシガーソケットに挿すタイプのデバイスは、簡単に設置できますが、その分取り外しも簡単なので、わざとデバイスを抜いてしまう人が出るのではないかという懸念もあったのです。
比較検討した結果、「導入後でも業務に内容に合わせて必要な機能を作ることができる」という点と、「シガーソケットではなくOBD-2を使うので、目につかない場所で抜いたりする人はいないだろう」という2点に惹かれ、他社の車両管理システムを導入することにしました。
橋本:あとは動産管理の部分では他社の車両管理システムの方が充実していて、全体的にできることが多かったというのも理由です。それで今後の可能性なども含めて、他社システムを選んだのです。
なるほど...。今はSmartDrive Fleetをご利用いただいておりますが、なぜ他社の車両管理システムの解約に至ったのでしょう?
橋本:特段どこかダメだった点があったというわけではないのですが、車両管理システムの導入を比較検討していた時から1年ほど経ち、SmartDrive Fleetの機能、とくにレポートの部分は大きく改善されましたよね。また、他社の車両管理システムは出来ることが沢山あるのですが、自社のビジネスにマッチするようにどうカスタマイズし、活用していけば良いのかが分からなかったです。一方でSmartDrive Fleetは安全運転の管理に特化した機能が多く、弊社の求めているニーズにマッチしており、魅力的に感じるようになって乗り換えの検討を始めました。
吉田:弊社は若いメンバーも多く、運転が得意でないスタッフもいます。人身事故ではなく、物損事故が多いのですが、物損事故とはいえ事故が起きると安全面はもちろん、修繕費や保険料などのコストもかかってきます。
車両管理システムを導入することで、修繕費などのコストを減らすことができるのではないかと期待していたのですが、以前に導入していた車両管理システムは事故削減に繋がっている感じはしませんでした。
客観的な指標によって、安全運転への意識を変革!
現在、SmartDrive Fleetはどういった形で利用されているのでしょうか?
岡田:例えば、取引先のハウスメーカー様と同行する際などに、弊社のスタッフが渋滞に巻き込まれてしまい、電話しても本人が運転中で電話に出られなくてどうしようもない時、誰がどこにいるのかをリアルタイムに把握し、本部から「すぐ近くにいるので、あと数分でつきます」とお伝えたりしています。
また、危険運転が発生してアラート通知がきましたら、帰社後に本人に「アラートがきたけど、どんな状況だったの?」と確認をしています。以前の車両管理システムと違って、運転の質が点数化されることによって、「自分の運転は実は悪いんだ」ということに気付きやすくなりました。また、他の人の点数も見えるので、ある意味ゲーム感覚で安全運転のスキルを競い合っており、いい方向に進んでいると思います。
吉田:SmartDrive Fleetは急加速や急減速が発生した際、ドライバー本人や管理者にアラートで知らせてくれ、安全運転指導に活用できていますので、いいですね。
また、リアルタイムに車両の現在地が把握できる機能も、取引先様やお客様からの突発的な依頼発生時に「●●さんが近くにいるから訪問してもらおう」といった具合にスムーズな対応ができるので、便利だなと感じています。
橋本:SmartDrive Fleetの運転スコアは、客観的でわかりやすいです。
危ない運転をしているドライバーは、自分がそうした運転をしていることを認識していないケースが多いので、客観的に数値で示すのは大切ですね。
吉田:以前の車両管理システムは、自分の運転結果しか見られないため、危ない運転に対してドライバーにフィードバックしてもなかなか認めにくく、腹落ちしなかったんですね。また急加速やスピード超過については、以前の車両管理システムでも減らすことができたのですが、急減速にはあまり効果がありませんでした。やはり、急いでセカセカしていると、車間距離が短いのか、急ブレーキを踏みがちなのでしょう。
SmartDrive Fleetは客観的かつ、総合的に評価されるので、ドライバーからの納得感が高いようです。実際にドライバーから「えっ。このカーブの曲がり方でアラートでるの?」という声も上がっていますし、厳しく判定してくれるので、以前は安全運転への意識が低かった方々が、安全運転により気をつけてくれるようになったと思います。
橋本:以前に使っていた車両管理システムより敏感に検知してくれるので、いいですね。
「適正な価格で高品質なサービス」で業界全体を変えていきたい
そもそもですが、なぜ安全運転に注力されているのでしょうか?
橋本:社員の安全のためです。会社として「大切な社員の命や健康を守りたい」という気持ちが強いからです。
吉田:どこの会社でも同じだと思いますが、1人が大きな事故を起こしてしまうことで取引先様との仕事がなくなってしまう可能性もある。そうなると、一緒に働いている仲間みんなを巻き込んでしまうので、安全運転を意識して事故が起きないようにしてほしいと伝えています。弊社は「自分の子供を入社させたい会社」を目指していますので、社員の安全や命を大切にすることは当然のことだと考えています。
テオリアハウスグループ様の今後の展望についてお聞かせください。
吉田:我々の業界は、価格をどんどん安くしてサービスを提供している同業者が多いのですが、私たちは「品質」にこだわっています。この品質への想いを役職上位者だけでなく、全社員が同じ想いをもち、もっともっと品質を高めて、お客様に満足していただいきたいのです。それが、安定的にご依頼をいただくことに繋がっていくと思いますので、これからも愚直に品質にこだわりと思います。
岡田:品質にこだわっているのに、車が汚れていてキズだらけだといい印象はもたれませんので、その辺りもきっちりこだわっていきたい。そのためにも安全運転は注視していきたいと思います。
吉田:目視できない床下で作業をしますし、形のあるものを販売しているわけではございませんので。品質というのはスタッフの振る舞いや、身だしなみ、車両の清潔さなどで判断されがちです。
橋本:技術職ではありますが、お客様にしっかりと満足していただくためには、サービス業としての品質をしっかりと高めていくことが重要です。
岡田:我々の業界には、残念ながら当初の金額を安く提示して、実際には高額な商品を売りつける、なんてことをするグレーな企業も存在します。そうしたものを無くして、お客様に対して適正な価格で高品質なサービスを届けられるように、私たちが業界全体を変えていけるように頑張っていきたいと思っています。悪徳業者にひっかかるお客様を減らしていけるようにしていきたいですね。
お忙しい中ありがとうございました。
これからも高品質なサービスで、日本の住環境を守ってください!
資料ダウンロードSmartDrive Fleet
導入事例をまとめてご紹介
SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。