手軽で直感的に操作ができる!車両管理アプリおすすめ10選
車両管理システムは、運送業などの営業車(緑ナンバー)を利用する企業だけではなく、社有車として自家用車(白ナンバー)を利用する企業にとっても欠かせないものになりつつあります。しかし、システム導入には社内稟議などのハードルも高く、どれを導入すればよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そんな中、最近注目を集めているのが、スマートフォンアプリを活用した車両管理システムです。本記事では、車両管理アプリを提供しているサービスのおすすめ7選をご紹介します。
3分でわかるSmartDrive Fleet
SmartDrive Fleet は、アルコールチェック記録をはじめ「安全運転管理・法令遵守・DX」3つの観点から業務で車両を利用する企業の様々な課題をワンストップで解決できるクラウド型車両管理サービスです。簡潔にサービス概要をご紹介しています。
車両管理とは
車両管理とは、企業や組織などが保有する車両(リース車両、レンタカーも含む)とドライバーを管理する業務の総称を言います。車両管理の主な目的は安全の確保とリスクマネジメントです。そのため、車両の管理から保守・点検、ドライバーの情報と健康管理、運行管理、事故時の対応に至るまで、その業務は多岐に渡ります。
詳しくは「車両管理とは?メリットや導入方法についてわかりやすく解説」をご参照ください。
車両管理・アルコールチェックの課題解決をSmartDrive Fleetがサポートいたします。以下から気軽にご相談ください。
車両管理アプリ、6つのメイン機能
GPSによる位置情報取得機能
スマホに搭載されたGPS機能を使って、各車両がどこを走行しているのか、停車中か、顧客先か、目的地まであとどれくらいで到着するのかなど、状況を把握することができます。プライベートでの使用やマイカーの使用を許可している場合も、私的利用であることがわかるため、労務管理にも役立ちます。
走行ルートの記録機能
上記、GPSによる位置情報から1日の走行ルートを記録。ルートが決まっている場合は、走行ルートをもとに遠回りをしていないか、無駄な移動はないかを洗い出し、ルートの最適化につなげることも可能です。
自動で作成できる運転日報
走行記録をもとに、簡単な入力のみで日々の運転日報が作成できるため、手書きの際にかかっていた時間を大幅に短縮。手書き日報による字が崩れて読めない、記入漏れがあるといった課題を解決します。
業務記録
荷物の積み下ろしと運転による移動時間、休憩時間など、各ドライバーの一日における業務内容が把握できます。
運転診断機能
車載デバイスとの連携が必要なものもありますが、急ハンドル・急加速・急減速といった危険操作をセンサが検知しデータ化できるのが、運転診断機能の特徴です。結果は、運転の改善や安全運転意識の向上に活用できます。
予約の重複を防ぐ、車両予約機能
車両を複数のドライバー間でシェアしている場合に便利な予約機能。予約の重複を防ぎ、運用をスムーズにします。
車両管理アプリのメリットとデメリットとは
車両管理アプリを導入するメリットは次の4つ。
メリット1:位置情報の取得により業務効率が向上する
リアルタイムで位置情報が取得できることで、緊急時やトラブル時の早急な対応だけでなく、顧客から急な依頼を受けた場合も近くを走行中のドライバーに的確な指示を出すことが可能です。
また、走行ルートを最適化することで業務効率が上がり、生産性アップと売り上げアップも望めます。
メリット2:安全運転意識を高める
普段は目の届かない場所にいるドライバーの運転状況を把握できることで、ドライバーに適切な安全運転教育が実施できます。ドライバー自身も自分の運転を客観的に知ることで、安全運転のために運転を改善しようとする意識が芽生えます。
メリット3:ドライバーと管理者の業務負担を軽減する
安全運転管理者は日々、多様な業務をこなしながら、安全な運行が実現できるよう、最適化していかなくてはなりません。車両管理アプリを利用すれば、ドライバーや車両の情報を一元管理できるようになるため、紙より管理がしやすく、業務負担も大幅に軽減できます。また、ドライバーも業務記録や運転日報を手書きで記録する手間が省けるため、時間の削減にも。
メリット4:車両台数の最適化によりコスト削減が実現する
正確な稼働状況を把握できるようになるため、無駄な配車をなくし、車両台数を最適化できるようになります。車両を一台でも軽減できれば、ガソリン代をはじめとする維持費を削減でき、安全運転により企業全体で事故を減らすことができれば保険の見直しも可能です。
一方で次のようなデメリットも。
デメリット1:ドライバーから「監視されている」と思われてしまう
車両の位置が特定できるため、ドライバーに「監視されているようで嫌だな」というネガティブな印象を与えたり、反対の声が上がったりすることも考えられます。安全のため、ドライバーの業務負担を軽減するためなど、導入によってドライバーにどのようなメリットがあるのかを伝えたうえで導入を進めるとスムーズです。
デメリット2:月額費用がかかる
利用するサービスによって異なりますが、初期導入費用やアカウント数に応じた月額使用料がかかります。
デメリット3:スマホまたはタブレットが必要になる
