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車両管理システムは本当に効果があるのか — 導入後半年で変わった安全運転への意識

2019年末にSmartDriveFleetのユーザー企業に対して実施した安全運転キャンペーンを実施しました。本キャンペーンでは、運転スコアが高いドライバーをきちんと評価することを目的としています。
株式会社セガ エンタテイメントにてメカニックとして活躍する棟渡様は、非常に高い運転スコアとなっており、普段の業務を行う上で気をつけていることや、安全運転のコツなどをうかがってきました。

[インタビュイー] 株式会社セガ エンタテイメント 中日本営業部 愛知静岡エリアA メカニック 棟渡 昭二様

車両管理システムは本当に効果があるのか — 導入後半年で変わった安全運転への意識

3分でわかるSmartDrive Fleet

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SmartDrive Fleet導入実績

SmartDrive Fleet は、アルコールチェック記録をはじめ「安全運転管理・法令遵守・DX」3つの観点から業務で車両を利用する企業の様々な課題をワンストップで解決できるクラウド型車両管理サービスです。簡潔にサービス概要をご紹介しています。

導入前は自分の運転レベルを意識していなかった

私は新卒で株式会社セガ エンタテイメントに入社し、30年以上経ちます。現在はメカニックとして、愛知県と岐阜県のアミューズメント施設8店舗でゲーム機の保守・管理及び、店舗にいるメカニック担当への技術指導をしています。

当社はセガグループの一員として、全国200店舗以上あるアミューズメント施設の運営と管理を行う企業です。私は毎日9時半に事務所へ着き、メールや社内のイントラネット、各お店のゲーム機の稼働状況を確認し、その後、車両で店舗に向かっています。1日あたり、だいたい2〜3店舗を回りますが、担当エリア以外の店舗も支援の依頼があれば向かいます。大型マシンの交換や搬入・搬出作業には人手が必要ですので。私がいつも運転している車はハイエースです。

導入前は、ご自身の運転レベルをどのくらいだと思っていましたか。

運転がスコアとして評価されるツールは初めて利用しました。導入するまでは、自分の運転レベルがどれくらいかなど、考えもしませんでしたね。私自身は車が好きで、趣味はドライブ。18歳で免許を取得、事故を起こしたのは初めて車を購入した時に一度だけです。プライベートでは、普段乗る用の車と、サーキットで走る用の車を3台、計4台を所有しています。

棟渡様が実際にサーキットで運転している写真 

車両管理システムの導入で変わった意識

SmartDrive Fleetの導入で、どのように意識が変わりましたか。

運転スコアは毎日確認しますが、走行履歴を見ると、いつもハンドリングの点数が低いのでその点が気になっています。

ハンドリングは、右と左、両方を含めた点数になりますので、他と比べて低い点数が表示されるのかもしれません。G-ForceマップはデバイスにかかったGの動きをそのまま表示しています。ハンドリングは、この点が横になめらかですと、ハンドリングが滑らかだということです。

急なハンドリングはしていませんが、田舎道なので道路に凹凸が多いことが関係しているのかもしれません。

それは一理あるかもしれませんね。ここに、2019年7月からの走行データをまとめたものを出力してきました。こちらを拝見すると、点数がぐんぐんと良くなり、運転が改善されていることがわかります。

導入してから、毎日スコアを気にするようになり、自然と意識が変わりました。利用を開始した7月ごろは70点台後半でしたが、現在は80点台後半から90点以上。当時は安全運転を考慮せずに運転していたのですが、8月から本格導入したことで、安全運転を心がけるようになりました。スピードも出さなくなりましたし、前より車間も十分に取るようになったため、それが点数にも反映されているようです。

現在はおもに愛知県で運転されることが多いとのことですが、地域特有の運転傾向などあれば教えてください。

いつも交通事故の多さでワーストワンに入るのが愛知県。外部から来た私が客観的に見て、右折車線をそのまま走ってしまうとか、ウィンカーを出さずに曲がるとか、急な割り込みするとか、そういった運転の癖があるように感じますね。また、スピードを出す方も多いようです。そうした傾向から、より一層、余裕を持った運転を心がけています。

導入当初はネガティブなイメージだったけど…

車両管理サービスの導入が決まった時、どんな印象をお持ちになりましたか。 

正直に言いますと、導入の話を聞いてはじめは“監視される”というネガティブなイメージを持っていました。しかし導入しても、いつも通りに業務にあたっていると何も気にすることはありませんし、逆に以前より安全を優先するようになったので良かったのではないかと。

また、手書きの日報が不要になりましたので、業務時間が大幅に短縮できたのもありがたくて。手書きだと、記入漏れや記入忘れがたまに発生しますし、毎日、面倒だなあと思っていたんです。それが自動になったので無駄な時間がなくなり、本来の業務に時間を割り当てられる。非常に助かっていますね。

アプリに対して、ここを改善して欲しい、こんな機能が欲しいなど、何かご意見はありますか。

危険な運転が生じた瞬間に警告音が鳴ると助かりますね。「あ、この運転は危険だったんだ、ここで曲がる時は注意しよう」と、すぐに振り返りができますから。とくに、同じルートを走行することが多いので、危険運転をした箇所がわかるヒヤリハットマップがあると、事前に意識することができると思います。

安全運転を啓蒙するために伝えたいことはございますか。 

余裕を持って運転しましょう。SmartDriveFleetアプリの日報には、距離や時間が正確に反映されます。それを見ると、AからBに行くには大体このぐらい時間がかかると予測できますので、私はこの情報をもとにして余裕を持った移動スケジュールを作るようにしています。あとは、思いやりと譲り合いの心を持つことが大事。

安全運転を徹底するには、その人の意識を変えるのが一番早いですが、そうすんなりとは変えられないものです。その際は、自分一人だけではなく、他者の命を奪うことにもなるんだよと、命の尊さを伝えるようにしています。

秋の運転イベントにご参加された感想を教えてください。 

本社の担当者から、導入している車両の運転手全員に中間と最終結果報告の順位がきました。同じメカニックで、点数が良いドライバーがいますが、上位に入れなかったことを悔しがっていました(笑)。ドライバーは皆、結果をしっかり受け止めつつ、反省もしていましたので、ここからまた、安全運転への意識が高まっていくのではないでしょうか。

安全運転をするためには、まずは安全な運転を意識する。そして、日々運転を振り返り改善してくことがとても重要ですね。これからも、皆様の見本となる安全運転を宜しくお願いいたします!

本日は、お忙しい中ありがとうございました。

安全運転キャンペーン、1位入賞の表彰状をお渡しいたしました。

筆者紹介

株式会社スマートドライブ
編集部

株式会社スマートドライブ編集部です。安全運転・車両管理・法令遵守についてわかりやすく解説します。株式会社スマートドライブは、2013年の創業以来、「移動の進化を後押しする」をコーポレートビジョンに掲げ、移動にまつわるモビリティサービスを提供しています。SmartDrive Fleetは、1,700社以上への導入実績があり、車両に関わる業務の改善や安全運転の推進などに役立てられています。また、東京証券取引所グロース市場に上場しています。 SmartDrive Fleetは情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度「ISMS認証(ISO/IEC 27001:2013)」を取得しています。

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