社用車
企業で保有・利用する車両のこと。「営業車」とも呼ばれている。
社用車の利用にあたっては「商品を含めた荷物を多く積み込むタイプ」や「社員が移動するだけのクルマ」、「長距離移動するクルマ」、「送迎用のクルマ」 など、自家用車と違って使用用途に応じて最適な車種を選ぶことが重要である。
この社用車を管理していく上で忘れてならないのは、社用車はほかの会社の資産と異なり「人が中に乗って移動をする」という点にある。
外を走っている間は管理担当者の目を離れる上に、従業員が車両を運転すればするだけ事故を起こす可能性も高まる。社用車を所有することはある種のリスクを伴うことになるため会社としてしっかり管理していく必要がある。
社用車の管理にあたっては、これまでは専用の車載器の導入により行えたが、工事が必要な点や専用のシステムをインストールしなければいけないといったハードルからあまり普及が進まなかった。昨今では工事不要でインストール不要のクラウド型車両管理サービスが登場し手軽に導入できるといったことから普及が進んでおり、企業における車両管理業務の効率化を後押ししている。