アプリを利用するにはスマホまたはタブレットが必要です。高齢ドライバーの場合、アプリの使い方がわからない、スマホを持っていないということも。誰もが簡単に使用できるものを選び、使い方が理解できるまでレクチャーする時間を確保しましょう。
車両管理アプリを選ぶには?3つの比較方法
現在は多種多様なアプリが販売・提供されています。どのアプリが良いのか迷った際は、次の比較ポイントを参考に選出してください。
課題を抽出し、目的に合わせて選ぶ
事故削減と安全運転、業務効率アップ、労務管理の徹底、車両台数の最適化など、企業によって課題はさまざま。今すぐ解決したい課題、この先、解決していきたい課題を洗い出し、それらを実現できる機能を有したアプリを選びましょう。
アプリごとに搭載されている機能と精度は異なりますので、求める機能が搭載されたアプリをいくつか選出し、その機能について具体的に比較を進めてから最終的に導入するアプリを検討しましょう。トライアルが利用できる場合は一度試しに使ってみるのも○です。
コストで選ぶ
管理者視点で重要なのが初期費用と月々のコスト。料金形態についてはサービスごとに異なりますので、必ず確認してください。とくに、アカウント数(ドライバー数)によって月額費用は変わりますので、予算に合わせて選択しましょう。
必要なデバイス、使い勝手で選ぶ
多いのはドライバーにはアプリかタブレット、管理者はPCで管理するというパターンです。ただし、中にはアプリとの連携専用の車載器を搭載するもの、管理用ソフトを導入しなくてはならないものもあり、その分のコストも必要になります。目的、コストと合わせて、誰もが使いやすい製品を選ぶことがポイントです。
車の管理はアプリにおかませ!日本国内のオススメ車両管理アプリ10選
スマートドライブ「クラウド車両管理システム SmartDrive Fleet」
「事故を減らしたい」「リアルタイムの位置情報を把握したい」「車にかかるコストを削減したい」「常務記録の管理が大変」など、車両を所有する企業であれば、多くの課題を抱えているはず。そうした煩雑で複雑な車両管理と安全管理を直感的な操作でまるっと管理できるのがスマートドライブの「SmartDrive Fleet」。
運転日報や走行記録などを自動化し、ドライバーが安全かつ、本来の業務に集中できるように開発されたアプリです。お客様に合わせて最適化させるため、効果が実感しやすいと好評です。比較検討したい企業や使い方を把握したい企業は無料のデモ体験で使いやすさを体験できます。
<主要機能>
- GPS機能によるリアルタイムの位置情報管理
- G-Forceを活用した精度の高い走行履歴の自動記録
- 業務記録、自動運転日報作成
- 車両予約
- 独自開発の高精度な運転診断
公式サイト:https://smartdrive.co.jp/fleet/
使用料:アプリの料金は月額ライセンス費用に含まれているため、無料でダウンロード可能です。
iOS/Androidどちらも使用可能
キムラユニティー「くるまぷり」
出典:キムラユニティー
キムラユニティーが提供している管理者向けのクラウド型車両管理システム「KIBACO」は、オプションとしてドライバー向けに「くるまぷり」を提供しています。ドライバーが楽しみながらアプリを利用できるゲーム機能や1日のタスク管理、免許の管理など、ドライバーが意識的に活用したくなる機能が多く搭載されています。
<主要機能>
- 運転挙動分析
- 事故・故障など、各種トラブル発生時の対応支援
- 運転日報入力
- 共有車両の予約管理
- 車検・定期点検時期の確認
- 安全啓蒙コンテンツの共有・配信
公式サイト:https://kurumappli.jp/
使用料:1アカウントにつき500円
iOSのみ
ナビタイム「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」
出典:ナビタイム
ナビタイムの強みでもある高度なカーナビゲーション機能。ビジネスナビタイム動態管理ソリューションでは、車高や車幅、積載量や排気量の登録で、車両に応じた走行可能な最適なルートを検索して案内してくれます。また、案件の進捗状況や交通情報や警報・注意報のアラートなどで、ドライバーの安全な走行をサポート。ベテランドライバーの走行ルートを学習して他のドライバーのナビに反映させる機能もあるので、初心者ドライバーの教育、作業の平準化にも役立ちます。無料トライアルもあるので、お試しでの利用も可能です。
<主要機能>
- より正確かつ詳細なカーナビゲーション
- ベテランルート機能
- 運転日報作成機能・案件ステータスの自動更新
公式サイト:http://fleet.navitime.co.jp/
使用料は要問い合わせ
iOS/Android、タブレットで使用可能
ゼンリンデータコム「いつもNABI動態管理サービス」
出典:ゼンリンデータコム
導入時に必要な専用機器は一切なく、スマホやタブレットにアプリをダウンロードするだけで誰でも、いつでもどこからでも簡単に動態管理できるシステムです。スマホアプリは動作環境や予算などに応じてナビ版と簡易版が用意されています。ゼンリンの高性能な地図データを活用したナビ機能、リアルタイムでの位置情報確認、ステータス報告管理など、業務の効率化に繋がる機能が多く搭載されています。
<主要機能>
- 高性能なカーナビゲーション
