ワンチームで安全運転を推進することが結果へと結びつく。第一生命保険さまに聞いた「安全運転スコアアップのポイント」

ワンチームで安全運転を推進することが結果へと結びつく。第一生命保険さまに聞いた「安全運転スコアアップのポイント」

会社名(団体名)
第一生命保険株式会社
業種
保険
管理車両台数
15台
社員数
54,829名 ※2021年9月時点
事業内容
生命保険業

「一生涯のパートナー」をグループビジョンに掲げ、国内外、さまざまな地域に暮らす多くの人々へ生命保険を提供している第一生命ホールディングスさま。グループ会社が力を合わせ、お客様第一のサービスをグローバルに展開しています。そんな大企業の成長を支え日々、お忙しくされている役員さまの安心・安全な移動をサポートするのが、第一生命保険さまの社内外のプロドライバーです。

この記事では、第一生命保険の秘書部秘書課でラインマネジャーを務める佐藤さまにインタビュー。企業が安全運転を推進するポイントは、“全ドライバーと管理者の情報共有と連携”という貴重なお話を伺えました。

第一生命保険株式会社
https://www.dai-ichi-life.co.jp/
インタビュイー:秘書部秘書課 ラインマネジャー 佐藤数也さま

導入機器と台数:SmartDrive Fleetシガーソケットタイプ 15台
導入時期:2021年4月

第一生命グループを支える役員さまの送迎を担うプロドライバーたち

はじめに、御社の事業内容と佐藤さまのお役割を教えていただけますか?

第一生命ホールディングス株式会社は、生命保険を祖業とし、保険関連サービスを展開するグループ会社が複数社ございます。特に上場会社の第一生命ホールディングスと第一生命保険の役員は緊密に協力しあいながら、事業を展開しており、その二社を中心に執行役員以上の者たちのサポートをするのが私たち第一生命保険の秘書部です。

役員用自動車を使う役員は二社を合わせて60名ほど、ドライバーは社内の社員だけでなく、一部は外部へ委託しており、第一生命保険と第一生命ホールディングスを合わせて15台の役員用自動車を運行しています。車両は全役員でシェアをしておりますので、どの役員がどの車両を何時から何時の間に使用するのか、どこからどこまで運行するのか、日々、細かな運行計画を立てたうえで車両を発進させていますが、渋滞に巻き込まれたり、悪天候に見舞われたり、不測の事態が発生することもゼロではありません。その時、車両とドライバーがどこで、どのような状況であるか、リアルタイムで把握できる点に魅力を感じ、SmartDriveの車両管理システムを導入しました。

安全運転管理と走行実績の確認を目的に導入

SmartDriveのことを知ったきっかけを教えてください。

きっかけは、役員用自動車の運行委託を行っている企業さんから、「SmartDriveのトライアルを第一生命の使用車両で実施しても良いでしょうか」とご相談を受けたことです。特段の懸念はないと感じましたので、デバイスを装着して運転いただくことにしました。その後、運行を委託していない弊社の社員が運行する車両も含めてすべての車両にSmartDriveを装着すれば、すべて同じように管理ができると考え、弊社にて契約しました。

もともとは、車両管理システムの導入は検討していなかったのですが、車両が会社を離れたら運行中の位置情報の把握が困難ですし、今よりもさらにドライバーの安全運転意識を向上させたいと考えていたタイミングでしたので、「このような先進技術でどちらも解決ができるなら」と、話が一気に前進。結果的に、現在では15台すべてに装着し、社内で管理をしています。

リアルタイム機能は常時ではなく、何かの必要が生じた時に利用していますが、管理画面の地図を見れば、万が一のトラブルが発生した場合にもすぐに駆けつけることができますから、管理の立場としても非常に安心です。

SmartDriveには、登録した場所へ立ち寄ると自動で通知が送られる「ジオフェンス機能」もございますので、役員さまが近くまでいらっしゃっるタイミングで事前の準備をされたり、無事にご自宅に到着されたかを確認したりすることもできます。

目的地近くまで到着していることがわかれば、スケジュールと照らし合わせて次の予定を確認できますから便利ですね。実際に、役員が遠方の外出先から車で帰社して面会をする予定があった時には、リアルタイムで位置を把握し、これならまず間に合うであろうと事前に確認できたので、慌てずに待ててとても重宝しました。

日常的に利用しているのは日報機能です。ドライバーには毎日スマホアプリから日報に行き先を入力してもらい、自宅送迎か、ゴルフか、企業訪問か、用途の区分をできるようにすることで、どのように役員用自動車が使用されているのかという走行実績を把握しています。また、備考欄に、関係者のみがわかる略語を入力してもらい、誰がどれだけ使用しているのかも確認できるようにしています。

走行実績と用途を細かに記録しているのは、会計処理の際に活用するためでもあります。これまでは、ETCの請求書と手書きの日報を一件一件つけあわせながら、「これは交際費該当か、否か」といった具合に会計処理に必要な事項の転記をしていたので、非常に時間がかかっていたのです。データを活用してシステム的に会計処理につなげられるようにしたため、業務委託先にお願いしていたことも含め、役員車運行業務の効率化にもつなげることができました。

ETCの請求データと日報の入力データを紐付けて出力することができれば、正しく簡単に処理を進めることができます。今後、そうしたアップデートも検討いただけると非常に助かりますね。

貴重なご意見をありがとうございます。今後の参考にさせていただければと思います。

SmartDriveでは走行データを分析し、レポートとして表示する機能をオプションで提供しています。お話を伺っていますと、どの用途で一番車両が活用されているのか、頻度はどれくらいかなどを分析する、「訪問分析レポート」がお役立ていただけるかもしれません。

なるほど。まずは現在ある機能をフルに活用して運用し、必要に応じてステップアップという形でオプションの検討をしていきたいと思います。

安全運転イベントで上位に入賞!安全運転への意識を高めるポイントは?

安全運転意識を向上させるために、どのようにSmartDriveを活用されていますか?

ドライバーには、SmartDriveで運転状況が取得できるようになることを伝え、組織としては「77点以上を目指す」という目標を設定しました。この点数は、弊社で一部の運転手を対象に3週間ほど運転のデータを取った際の平均点です。当初は私たちも何が目指すべきものの正解かがわからず、手探りのところがありましたが、ドライバーを信じ、年間を通して一定以上のスコアにしていきましょうと声をかけ続けました。

その成果として、昨年11月に開催した全国安全運転イベントでも企業別ランキングで85社中7位に入賞されました。おめでとうございます。

ありがとうございます。もともと定刻運行よりも安全運行の方をより重視するように委託先やドライバーにお願いするようにしていましたが、導入したことで確実に安全運転への意識が高まったと実感しております。

イベント期間中は平均点が81.8点を記録されており、みなさまが高い安全運転意識でご対応されていたことが伝わります。本イベントについて、ドライバーのみなさまへ事前にお声がけ等されたのでしょうか?

声がけしたのはおもに社員ドライバーですが、委託先のドライバーさんにもイベント参加についてはお伝えしました。社内外関係なく、ドライバーが一丸となって意識を高め、いつも以上に慎重な運転をしてもらった結果、このような好成績を収めることができたのだと思っております。

SmartDriveの安全運転診断は、75点が全企業様の平均点となっておりますので、80点以上を継続して出すことはなかなか難しいと考えています。

安心をお届けする生命保険会社で、唯一、人様の身体に直接的な影響を与えてしまいかねない自動車に役員を乗せて運転していますので、みなさん、本当に普段から丁寧な運転を心がけてくださっています。ただ、役員を目的地に下ろした後に一人になるとどうしても緊張感の持続が難しいらしく、無意識のうちに慎重さが低下してしまうようで…。そうした時に、やや点数が低くなる傾向があるみたいですが、それが把握できたのもSmartDriveで運転が可視化できるようになったから。過去には事前の運行計画と異なる運行が発生する場面もあったようですが、今は走行ルートが明確に記録されますので、役員とドライバーの行動が全て事後に検証できるようになっています。

安全運転の意識を高め、正しい用途で正しく利用する。それが実現できるようになったのも、SmartDriveのおかげですね。

普段、どのようなアドバイスや対策をされていらっしゃるのかお教えいただけますか?

委託先の職業ドライバーさんは普段からプロ意識が高いですし、弊社の社員ドライバーも職業として運転をしていますので、安全運転への意識はしっかり持っています。私たち秘書部としましては、安全・丁寧・確実な運行が実現できるように、その都度、必要な情報を共有し、みんなが同じ視点で業務にあたれるよう、環境を整えてまいりました。

たとえば、「横断歩道のない交差点で歩行者が急に進路に入ってきた」など、具体的に何かが発生した場合は事例として取り上げ、全ドライバーに共有し、ドライブレコーダーの映像をもとにシミュレーションをしたり、この場合はこのように運転しましょうとポイントを伝えたり。誰に対しても、同じ情報を共有し、同じ意識を持ってもらうことが重要です。

社内外関係なく、ドライバーはみな、同じ役員車を運転する、つまり、同じ目的を持って業務に当たる仲間です。つねに仲間であり、チームであるという意識を忘れず、同じ視点で安全運転を推進してきたことが、最終的に良い結果につながったのだと思います。

安全運転は、個人ではなくチームで実現するもの

佐藤様は、どのような環境・しくみがあれば、さらなる安全運転につながっていくと考えますか?

SmartDriveは、急ハンドル等の危険運転が発生した際にアラートが通知されますよね。その場で即座にアラートが鳴ればすぐにドライバーに注意喚起できますが、役員を乗せていますから、驚かせてしまったり、かえって不安な思いをさせてしまったりすることも考えられます。タイミングやアラートの出し方は工夫が必要かと思いますが、例えば一走行が完了した際にドライバーにレポートが送信されて「あの時のアラートはここで発生していた」と即座に振り返ることができれば、さらに意識が変わっていくかもしれません。

瞬時にではなく、“ほどほどの”タイムリーさと、企業様での事情に合わせた調整が必要ですね。

おっしゃる通りで、どのような情報をどのように組み合わせて伝えれば、適切かつ響く指導ができるのか…それは我々も今後も模索していく必要があります。

基本的には乗車者がいるものの、一人で運転している時間も長い。そうした油断しやすい時にこそ、誰かに見られている、良い言い方で言うと”常に見守られている”ということが、さまざまな良い効果を生み出すのではないかと考えています。ですから、可視化された運転や可視化された走行ルートは、安全運転意識の向上に必要不可欠な材料の一つなのです。

可視化を監視と捉えられるのか、見守りと捉えられるか、受け取り方で大きく変わってしまいますので、ドライバーの理解も必要です。

そうですね。とはいえ、会社の看板を背負って運転していただいていますので、万が一ですが事故を起こしてしまった場合は「第一生命が事故を起こした」となってしまう。私どもは生命保険会社であり、みなさまに安心をお届けするという使命のもとで、事業を展開していますから、事故はあってはならないものです。そうした心づもりで、これからもハンドルを握っていただきたいですね。

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導入事例をまとめてご紹介

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SmartDrive Fleet を使って業務効率化や労務管理、
安全運転推進などを実現している成功事例をご紹介します。

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