- GPS機能によるリアルタイムの位置情報管理
- 運行実績管理
- 案件のステータス管理
- 運転日報作成機能
公式サイト:https://www.zenrin-datacom.net/business/tracking/
使用料は要問い合わせ
iOS/Android、タブレットで使用可能
ドコモ・システムズ「docoですcar NEXT」
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズが提供する「docoですcar NEXT」は、使用する端末や初期費用、利用頻度や目的などによってさまざまなプランが展開されている動態管理システムです。もっとも気軽に取り入れるためにおすすめされているのがスマホのプラン。その名の通り、いつでもどこでもインターネット経由で車両の位置情報や走行状況をリアルタイムに確認できます。
<主要機能>
- 動態管理機能
- 安全運転支援
- 輸配送の進捗管理
公式サイト:https://www.ntt.com/business/services/docodesucar/move.html
使用料:標準プラン1,980円/台
iOS/Android、GPS搭載の携帯電話で使用可能
オンラインコンサルタント「ODIN 動態管理」
出典:オンラインコンサルタント
配送会社にフォーカスしたサービスとして提供されている、オンラインコンサルタントの「ODIN 動態管理」。スマホが世間に普及し始めた2012年から動態管理の開発を行ってきた同社のアプリは、全自動でドライバーのプライバシーにも配慮された豊富な機能が展開されています。曜日・時間の設定で自動オン・オフができる機能、メッセージの既読機能や作業へのコメント記載機能など、面倒な操作を省いて配送業務の効率化を支援する機能が満載。14日間のお試し期間やデモもあります。
<主要機能>
- GPS機能による位置情報記録
- 運転日報作成
- 高度なメッセージング機能
- アラーム機能
公式サイト:https://doutaikanri.com/
使用料:月額1,200円/1アカウント
iOS/Androidどちらも使用可能
AXIS「KITARO」
出典:AXIS
アダプタ式、デジタコ式、ドラレコ式、バイク専用など、予算と目的に合わせた多様なラインナップを展開するAXISの「KITARO」。Googleマップを活用したリアルタイム位置情報や走行履歴、オンラインで簡単に作成できる日報機能、安全評価など、運行のオペレーションをスムーズにするサービスです。質の高いルート誘導、精度の高い到着予想時刻など、運行管理に役立つ機能が多く搭載されています。
<主要機能>
- ドライバーが指定する車両への乗降通知
- 休憩や停車時などの状況記録
- メッセージング機能
- 車両予約
公式サイト:https://kitaro-sdp.com/digitacho.html
使用料は要問い合わせ
iOS/Androidどちらも使用可能
ビークルアシスト
出典:ビークルアシスト
東京に本社を構え、高性能なカーナビゲーションシステムやカーオーディオをはじめ、車載機器に特化した製品を数々展開しているパイオニア。同社が展開している車両管理システム「ビークルアシスト」は、用途や目的に合わせてデバイスを選択し、社用車の事故削減、管理業務・運行業務の効率化をサポートしています。
<主要機能>
- 運行ルート自動作成機能
- 走行ログをもとにした自動日報
- 危険運転警告で安全運転サポート
- リアルタイム位置情報把握
公式サイト:https://mobility-service.pioneer.jp/
使用料は要問い合わせ
iOS/Android、タブレットで使用可能
Cariot(キャリオット)
出典:フレクト
クルマと企業をつなぐドライバーの働き方改革クラウドとして、多種多様な業種・業界で利用されているのが、フレクトが提供している「Cariot(キャリオット)」。現場視点で考えられた機能、管理者視点で整えられた管理画面で無駄なく、無理なく使える設計になっています。アプリはドライバーのスマホにダウンロードし、走行したら利用をスタートできる手軽さ。管理者はスマホ経由で取得したデータをPC上で管理・確認できます。
<主要機能>
- 管理者・ドライバー・お客さんが簡単に意思疎通できる位置情報共有機能
- アルコールチェックの記録・保存
- 自動運転日報作成
- 共有車両予約
公式サイト:https://www.cariot.jp/
使用料は要問い合わせ、無料トライアルあり。
iOS/Androidどちらも使用可能
みつけて.net for 社用車管理
出典:ナスカ
必要最低限の機能で、今・どこにいるのか、位置情報だけ分かれば良いという企業向けに展開されているのが株式会社ナスカの「みつけて.net.for 社用車管理」アプリ。シンプルな設計と機能で、誰でも簡単に使えます。
<主要機能>
- 運行状況を地図上で確認できるリアルタイム位置情報
- 位置情報をドライバーで共有
公式サイト:https://www.from.co.jp/service/service_car.html
使用料:標準プラン240円/台(6ヶ月契約y)、ただし、専用のビーコン1台分5,000円が必要です。
iOS/Androidどちらも使用可能